ベイビーII の特別モデルが登場
ブガッティと英国のザ・リトル・カー・カンパニー社のコラボレーションにより、1924年のリヨングランプリでデビューを果たした伝説的なブガッティ「タイプ35」の100周年を記念して製造されたスケールモデル「ベイビーII タイプ35 センテナリー・エディション」が初公開されました。センテナリーとは聞きなじみのない単語ですが「100周年」を意味します。75%のスケールに縮小し電動化されたこのベイビーII の特別モデルを見てみましょう。
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史上最も成功したレーシングカーの100周年を記念したモデル
「ベイビーII タイプ35 センテナリー・エディション」として製造された6台のオーダーメイドの傑作は、100年前に自動車界とモータースポーツ界に永続的な遺産を残した6台のブガッティ「タイプ35」レーシングカーからインスピレーションを得たカラーリングでデザインされている。
英国オックスフォードシャーに本社のあるザ・リトル・カー・カンパニーの職人が手作業で製作したこのスケール・ブガッティ・モデルは、アルミニウム製ボディ、コクピット内の真鍮製識別プレート、そしてオリジナルのタイプ35レーシングカーを彷彿とさせる見事なブルー・ド・リヨンのエクステリアカラーが特徴である。
最高級のブガッティ ベイビーII「ピュール・サン」仕様をベース車両として使用したベイビーIIタイプ35 センテナリー・エディションには、オリジナル車両のシャシーナンバー、出力、製造番号が記された真鍮製識別プレートが貼られる。さらに、ベイビーII タイプ35 センテナリー・エディションには、ラジエター、ボンネット、ボートテールに手で描かれた白色のエントリーナンバーが施されている。
各モデルのボディ製造はすべて手作業で行われ、ロックワイヤーの追加やオリジナルのタイプ35に合わせた特注のルーバーなど、独自のディテールが多数組み合わされている。これはサーキットにおけるブガッティの絶え間ない卓越性の追求に敬意を表したものである。
1924年のリヨン・グランプリでの伝説的なタイプ35のデビューは、自動車ファンから永遠に忘れられることはないだろう。レオニコ・ガルニエ(No.21)、ジャン・シャサーニュ(No.7)、ピエール・ド・ヴィスカヤ(No.18)、メオ・コスタンティーニ(No.22)、アーネスト・フリデリッヒ(No.13)が卓越したテクニックを駆使してドライブしたこれらのレーシングカーは瞬く間に世間に衝撃を与えた。
そして、タイプ35は、10年間で2500回以上の勝利と表彰台を獲得し、史上最も成功したレーシングカーとなった。
6台目のタイプ35(オリジナルのプロトタイプ)は、エットーレ・ブガッティ自身によってスペアカーとして保管されていたものである。
6台はすべて販売済み
創業者エットーレ・ブガッティのオリジナル・デザインへのオマージュであるブガッティ・ベイビーIIは、有名なタイプ35を75%のスケールで電動化したものである。このクルマを製造したザ・リトル・カー・カンパニーは、1924年のブガッティ・グランプリのオリジナルカーを3Dスキャンし、ベイビーII タイプ35 センテナリー・エディションを開発した。
先進的な高性能電気モーターを搭載したベイビーII タイプ35 センテナリー・エディションは、忘れがたいブガッティの名車を現代風にアレンジしたものである。ブガッティ・ベイビーII タイプ35 センテナリー・エディションの6台はすべて、世界中の個人コレクターに売約済みである。
AMWノミカタ
ザ・リトル・カー・カンパニーは名車と呼ばれるモデルの電動スケールモデルを製作するユニークな会社である。今回のブガッティ タイプ35の他にもアストンマーティン「DB5」、ベントレー「ブロワー」、フェラーリ「250テスタロッサ」などをモデルにした車両を販売している。
ちなみにDB5だけは値段が公開されていて、その価格は59000ユーロ(約1150万円)~となっている。どのようなカスタマーが何の目的で購入するのかは謎だが、公道を走ることができるので、もしこのような車が走る世界が訪れればこれまで平凡だった街の風景も一気に華やかなものに変わるように思える。日本車か輸入車か、高いか安いか、速いか遅いか、電気かガソリンかなどという価値観を超えて、人々を笑顔にするモデルなのではないだろうか。
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