現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > モンツァ、100周年を前に1億ユーロの改修を予定。条件はF1イタリアGPの長期契約締結

ここから本文です

モンツァ、100周年を前に1億ユーロの改修を予定。条件はF1イタリアGPの長期契約締結

掲載 更新
モンツァ、100周年を前に1億ユーロの改修を予定。条件はF1イタリアGPの長期契約締結

 イタリアのスピードの殿堂でF1イタリアGPの開催地であるモンツァは、2022年に100周年を迎えることを記念して、その歴史的なレイアウトに大幅な変更を加えたいとしている。

 伝説的なサーキットとして知られるモンツァは、2019年末で完了するF1との現在の契約以降の新契約を、リバティ・メディアと確定させようとしている。

2019年F1カレンダーが最終承認。史上最多タイ21戦、日本GPは10月13日開催が確定

 契約を進めるにあたってACI(イタリア自動車クラブ)会長のアンジェロ・スティッキ・ダミアーニは、モンツァにスピードを取り戻すため計画として、1億ユーロ(約128億円)におよぶコースと構成の改修計画を発表した。

「どうにかして資金を調達するつもりだ。2019年には取り組みを始めることができる」とスティッキ・ダミアーニはLa Gazzetto dello Sportに語った。

 改修ではモンツァのシケインのひとつを取り除き、ふたつ目のレズモ・カーブの元々の半径を回復させるという。このセクターは、1994年にアイルトン・セナが死亡した後に改修が施されている。

 また、トラックの幅を標準の12メートルに拡張させ、コースをFIAのホモロゲーション規則に沿うものにするという。
 しかし検討されているなかでも最も大規模な変更は、古いバンクの復元だ。過去のレイアウトとして欠かせないバンクは、モンツァの構成を10キロメートルにまで延長する可能性があるものの、F1のコースレイアウトに伝説的なバンクを統合する計画はない。

「我々が提供できるものを拡大するために、オーバルを回復させたい。ロードとオーバルは10キロメートルある。同様のコースを持つところが他にいくつあるだろうか? 我々はまた、グランプリ前に導入できる一時的な構造も検討している」とダミアーニは語った。

 最後に、ファンや観客がより快適にすごすための様々なインフラ改修が行なわれることも予想されている。

 言うまでもなく、改修はモンツァがリバティ・メディアとの契約を締結し、長期的にF1カレンダーに残る場合のみ行なわれる。

こんな記事も読まれています

新型[デリカ]が衝撃デザインでデビューへ!! [クルマが透ける]機能まで!? 2026年登場で600万円か
新型[デリカ]が衝撃デザインでデビューへ!! [クルマが透ける]機能まで!? 2026年登場で600万円か
ベストカーWeb
ベンツが神話だった70年代の「W123」…驚きの安全性と最新テクノロジーは当時の国産車では足元にも及べない知恵が詰まっていました
ベンツが神話だった70年代の「W123」…驚きの安全性と最新テクノロジーは当時の国産車では足元にも及べない知恵が詰まっていました
Auto Messe Web
ブリヂストン 新スポーツタイヤ「ポテンザ RE-10D」発売 サーキットでのタイム短縮追求
ブリヂストン 新スポーツタイヤ「ポテンザ RE-10D」発売 サーキットでのタイム短縮追求
グーネット
サーキットも普段使いも!クラシカルなフルバケット「ジータIVクラシック」発表 ブリッド
サーキットも普段使いも!クラシカルなフルバケット「ジータIVクラシック」発表 ブリッド
グーネット
メガーヌ R.S.のように旋回? 新型ルノー・ラファールへ試乗 ドイツ銘柄からの顧客獲得へ期待
メガーヌ R.S.のように旋回? 新型ルノー・ラファールへ試乗 ドイツ銘柄からの顧客獲得へ期待
AUTOCAR JAPAN
竹岡圭さん「XCRスプリントカップ北海道」参戦!三菱&トーヨータイヤがサポート
竹岡圭さん「XCRスプリントカップ北海道」参戦!三菱&トーヨータイヤがサポート
グーネット
シンプルデザインで車内にマッチ タテ・ヨコ回転OKの車載スマホホルダー シズカウィル
シンプルデザインで車内にマッチ タテ・ヨコ回転OKの車載スマホホルダー シズカウィル
グーネット
アウディの充電施設、2か月で600名利用 新料金プランでサービス提供開始 東京・紀尾井町
アウディの充電施設、2か月で600名利用 新料金プランでサービス提供開始 東京・紀尾井町
グーネット
WECの“カスタマー締め出し”にポルシェが警告。10メーカー参戦の2025年、残枠はわずかに『2』か
WECの“カスタマー締め出し”にポルシェが警告。10メーカー参戦の2025年、残枠はわずかに『2』か
AUTOSPORT web
V8×MT×FR採用! 新型「スポーティセダン」初公開! “青感”高めた「豪華内装」が超カッコイイ「CT5-V ブラックウイング ル・モンストルE」アメリカに登場
V8×MT×FR採用! 新型「スポーティセダン」初公開! “青感”高めた「豪華内装」が超カッコイイ「CT5-V ブラックウイング ル・モンストルE」アメリカに登場
くるまのニュース
マクラーレン 初のEVスーパーカー計画、現在の技術では達成困難 「支援」要請
マクラーレン 初のEVスーパーカー計画、現在の技術では達成困難 「支援」要請
AUTOCAR JAPAN
駐車の際の「前向き」「後ろ向き」問題…日本での正解をお教えします! 米国で「前向き」が多いのは防犯上の理由もありました
駐車の際の「前向き」「後ろ向き」問題…日本での正解をお教えします! 米国で「前向き」が多いのは防犯上の理由もありました
Auto Messe Web
ハースが「文句なし」のダブル入賞。ペレスを抜き返したヒュルケンベルグが今季ベスト6位/F1第11戦
ハースが「文句なし」のダブル入賞。ペレスを抜き返したヒュルケンベルグが今季ベスト6位/F1第11戦
AUTOSPORT web
【最長/最深トンネル爆走】 ベントレー新型コンチネンタルGTスピード オープンのGTCも同時発表
【最長/最深トンネル爆走】 ベントレー新型コンチネンタルGTスピード オープンのGTCも同時発表
AUTOCAR JAPAN
『ビースト』という名のスクールバス!? 90名乗車でEV航続241km、米国で納車開始
『ビースト』という名のスクールバス!? 90名乗車でEV航続241km、米国で納車開始
レスポンス
復活するIGTC鈴鹿が『1000km』&控えめなエントリー目標である理由「長距離に慣れているチームがほとんどない」
復活するIGTC鈴鹿が『1000km』&控えめなエントリー目標である理由「長距離に慣れているチームがほとんどない」
AUTOSPORT web
新型「4WDスポーツ車」初公開! レトロな「丸目」に超ハイパワー「V型8気筒エンジン」搭載! “日本専用”の特別なベントレーに衝撃の声!
新型「4WDスポーツ車」初公開! レトロな「丸目」に超ハイパワー「V型8気筒エンジン」搭載! “日本専用”の特別なベントレーに衝撃の声!
くるまのニュース
デコトラの命ともいえる電飾! LEDが台頭するもいまだ電球派もいる理由とは?
デコトラの命ともいえる電飾! LEDが台頭するもいまだ電球派もいる理由とは?
WEB CARTOP

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村