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なぜ日本で売らない? 爆売れもありえる未発売車3選

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なぜ日本で売らない? 爆売れもありえる未発売車3選

■日本のラインナップよりも… 売れそうなモデルが多数!

日本の自動車メーカーは、グローバル化に伴い、各国や地域のニーズに合わせた専用モデルを展開しています。日本の場合、もっとも分かりやすいのが軽自動車ですが、ほかの場所にはどのような日本未発売モデルがあるのでしょうか。

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スズキ「ビターラ ブレッツァ」

スズキのインド専用車としてSUVの「ビターラ ブレッツァ」があります。これは、スズキにとってきわめて重要な存在となり、初登場から4年弱で累計50万台以上を販売した同社の主力モデルで、1年で約12万5000台も販売している計算です。

2019年にもっとも売れた登録車のトヨタプリウス」が12万5587台を記録していることから、ビターラ ブレッツァは、同等の人気を誇るモデルだといえます。

日本のSUV市場では、トヨタ「ライズ」が好調ですが、同様にインドでは驚異的な人気を誇るのがビターラ ブレッツァとなり、インドのコンパクトSUV市場では、約半数となる44.1%(2019年春時点)を記録。

パワートレインは、1.5リッターの自然吸気ガソリンエンジンのみとなり、5速MTと4速ATが設定され、後者はマイルドハイブリッドを組み合わせています。

また、ボディサイズは全長3995mm×全幅1790mmという、ライズと似たようなサイズ感です。そのため、もし日本で販売されれば、激戦のコンパクトSUV市場でも売れる可能性もあるのです。

しかし、現時点でスズキは「日本での販売予定はありません」というように、あくまでもインド市場向けというモデルだといいます。

ホンダモビリオ

かつて日本市場には、ホンダのミニバン「モビリオ」というモデルが2001年から2008年まで販売されていました。

現在では、その後継モデルがタイやインドなどのアジア圏で販売されているのです。現行モビリオは、2014年1月から販売されています。

現行モビリオは、インドネシア国内でもっとも販売台数の多いMPV(日本のミニバン)の低価格帯市場に、ホンダとして初参入するモデルでした。

3列シートで乗車定員7名分という広々とした室内空間を特長としながら、現地でニーズの高い全長4400mm以内の駐車スペースに収まるコンパクトなサイズです。

パワートレインは、1.5リッター直列4気筒VTECエンジンを搭載し、高い走行性能と低燃費を両立。さらに、路面状況を考慮したSUV並の最低地上高185mmを確保しています。

現行モビリオは、専用モデルとなり、ボディの衝突設計や安全装備が日本の法律に適さない可能性があるほか、日本には後継車のフリードが販売好調なことや、ステーションワゴンとして似た仕様の「ジェイド」がラインナップされているため、日本導入の可能性は低いといえます。

●トヨタ「イノーバツーリングスポーツ」

トヨタがアジア圏向けに展開するMPVとして「イノーバ」があります。なかでも、よりスポーティさを強調した「イノーバツーリングスポーツ」は、ファミリー層をターゲットしたMPVながら、走りを意識したデザインが好評なようです。

ボディサイズは全長4735mm×全幅1830mm×全高1795mmとなり、7人乗り/8人乗りを設定。パワートレインは、ガソリン車とディーゼル車(地域により排気量は異なる)や、AT/MTを設定しています。

また、後席にヒンジ式ドアを採用しており、日本でミニバンの定番装備となっているスライドドアを搭載していません。

価格帯は、国や地域によって大きく異なりますが、日本市場で人気のミドルサイズミニバンとなるトヨタ「ノアヴォクシーエスクァイア」と同様の、約250万円から約350万円ほどとなります。

日本のミニバンに相当するMPVは、アジア圏で一定の需要が存在し、三菱「エクスパンダー」やそのOEMとなる日産「リヴィナ」などが存在。そのため、日本同様にアジア圏でもMPVは定番化したジャンルのようです。

※ ※ ※

北米の専用モデルでは、日本よりも大きなボディサイズが特徴ですが、アジア圏などでは日本と似たようなニーズが存在することから、日本で販売したとしても売れる可能性はあります。

近い将来、魅力的な他国の専用モデルが日本で発売される日も近いかもしれません。

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みんなのコメント

1件
  • 国産車として売る場合、
    ・ニーズと合っていない
    ・既存の車種とのバッティング
    ・コスト
    がネックでしょ。
    素人考えでもこの程度ならわかる。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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