BMW Motorrad「S1000RR」 あらゆる面で進化した新型モデル公開

　BMW Motorradは、スポーツモデル「S1000RR」の最新モデルを公開しました。

　排気量999ccの直列4気筒エンジンを搭載するS1000RRは、同社のスーパースポーツモデル「M1000RR」とならびBMW Motorradのスポーツモデルの最高峰に位置する大型モデルです。

　S1000RRの新型モデルでは、ピークパワーを従来モデルより2kW（3ps）アップの154kW（210ps）／13,750rpm（米国仕様車は除く）まで引き上げた新エンジンを搭載。ピーク出力を向上しつつ使用可能なエンジン回転域は大幅に拡大されています。

　また、新型S1000RRではダイナミック・トラクション・コントロール（DTC）の新機能として、カーブ立ち上がり時のトラクションコントロールシステムのドリフト角度を、あらかじめ2種類から選択することができるスライド・コントロール機能を追加。

　横方向への柔軟性を最適化する目的でサイド部分にいくつかの開口部が設けられたメインフレーム、ステアリング角度やトリプルツリーのオフセット変更による新しいシャシー・ジオメトリー、”Slick “の設定機能が追加されたABS Proなども採用されています。

　そのほか、ウィングレット、フロントおよびリアセクションのデザイン変更、新しいカラーリングを採用したS1000RR新型モデル。日本導入時期が気になるところです。

Comments

DTCの機能が最新化されるのはいいが、レースでないのだからウイングはいらない。前の型が好きだな。

ウィングはパニガーレV4になりたかったのか？
せっかくのスタイリッシュなデザインがこのダサいウィングでぶち壊されてるんだが...
これはオプションなのか純正なのか...