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『メルセデス・ベンツ GLE』に最新ISGと電動SC搭載のAMGモデルが追加設定

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『メルセデス・ベンツ GLE』に最新ISGと電動SC搭載のAMGモデルが追加設定

 メルセデス・ベンツのSUVラインアップ“GL”系のなかで中核を担う『GLE』に、直列6気筒エンジン+ISG (インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)と電動スーパーチャージャーを搭載したAMGモデル『メルセデスAMG GLE53 4MATIC+』が登場。5月28日より予約受注が開始されている。

 1998年登場の『Mクラス』をルーツとするGLEは、2015年登場の先代から現在のネーミング・スキームに統一され“EクラスファミリーのSUV”としての位置づけを強化。2019年6月に4代目の現行モデルが登場し、内外装デザインの一新と最新技術や装備を搭載して、3列シートの7人乗りモデルとして生まれ変わった。

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 一方、メルセデスの最高峰モデルに位置する高性能ライン“AMG 53シリーズ”は、従来から新開発の直列6気筒エンジンにISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)、48V電気システムと電動スーパーチャージャーを組み合わせ、さらに可変トルク配分を行うパフォーマンス志向の4輪駆動システム“AMG 4MATIC+”を採用するなど走行性能を追求する一方、快適性能も追い求めるトータルバランスに優れた1台となっていた。

 その上で、今回のモデルではさらに走行安定性を向上させる新システム“AMG ACTIVE RIDE CONTROL”をメルセデス・ベンツとして初搭載したことで、さらにダイナミックなドライビングが可能となっている。

 新世代モデルから続々と回帰が始まっている新世代の直列6気筒“M256”エンジンは、先代の『メルセデスAMG GLE43 4MATIC』比で出力が68PS、トルクは250Nmも向上し、435PS/520Nmを発揮する。

 このM256にはターボチャージャーに加えて、低回転域で過給を行う電動スーパーチャージャーを搭載することによりターボラグを解消。双方の協業により、あらゆる回転域で俊敏なエンジンレスポンスを実現した。

 またエンジンとトランスミッションの間に配置されたISGは、最高出力21PS、 最大トルク250Nmを発生する電気モーターとなり、オルタネーターとスターターの機能も兼務。さらに48V電気システムにより従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、約1kWh容量のリチウムイオンバッテリーに充電することで、低回転時にはその電力を利用して動力補助を行い高い効率性と力強い加速を両立させている。

 加えて、スターターが従来より高出力な電気モーターとなることでエンジン始動時の振動を抑えられ、エンジンスタートおよびアイドリングストップからの再スタートで快適性を向上。アイドリング時には充電電流の調整で回転数を極低回転に保ち静粛性に貢献するほか、モーターはシフトチェンジ時にも使用され、エンジンが理想的回転数に達するまでの時間を最小限に抑えるアシストも行っている。

 こうしてスムーズでタイムラグのないシフトを実現するトランスミッションは、ベースの機構的にもダイレクト感のある素早いシフトチェンジと高い伝達効率を実現する電子制御式9速トランスミッション“AMGスピードシフトTCT(トルク・クラッチ・トランスミッション)”を搭載。

 シフトダウン時の自動ブリッピング機能やレーススタート機能によってダイナミックな走りを提供するともに、シフトダウン時に一速飛ばしたギアを選択したり、自動ダブルクラッチ機能などでスポーティかつ高効率なシフトチェンジを実現する。

 こうしたアウトプットを支える足回りの新機構“AMG ACTIVE RIDE CONTROL”は、従来のAMG RIDE CONTROL+エアサスペンションをベースに、前後アクスルのアクチュエーターを独立制御して車体を安定化。電気式による素早いレスポンスで1秒あたり1000回のセンシングと制御を行い、直進時にはしなやかな足回りによる快適な乗り心地を発揮しながら、コーナリングや車線変更時にはロールを効果的に抑制するなど、より快適でダイナミックなドライビングを可能とした。

 そのほか、AI音声認識技術を採用したMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)や、最新世代の安全運転支援システムとなるインテリジェントドライブなども搭載した『メルセデスAMG GLE53 4MATIC+』は、車両価格が1332万円(税込)となっている。

メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp

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