現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 2020年の低燃費ランキング1位はトヨタ「ヤリス」! トヨタがトップ5独占

ここから本文です

2020年の低燃費ランキング1位はトヨタ「ヤリス」! トヨタがトップ5独占

掲載 更新 63
2020年の低燃費ランキング1位はトヨタ「ヤリス」! トヨタがトップ5独占

■国土交通省が燃費の良いクルマを発表

 国土交通省は、ユーザーの省エネルギーへの関心を高め、燃費性能の優れたクルマの開発・普及を促進するため、毎年燃費の良いクルマを発表しています。

トヨタ「ヤリス」の気になる部分はどこ? オーナーが感じる「良し悪し」とは

 今回、2020年末時点で販売されている乗用車を対象とした燃費ランキングが公表され、普通・小型自動車部門ではトヨタ「ヤリス」(WLTCモード36.0km/L、以下同様)がトップになりました。

 2位はトヨタ「プリウス」(32.1km/L)、3位はトヨタ「ヤリスクロス」(30.8km/L)、4位はトヨタ「カローラスポーツ」(30.0km/L)、5位はトヨタ「アクア」(29.8km/L)となり、トヨタのハイブリッド車がトップ5を占めるという結果になっています。

 1位と5位にランクインしたヤリスシリーズは、コンパクトカーのヤリスが2020年2月、コンパクトSUVのヤリスクロスが8月に発売された新型モデルです。

 フルモデルチェンジでプラットフォームを一新。コンパクトカー向けのTNGAプラットフォーム(GA-B)を初採用し、軽量かつ高剛性、低重心なボディを開発しました。

 さらに、新開発の1.5リッター直列3気筒ダイナミックフォースエンジンを採用した新世代ハイブリッドシステムは、力強くシームレスな走りとともに、クラス世界トップレベルの低燃費を実現しています。

 ヤリスのハイブリッド車は購入者から支持を得ており、受注全体におけるハイブリッド比率は約45%にのぼるといいます。

 この傾向はヤリスクロスではより顕著に現れて、ガソリン車が30%、ハイブリッド車が70%と半数以上がハイブリッド車を選んでいるようです。

 なお、普通・小型自動車部門の10位までのランキングは、6位が日産「ノート」(29.5km/L)、7位がホンダ「フィット」(29.4km/L)、8位がトヨタ「カローラ/カローラツーリング」(29.0km/L)、10位がホンダ「インサイト」(28.4km/L)となりました。

 軽自動車部門でもっとも燃費が良かったのは、スズキ「アルト」/マツダ「キャロル」(25.8km/L)です。

 軽自動車はOEMモデルが多数存在することから同率順位が多く、3位がスズキ「ワゴンR」/マツダ「フレア」およびスズキ「アルトラパン」(25.2km/L)、6位がダイハツ「ミライース」/スバル「プレオプラス」/トヨタ「ピクシスエポック」、スズキ「ハスラー」/マツダ「フレアクロスオーバー」(25.0km/L)となりました。

 軽自動車は排気量が660ccと定められていることから、車両重量が軽い小さいモデルが燃費に有利になりますが、そのなかでもスズキが上位を占めていることがわかります。

 2014年に登場したアルトは、610kgという軽量なボディを実現。「エネチャージ」や「新アイドリングストップシステム」、「エコクール」といった技術や、エンジンの大幅な改良およびCVTの高効率化や走行抵抗の低減などにより、軽自動車のなかでトップとなる低燃費性能を備えました。

※ ※ ※

 かつては各メーカーが熾烈な燃費競争を繰り広げており、低燃費性能を極めるために、無駄な機能を廃止した「燃費スペシャル」と呼ばれる簡素なグレードが設定されていたりしました。

 しかし最近はそのような燃費競争は見られなくなり、代わりに安全性能や運転支援システムといった部分で各社がしのぎを削っているようです。

こんな記事も読まれています

ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
レスポンス
バイクニュース今週のダイジェスト(4/22~26)
バイクニュース今週のダイジェスト(4/22~26)
バイクブロス
予想が外れるマクラーレン、ピアストリも“浮き沈みのワケ”解明が急務と指摘。タイヤへの負荷が影響か?
予想が外れるマクラーレン、ピアストリも“浮き沈みのワケ”解明が急務と指摘。タイヤへの負荷が影響か?
motorsport.com 日本版
一度は乗ってみたい! サイドカーは、通常のバイクにつけることができる?
一度は乗ってみたい! サイドカーは、通常のバイクにつけることができる?
バイクのニュース
なぜ免許とマイナカード「24年度末」に一体化? 紛失時はどうなる? 一体化でどんな影響ある?
なぜ免許とマイナカード「24年度末」に一体化? 紛失時はどうなる? 一体化でどんな影響ある?
くるまのニュース
ボルボ XC40、豪華仕様の限定車「プラス B3 セレクション」発売
ボルボ XC40、豪華仕様の限定車「プラス B3 セレクション」発売
レスポンス
「出遅れ」「巻き返し」「反転攻勢」EVめぐる話題が目白押し【新聞ウオッチ】
「出遅れ」「巻き返し」「反転攻勢」EVめぐる話題が目白押し【新聞ウオッチ】
レスポンス
日本ミシュランタイヤが「ジャパントラックショー2024」にブースを出展! サステナブル素材を使用したタイヤなどを展示
日本ミシュランタイヤが「ジャパントラックショー2024」にブースを出展! サステナブル素材を使用したタイヤなどを展示
くるまのニュース
マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
レスポンス
スズキのコンパクトSUV「エスクード」国内販売が終了 新たな「グローバルSUV」投入に期待!
スズキのコンパクトSUV「エスクード」国内販売が終了 新たな「グローバルSUV」投入に期待!
くるまのニュース
スタイリッシュなスタイルと折りたたみ機構を採用 電動アシスト自転車「Refna WINDY」発売
スタイリッシュなスタイルと折りたたみ機構を採用 電動アシスト自転車「Refna WINDY」発売
バイクのニュース
アルファロメオ ジュリア/ステルヴィオ、限定車「ヴェローチェ スペリオーレ」発売
アルファロメオ ジュリア/ステルヴィオ、限定車「ヴェローチェ スペリオーレ」発売
レスポンス
GWにホンダ青山本社で「モーターサイクルショー」開催、新型車をじっくり見られる機会!
GWにホンダ青山本社で「モーターサイクルショー」開催、新型車をじっくり見られる機会!
モーサイ
ホンダN-VANがマイナーチェンジ。特別仕様車FUN「STYLE+ NATURE」を同時発売
ホンダN-VANがマイナーチェンジ。特別仕様車FUN「STYLE+ NATURE」を同時発売
カー・アンド・ドライバー
ランボルギーニの電動化第二弾は「ウルス」!フェイスリフトでPHEVになったウルスの全情報!
ランボルギーニの電動化第二弾は「ウルス」!フェイスリフトでPHEVになったウルスの全情報!
AutoBild Japan
トヨタが「新型モデル」世界初公開! クロスオーバー&SUV 2台同時に! 25年半ばまでに発売!? 「bZ3C」と「bZ3X」中国で登場
トヨタが「新型モデル」世界初公開! クロスオーバー&SUV 2台同時に! 25年半ばまでに発売!? 「bZ3C」と「bZ3X」中国で登場
くるまのニュース
フォーミュラEの改良型マシン『GEN3 EVO』が初公開。4輪駆動化と超高速充電対応で2025年デビュー
フォーミュラEの改良型マシン『GEN3 EVO』が初公開。4輪駆動化と超高速充電対応で2025年デビュー
AUTOSPORT web
フォルクスワーゲンが次世代大型電動SUV『ID.CODE』を発表
フォルクスワーゲンが次世代大型電動SUV『ID.CODE』を発表
レスポンス

みんなのコメント

63件
  • 通勤で普通に走って30km超えは当たり前ですからね。
    条件が良ければカタログ値超えもあります。
  • ヤリスクロスに乗ってます。
    燃費とデザインが気に入って買い替えましたが、現状凄く満足してます。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

150.1235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

93.5274.8万円

中古車を検索
ヤリスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

150.1235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

93.5274.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村