小椋藍、MotoGPアルゼンチンGP失格で8位入賞失う。非承認ソフトウェア使用で努力が水の泡に

テルマス・デ・リオ・オンドで開催されたMotoGP第2戦アルゼンチンGP最高峰クラスの決勝レースで8位入賞を果たしたトラックハウス・レーシングの小椋藍は、ホモロゲーション違反によって失格処分が下った。

これにより、小椋は15番手から追い上げて掴んだ貴重な8ポイントを失うことになった。

3月16日（日）の夕方、スチュワードが発表した声明によると、小椋のマシンは「選手権が承認していない、非ホモロゲーション・ソフトウェアバージョン（V21 b102）を使用していたことが判明した」という。

「これはFIMグランプリ世界選手権規則第2.4.5.3条『電子制御ユニット及び慣性計測ユニット』に違反するモノだ」

皮肉なことに、小椋が失格となったことで、不振にあえぐトラックハウスのチームメイト、ラウル・フェルナンデスが予想外のポイント獲得。フェルナンデスとしてはこれが今季初ポイントとなった。

苦しむフェルナンデスとは対照的に、今季Moto2から昇格した小椋は、MotoGPデビュー開幕戦となったタイGPのスプリントで4位、決勝で5位入賞を果たした。続くアルゼンチンGPではスプリントで15位と無得点に終わったが、2ラウンドを終えて計17ポイントを獲得しライダーズランキング8番手につけている。

Comments

[yam********]

これはチーム及びメカニックの問題で小椋選手には非は無いのでチームは徹底した管理を行ってもらいたい
ライダーの苦労が水の泡になってしまう

[ワイワイ ヨッシー]

何でラウルと違うのかしら？同じ物を使っていないのね。