燃費もいいし、なによりトルクもりもりでパワフル!! しかも軽油だから、ランニングも抑えられるとあって人気のディーゼル車。だが、走行距離がかさめばエンジン内にススが溜まってしまい、本来のパワーを発揮できなくなる可能性も。そして中古ディーゼルを買う際にも注意が必要なのだ。でも、そのススを取り除いてくれるサービスがあった!! これマジで必読!!
文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部
CX-5に8オーナー必読!! マツダディーゼルのネガ「スス付着」をドライアイスで洗浄!? 25万円で本来のパワフルさ復活できるゾ
■ディーゼルの悩みはスス!! どうしたって溜まっちゃうのよ……
OEMを除く全車にディーゼル車を設定しており、低燃費。そしてトルクフルな加速が病みつきになるユーザーも
経済性の高さはもちろんのこと、パワフルでトルクフルな走りが魅力のディーゼルエンジン。
古いものは振動や音、そしてススが発生することによる黒煙の発生がネックとなっていたが、近年リリースされているクリーンディーゼルと呼ばれるものは黒煙もほぼ排出しない。
そのうえ振動や音もかなり抑えられており、快適なドライブを楽しむことができるようになっている。
とはいえディーゼルエンジンである以上、ススの発生は避けられないものである。
そのため、ディーゼル微粒子捕獲フィルター(DPF)で捕集し、ある程度溜まるとDPF再生と呼ばれる機能でススを焼き切るという仕組みとなっているのだ。
■チョイ乗り車はキツい!! スス溜まりで本来のパフォーマンス出ず
長距離に強いディーゼル車のため、やはりチョイ乗りだと不利に働くケースも
このようにススが発生するということはDPFだけでなく、エンジン内部にも徐々にススが蓄積することは残念ながら避けることができない。
ある程度年数や走行距離を重ねたクリーンディーゼル車は不調をきたすことも起きている。
なおススの蓄積はチョイ乗りの多い車両や渋滞路の走行が多い車両に多く、一度に長い距離を走る車両や高速走行が中心の車両の方が少ない傾向はあるものの、いずれにしてもススは付着してしまう。
そしてススの付着がひどくなってくるとエンジンの不調を招いたり、警告灯が点灯してしまったりすることに。
そうなると当然ながらススの除去作業が必要となってくるのだ。
しかしエンジン内部に蓄積したススの除去は一筋縄では行かない。
手の届かない部分の除去は物理的に不可能となってしまうのだが、そんなディーゼル車オーナーに強い味方が存在している。それが「ドライアイス洗浄」なる手法である。
■手作業はほぼムリ!! ドライアイスならエンジン内部もイケる
国産よりも欧州車にディーゼル車が多い傾向だが、中古車を買うときはススにも注意を!!
千葉県千葉市に店舗を構え、マツダ車を中心に多くのディーゼル車のドライアイス洗浄を実施している「F-Factory」。
コチラでは、吸気系の部品を外し、インテークやポートといった吸気回りに蓄積したススを除去することで、本来の性能を取り戻すサービスを実施している。
「スス」というとサラサラとした粉状のものをイメージするかもしれないが、エンジン内部に蓄積するススは熱やオイルなどの影響もあって粘度や硬度の高いものとなっている。
そのため、手作業で簡単に除去するのは至難の業!!
そこで活躍するのがドライアイス洗浄ということになるのだが、これは粒状になったドライアイスをエアーと共に高速噴射し、付着物を除去する。
イメージ的にはサンドブラストなどに近いものと言えば想像しやすいかもしれない。
ただ、サンドブラストは砂を高速でぶつけることで付着物を剥がすのに対し、ドライアイス洗浄はマイナス79℃という超低温によって付着物を瞬間冷却。
付着している母材との温度差によって熱収縮が起こってもろくなり剥がれ落ちるという仕組みとなっているのが大きな違いだ。
そのため、母材が樹脂やガラスなどの衝撃に弱いものであっても安全に付着物を除去することができるのである。
さらにドライアイスはそのまま二酸化炭素として気化してしまうため、サンドブラストなどのようにブラスト材が残ることもない。
そのため、エンジン内部に実施しても問題ないというメリットも存在しているのだ。
また作業に使用するドライアイスはイワタニが製造したものを使用しているが、工場で発生した二酸化炭素が原料となっているため、環境負荷が小さいものとなっている点も見逃せないポイントと言えるだろう。
さらにドライアイス洗浄時に外した部品の一部は超音波洗浄機を用いて内部まで洗浄も実施するので、かなりリフレッシュすることが可能だ。
■ディーラーの半額でできちゃう!!
なおF-Factoryではドライアイス洗浄のほか、専用の洗浄液を用いて吸気系、燃料ライン、タービン周り、DPFの洗浄を行うマルチサーブ洗浄も実施。
ドライアイス洗浄と同時に実施することで、クリーンディーゼル車特有のスス汚れはほぼ洗浄することが可能で、新車時のフィーリングを取り戻すことができるのだ。
同社でドライアイス洗浄とマルチサーブ洗浄のフルコースを実施すると、車種にもよるがマツダ車のクリーンディーゼル車でおおよそ20~25万円の予算が必要となる。
だが、同様の効果を得るための作業をディーラーで実施しようとすると部品交換になり、50万円以上の金額になることも珍しくないことを考えると費用対効果はバツグンと言えるだろう。
そのため、まだまだ愛車に乗り続けたいと考えている人や、アテンザ(MAZDA6)ワゴンのディーゼルMTのように、他に替えが利かない車種に乗っている人などにとってはこれらの作業ができるというのは朗報と言えるのではないだろうか。
もちろん不調が出る前の予防整備としてもオススメできるし、不調が出ている場合でもフルコースの洗浄でなくても本来の性能を取り戻すことができるケースもあるため、気になった人はまずは店舗に問い合わせしてみてはいかがだろうか。
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