■国土交通省が燃費の良いクルマを発表
国土交通省は、ユーザーの省エネルギーへの関心を高め、燃費性能の優れたクルマの開発・普及を促進するため、毎年燃費の良いクルマを発表しています。
トヨタ「ヤリス」の気になる部分はどこ? オーナーが感じる「良し悪し」とは
今回、2020年末時点で販売されている乗用車を対象とした燃費ランキングが公表され、普通・小型自動車部門ではトヨタ「ヤリス」(WLTCモード36.0km/L、以下同様)がトップになりました。
2位はトヨタ「プリウス」(32.1km/L)、3位はトヨタ「ヤリスクロス」(30.8km/L)、4位はトヨタ「カローラスポーツ」(30.0km/L)、5位はトヨタ「アクア」(29.8km/L)となり、トヨタのハイブリッド車がトップ5を占めるという結果になっています。
1位と5位にランクインしたヤリスシリーズは、コンパクトカーのヤリスが2020年2月、コンパクトSUVのヤリスクロスが8月に発売された新型モデルです。
フルモデルチェンジでプラットフォームを一新。コンパクトカー向けのTNGAプラットフォーム(GA-B)を初採用し、軽量かつ高剛性、低重心なボディを開発しました。
さらに、新開発の1.5リッター直列3気筒ダイナミックフォースエンジンを採用した新世代ハイブリッドシステムは、力強くシームレスな走りとともに、クラス世界トップレベルの低燃費を実現しています。
ヤリスのハイブリッド車は購入者から支持を得ており、受注全体におけるハイブリッド比率は約45%にのぼるといいます。
この傾向はヤリスクロスではより顕著に現れて、ガソリン車が30%、ハイブリッド車が70%と半数以上がハイブリッド車を選んでいるようです。
なお、普通・小型自動車部門の10位までのランキングは、6位が日産「ノート」(29.5km/L)、7位がホンダ「フィット」(29.4km/L)、8位がトヨタ「カローラ/カローラツーリング」(29.0km/L)、10位がホンダ「インサイト」(28.4km/L)となりました。
軽自動車部門でもっとも燃費が良かったのは、スズキ「アルト」/マツダ「キャロル」(25.8km/L)です。
軽自動車はOEMモデルが多数存在することから同率順位が多く、3位がスズキ「ワゴンR」/マツダ「フレア」およびスズキ「アルトラパン」(25.2km/L)、6位がダイハツ「ミライース」/スバル「プレオプラス」/トヨタ「ピクシスエポック」、スズキ「ハスラー」/マツダ「フレアクロスオーバー」(25.0km/L)となりました。
軽自動車は排気量が660ccと定められていることから、車両重量が軽い小さいモデルが燃費に有利になりますが、そのなかでもスズキが上位を占めていることがわかります。
2014年に登場したアルトは、610kgという軽量なボディを実現。「エネチャージ」や「新アイドリングストップシステム」、「エコクール」といった技術や、エンジンの大幅な改良およびCVTの高効率化や走行抵抗の低減などにより、軽自動車のなかでトップとなる低燃費性能を備えました。
※ ※ ※
かつては各メーカーが熾烈な燃費競争を繰り広げており、低燃費性能を極めるために、無駄な機能を廃止した「燃費スペシャル」と呼ばれる簡素なグレードが設定されていたりしました。
しかし最近はそのような燃費競争は見られなくなり、代わりに安全性能や運転支援システムといった部分で各社がしのぎを削っているようです。
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みんなのコメント
条件が良ければカタログ値超えもあります。
燃費とデザインが気に入って買い替えましたが、現状凄く満足してます。