日本オリジナルのシネアド!
スポーツカー誕生70周年を迎え、盛大なポルシェ祭りを開催──「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2018」
第3世代にフルモデルチェンジしたポルシェ カイエンのシネアド(映画館で本編の前に上映する広告)が、8月10日(金)~23日(木)までの期間限定で公開される。上映場所は「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」と「TOHOシネマズなんば」の2劇場のみ。公開初日、筆者も鑑賞する機会を得たので六本木に足を運んだ。
シネアドへの出稿はポルシェ ジャパンとして初の試みという。内容も、輸入車のCMにありがちな「本国の映像に、日本語のナレーションをくわえた」程度のものとは一線を画すそうだ。なんと、日本向けにほぼすべてのシーンを新たに制作したうえ、音楽もオリジナル曲を採用した。このオリジナル曲は、なんと今年デビュー20周年を迎えた音楽グループ「m-flo(エム-フロウ)」が特別に書き下ろしたという。
しかもこのシネアドは、MX4Dシアター専用だ。MX4Dは、通常の映画と異なり、映画のシーンに合わせてシートが前後左右に動き、突風や水しぶきなども体感できるのが大きな特徴。ただし、上映館数も限られているので、ご存知ない向きも多いだろう。
ちなみに筆者もMX4Dシアター初体験だった。いざ、シネアドの上映がはじまると想像以上にシートが激しく動き驚いた。映画館にいるというより、テーマパークのアトラクションを体験しているといってもいいぐらいの動きだ。たとえるなら、東京ディズニーランドのスター・ツアーズのよう。はたして、このMX4Dで新型カイエンをどのように体感できるのか……。
シネアドはあくまで広告のため、上映時間はたった45秒だ。わずかな時間で、新型カイエンの魅力を伝えるため、「3.9sec Experience」をテーマに構成された。新型カイエンのターボ仕様が、3.9秒で0km/hから100km/hまで到達する性能を“実感”できるという。
映像がはじまると、日本語で3.9秒の世界へ誘うアナウンスが流れる。身構えると、眼前には黒の新型カイエンターボが映り、リアルなエンジン音が響く。そして、間髪入れずに加速がはじまった。
すると、シートが激しく前後に動く。あたかも加速Gを体感しているようで、なかなかエキサイティングだった。とは言え、実際の加速Gに比べればマイルド。決め手は“風”と“音楽”だった。
シートの動きに合わせて、前方からブワッと突風のごとく風が吹いてきたのだ。これが驚くほどの風量。朝イチの上映で少々眠気の残っていた筆者が、一瞬にして目覚めたほどだ。これに、m-floが作った躍動感溢れる未来的な音楽も重なり、あたかも、新型カイエンをフルスロットルで走らせたような“錯覚”を体感できたのだった。
ちなみに、シートの動きはほぼ前後のみで上下はほとんどなかった。新型カイエンの滑らかな乗り心地をも再現していた。この、“乗り味”のチューニングにはポルシェ ジャパンも苦労したようで、何度も微修正をおこない作り上げたという。細部にこだわったシネアドでもあった。
ポルシェと聞くと、ラグジュアリー・スポーツカー・ブランドのイメージが強い。対して、シネアドというと大衆向けの広告イメージが強く、ラグジュアリー・ブランドの出稿は少ない。にもかかわらず、今回、出稿した理由のひとつは若年層への訴求だった。
「若年層に向け、よりポルシェ・ブランドを知っていただきたい。そして、ポルシェに憧れていただき、将来、オーナーになってほしいと思います」と、ポルシェ ジャパン株式会社 執行役員 マーケティング部長の山崎香織氏は語る。
なるほど。若年層への周知であれば、夏休み期間中の映画館は好都合だろう。もちろん、若年層のみならずもっと多くの層に新型カイエンをアピールしたいそうだ。
「新型カイエンはグローバルで“Sportscar Together”と、うたっています。皆で楽しめるスポーツカー、ということで老若男女問わず多くの人に訴求したい」と、山崎氏は語る。
そこで、テレビCMや雑誌といった既存の広告媒体にとらわれず、今回のシネアドのような新しいメディアも取り入れ、新型カイエンの魅力を伝えていきたいという。
しばらくのあいだ、新型ポルシェ カイエンの宣伝手法から目が離せなさそうだ。
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