もくじ
ー GMを中国GACに売却 FCA資金調達?
ー マセラティの前進、アルファ復興がキー
ー マニエッティ・マレリ売却の可能性
ー 「突拍子なくはないが、時期尚早でもある」
「確かなルーツがなければ、夢は生まれない」 アバルト本社訪問
GMを中国GACに売却 FCA資金調達?
フィアット・クライスラー(FCA)が、資金調達のためジープ部門を中国のGACへ売却するのでは? と単刀直入にたずねた。
「会社の解体も、中国企業へ譲ることも、一切考えていません」とマルキオンネはデトロイト・ショーの壇上で断言した。
噂の相手であるGACは、現地生産を行う中国での合弁相手だ。
「GACはとてもいいパートナーです。彼らは世界規模の大望を抱き、アメリカ市場への参入を望んでおり、その可能性と方法について話し合いを持ってはいます。しかし、そこにFCAの独立性を侵害するプランはひとつもありません」
マセラティの前進、アルファ復興がキー
マルキオンネは2019年に現在の職を退く予定だが、来るべき自動運転化や電動化が進んだ未来においても、強力な個性をもったブランドには存在意義があるという確信を持ち続けてきた。
彼が力説してきたのは、アルファ・ロメオやマセラティのようなブランド力がなければ、クルマは実用に徹しなければならなくなるということだ。
また彼は、まだ芽生えの段階に過ぎないというアルファ・ロメオの復興が成功することは、マセラティが前進するうえでの技術的な信頼性に重要な役割を持つと語る。
ただし、傘下の部品サプライヤーである「マニエッティ・マレリ」については、年内にもFCAの出資者に売却する可能性があると、マルキオンネは触れている。
マニエッティ・マレリ売却の可能性
傘下の部品サプライヤー、「マニエッティ・マレリ」を売却する可能性は、競合するフォードやGM、日産などの動きを踏まえたものだ。
EVや自動運転に気乗りしなかったカリスマ的CEOが、その態度を軟化させている。
いわく、一連の不正操作を受けてディーゼルに懐疑的になっている欧州において、CO2排出量規制に違反した場合にメーカーが課せられる厳罰を考えれば、ハイブリッドやEVを避けて通ることはできないという。
「法規制の要求を満たすためには、技術の選り好みはしないつもりです」という言葉に最新のスタンスがあらわれている。
それが、ディーゼルを否定するものではないという点も、注目に値するところ。
「突拍子なくはないが、時期尚早でもある」
「EVで儲けたという話は聞いたことがないし、CO2問題の解決策が電力だと答えた覚えもありません。今何が起きているか、現実的に見極めなければならないのです」
「最終的にはその方向に進むかも進むかもしれませんが、それは世の中が考えているよりずっと先のことになるかもしれません。電動化は突拍子もない話ではないですが、時期尚早でもあると考えます」
今年の7月1日には、マルキオンネがフィアットのトップの座に就いて14年、FCA全体を統括するようになって8年が経つ。それまでに、FCAは負債を解消し、2022年までの業務計画を発表したいとしている。
それから間を置かず、FCA経営陣は、マルキオンネの後継者を明らかにする予定だ。
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