日本における仕事グルマの代表格として知られるトヨタ ハイエース(TOYOTA HIACE)が、安全装備を充実化させる一部改良を受け2020年5月1日に発売される。またハイエースをベースにしたトヨタ救急車も一部改良され、こちらは2020年6月26日に発売される。
死角を減らす、安全性を高めるオプション設定を拡充
ハイエースに衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」が標準装備されたのは2017年11月のこと。商用車とこれをベースとした乗用車に運転支援システムが搭載されたとあって、注目を浴びたニュースだった。そして2020年4月17日、安全性を高めるオプション装備拡充を図る改良が発表された。
【くるま問答】トヨタ2000GTのサイドにある四角い部分には、いったい何が入っているのか?
今回新たに選択できるようになった装備は、車両後方のカメラ映像をルームミラーに映し出す「デジタルインナーミラー」と、車両上方から見たような映像をカーナビ画面へ表示する「パノラミックビューモニター(AT車のみ)」。死角となりやすい視界を確認しやすく、また安全確認をサポートしてくれる装備だ。
この他にも、アクセルペダル踏み間違い時に衝突被害軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー・パーキングサポートブレーキ(静止物)」も、Toyota Safety Sense装着のAT車にオプション設定された。
またオプティトロンメーター搭載モデルは、メーター横に4.2インチディスプレイを配置して、航続可能距離やクリアランスソナーなどさまざまな車両情報を表示させることができるようになった。
ちなみに、販売店の違いによって設定されていたレジアスエースが今回の一部改良以降、廃止される。1990年代から続いていたブランドだけに惜しまれる声が聞こえてきそうだ。
トヨタ ハイエース 主要グレードの車両価格
バン:219万2000円~411万8000円
ワゴン:288万6000円~399万4000円
コミューター:322万1000円~374万7000円
トヨタ救急車も運転支援システム「Toyota Safety Sense」を標準装備
さらに2020年4月17日、ハイエースをベースとする「トヨタ救急車」と「トヨタ救急車 ハイメディック」にも改良が施され、2020年6月25日に発売されることがトヨタによって発表された。
こちらの改良点は、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備させるというもの。ミリ波レーダーと単眼カメラによって、昼間の歩行者を検知して衝突回避を支援してくれる「プリクラッシュセーフティ」、車線逸脱を警告してくれる「レーンディパーチャーアラート」、「オートマチックハイビーム」の先進安全機能含んでいる。また、VSC(Vehicle Stability Control)やTRC(Traction Control)といった走行安定性を高める機能を標準装備。トランスミッションを6速AT化して静粛性と走行の滑らかさを高められている。
これと同時に、ハイエースと同様のオプション「デジタルインナーミラー」と「パノラミックビューモニター」を選択できるようになった。
トヨタ救急車 車両価格
トヨタ救急車(FR):564万5000円
トヨタ救急車(4WD):595万3000円
トヨタ救急車 ハイメディック(FR):1159万円
トヨタ救急車 ハイメディック(4WD):1189万8000円
[ アルバム : トヨタ ハイエースとトヨタ救急車 はオリジナルサイトでご覧ください ]
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日産の「和製スーパーカー」!? 斬新「3人乗り」仕様&目がバグる「幅狭」仕様! “後輪駆動”でめちゃ楽しそうな「ブレードグライダー」とは
[N-BOX]が[スペーシア]に負けるなんて…絶対王者 N-BOXに何が起こったのか!?!?!?
日産「“ミニ”ケンメリGT-R」実車展示に大反響! “全長3m級”ボディの「斬新スポーツカー」がスゴい! 幻の「ちびメリ」とは?
5速MT搭載! 三菱が新型「軽トラック」を発表! ワイルドな「角張りボディ」採用した商用モデル「新型ミニキャブ」に反響続々!
異形の新型「“完全フルオープン“スポーツカー」初公開に反響多数!?「もはやF1マシン」「美しすぎる」 爆速2シーター「ピュアスポーツ」”地中海の宝石”に登場
みんなのコメント