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ファミリー向けなのに生活感ゼロ! ウソみたいな両立を実現したオシャレミニバン5選

掲載 更新 30
ファミリー向けなのに生活感ゼロ! ウソみたいな両立を実現したオシャレミニバン5選

 使い勝手を備えながらオシャレなミニバンの数々!

 だいぶSUV人気に押され気味とはいえ、まだまだファミリーにとっては頼もしい存在であるミニバン。コンパクトなサイズから、あえて3列シートじゃなくて2列シート+大容量ラゲッジをウリにするモデルなど、いろんなタイプが揃っていますよね。

3列シート+スライドドアでもダメ! 人気ジャンルなのに売れないミニバン5選とその理由

 ただ、天井が高くてスクエアなバンタイプのボディは、どうしたって生活感が出てしまいがち。子供を乗せているときはいいけど、たまに一人で優雅にドライブしたいなぁ、なんてときにはちょっと雰囲気が出なくて残念ですよね。でも、それは仕方ないかなと思っている人には、ぜひチェックしてほしいのが今回ご紹介するミニバンです。スライドドアだったり3列シートだったり、ミニバンとしての使い勝手はしっかり備えているのに、どこかオシャレ感まで漂っているという、そんなウソみたいなミニバンもあるんです。

 1)ルノー・カングー

 まず1台目は、オシャレなコンパクトミニバンの代名詞的存在と言ってもいい、ルノー・カングー。フランスからやってきた、両側スライドドアを備える2列シート5人乗りのクルマです。すでに日本導入されてから18年も経っていて、イエローやグリーン、ブラウンやブルー、時にはピンクなどのボディカラーも限定発売されたりして、色とりどりのカングーが日本の街を走っています。本国フランスでは、郵便配達車として活躍していて、街なかでポストがあるたびにちょこちょこと停まり、荷物の出し入れを頻繁に繰り返すことから、小まわりがきいてチョイ乗りも快適、荷物が出しやすい観音開きのバックドアが採用されたといいます。

 そんなカングーだから、狭い道が多い日本でも使いやすいのは当然ですよね。ベースは商用車なので、日本のミニバンのように便利な装備がたくさん付いているわけではないし、スライドドアも手動ですが、そんなの慣れてしまえば目を潰れるオシャレさ。また、やはりバカンスの国のクルマらしく、長距離ドライブの安心感が高いところも人気の理由になっています。

 2)シトロエン・グランドC4スペースツアラー

 2台目は、スライドドアではないですが、7人乗りでデザインも室内空間もかなり個性的なシトロエン・グランドC4スペースツアラー。コロンとした宇宙船のような見た目からしてもう、生活感などとは無縁のオシャレさです。インテリアだって、ベージュとブラックのツートーンレザーでめちゃめちゃファッショナブル。シートヒーターやランバーサポート、助手席の電動カーフレストまで付いていて、快適性も文句なしです。

 そして何と言っても、室内に驚きの開放感をもたらす大きなスーパーパノラミックフロントウインドウ&パノラミックルーフ! これがドライブ中にずっと上を見上げていたくなるほど、特別な景色を見せてくれるんです。もちろん、電動のサンブラインドがあるので日差しを遮ることも可能。家族の時間がとってもオシャレに演出できそうですね。

 日本人には思いつかない奇抜なアイデアを採用するモデルも

 3)メルセデス・ベンツ Vクラス

 3台目は、ちょっとサイズは大きいですが、ヨーロッパのミニバンとして初めて日本導入された歴史を持つ、メルセデス・ベンツ・Vクラス。こちらは3列シート7人~8人乗りがあり、ベーシックなボディに加えて少しホイールベースが長いロングボディ、もっと長いエクストラロングボディの3タイプが揃います。いちばん長いボディだと全長が5.3m超えなので、街中での取り回しはそれなりに大変ですが、FR(後輪駆動)レイアウトなので想像よりはよく曲がるなぁという印象です。

 Vクラスの大きな魅力は、ビジネスクラスの飛行機のような、カッチリとしたインテリアでしょうか。電動スライドドアが開いたら、スーツ姿の男性がゾロゾロとおりてきそうな雰囲気満点です。実際、シートは全席が取り外し式なので、2列目シートを逆向きに設置して、応接セットみたいな空間を作ることもできます。ドイツでは、これで会議をしながら移動する会社もあるんだとか。ただし、シートの取り外しはめっちゃ重くて、男性でもけっこう大変ですけどね。また、強い横風に煽られてもフラフラしないとか、高速道路での安定感とか、そういった走行性能はミニバン随一といえるでしょう。

 4)フォルクスワーゲン・ゴルフトゥーラン

 4台目は、カッチリとした質実剛健な雰囲気がありながら、コンパクトボディでとても運転しやすいオシャレミニバン、フォルクスワーゲン・ゴルフトゥーランです。スライドドアではなく通常のヒンジドアですが、3列7人乗りで大家族でもOK。シートも全席が独立タイプで、それぞれに折りたたみができるので、いろんなシートアレンジをして使えます。

 ゴテゴテした無駄な装飾のないシンプルなインテリアですが、どこかセンスの良さを感じさせるのがフォルクスワーゲン。日用品などを「無印良品」で揃えている人などは、惹かれるのではないでしょうか。安全装備は抜かりなく、ディーゼルモデルも追加されたので、燃費もミニバンとしてはとても優秀です。

 5)シトロエン・ベルランゴ

 5台目は、2019年末に限定発売された途端、即完売してしまい、2020年秋頃に再び発売が予定されている5人乗りミニバン、シトロエン・ベルランゴ。ボディサイズや室内空間は、カングーをほんの少しずつ大きくしたような感じと思ってもらえれば間違いないと思います。そう、本国フランスでもこの2台はライバル。いよいよそんなベルランゴが、本格的に日本導入されるんです。

 こちらもベースは商用車なので、それほど凝ったインテリア装飾などはないのですが、ベルランゴの大きなポイントはやっぱり天井。大きなガラスルーフになっているばかりか、その下に前後を貫く1本のバーが渡されており、それがオープン収納になっているところです。タオルとか上着とか、軽いものをポイポイと放り込んで収納するのにもってこいな感じで、なんだか電車みたいですよね。

 そして後席の後ろの天井には、日本で言うところの茶箪笥的な(笑)、スライド式の大きな収納が備え付けられています。これは後席からも、荷室側からも開けることができて、便利そうですよね。日本人にはちょっと思いつかない奇抜なアイデアをクルマに採用してしまうシトロエンらしい、独創的なオシャレさ。またすぐに完売しちゃうかもしれませんから、気になる人は今から要チェックですよ。

 というわけで、使えるのにオシャレなヨーロッパ発のミニバン5台をご紹介しました。どれも、細やかなおもてなし装備が満載の日本のミニバンと比べると、ちょっとそうした装備が手薄な感じは否めませんが、収納スペースや安全装備、ロングドライブでの安心感や快適性にはそれぞれのメーカーの哲学や最新技術が注がれているなぁと感じます。そうした、ひと味違ったミニバンと暮らしてみるのも、また新しい楽しさにつながるのではないでしょうか。もちろん、レジャーで頻繁にロングドライブをするファミリーにもピッタリのミニバンたちだと思います。

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みんなのコメント

30件
  • これって、「海外メーカー車には生活感感じない」ってだけのバカ評論じゃん。

    ちなみ周知の通り、これら5車ひとつの例外もなく、バリバリの大衆生活者&商業車。
    後者については、ハイエースやプロボックスを自家用にしてれば、そりゃあ「生活感」とは違うけどって話、、、
  • 勘違いBBAの駄文をお楽しみください
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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