現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「エスカルゴ」に「アルトハッスル」「マイティボーイ」! ネーミングもユニークだった「個性が強すぎた商用車」8選

ここから本文です

「エスカルゴ」に「アルトハッスル」「マイティボーイ」! ネーミングもユニークだった「個性が強すぎた商用車」8選

掲載 4
「エスカルゴ」に「アルトハッスル」「マイティボーイ」! ネーミングもユニークだった「個性が強すぎた商用車」8選

「働くクルマ」なのにユニークすぎたモデル達

 商用車というのは当然のことながら、働くクルマだ。それゆえ、実用性重視で見るからに仕事の相棒的な雰囲気なのだが、なかには楽しく働こう的なユニークな商用車もある。今回はそんなユニークな商用車たちにスポットを当ててみた。

「名車」専用に開発された「贅沢エンジン」! 誰もが認めるニッポンの歴史的「名機」5選

日産エスカルゴ

 Be-1から始まる日産パイクカーシリーズの1台で唯一の商用車となる。その名前からもわかるように、カタツムリのような丸みを帯びたスタイルで、キャラクターもカタツムリが使われていた。二分割のドアウインドウやハンドメイドのボンネットなど、ぜいたくな作りはバブルならではだ。

 ベースはパルサーバンで、トレーリングアームを採用していたことから乗り心地もよく、荷室の拡大にも貢献。エンジンは1.5Lで3速ATと組み合わされた。1989年から1990年の2年間のみの生産だったが、限定ではなかった。

ダイハツ・ミゼットII

 ダイハツのミゼットといえば、1960年代を中心に日本の商売を支えたユニークな小型3輪トラックとして有名だ。ミゼットでなくても、ミゼットと呼ばれることも多く、日本の自動車史にも名を残す名車だろう。その初代をモチーフにして1996年に発売されたのがミゼットIIで、当初はトラックボディのみだったのが、カーゴタイプも追加されている。

 当初のMTではひとり乗りだったが、コラムシフトにしたATを追加して、こちらはふたり乗りも可能だった。廉価グレードだけでなく、カスタム仕様もいくつか出たのも注目だ。ちなみに小さすぎたためラインの関係で手作業の工程も含まれていた。

ダイハツ・ハイゼットデッキバン

 トラックにはダブルキャブがあるし、軽でも同じようなものがあったらいいのにというと思ったかどうかは別にして、軽バンと軽トラの特徴をうまく兼ね備えたのがデッキバンだ。そもそものきっかけとしては、家電店が冷蔵庫を縦置きできるようにということで、松下電器とダイハツが共同開発したものとされている。1988年の7代目ハイゼットに設定されたのが最初で、現在も設定があるロングセラーになっている。

三菱ミニカトッポ

 軽自動車のバン、いわゆるボンネットバンでも荷物をたくさん積みたいという声に応えて登場したのが1990年登場のミニカトッポだ。三菱としてはワゴンやセダンと読んでいたが、実際は商用車として重宝された。運転席とラゲッジ部分の背を高くしていて、さらに高いハイルーフの設定もあった。現在のトールワゴンの先駆けと言ってもいい。

スズキ・アルトハッスル

 ミニカトッポのライバルというか、同じコンセプトだったのがアルトハッスルで、1年遅れの1991年に登場した。普通のボンネットに箱をくっつけたようなスタイルは、ミニカトッポと同じだった。使い勝手はいいので現在でも通用する気はするが、トールワゴンなどが全盛というのはハンデだろう。

ダイハツ ミラウォークスルーバン

 ミニカトッポ、アルトハッスルよりも、箱をくっつけた感が強かったのが1984年に登場したミラウォークスルーバンだ。運転席以降を普通車のようなパネルバンにしたもので、オシャレ度は高かった。もちろんその名の通り、狭いながらも車内を歩いて移動することができた。

日産 AD MAX

 ADバンと言えば、日産のライトバンシリーズ。基本的にはオーソドックスなスタイルだが、そのなかで異彩を放ったのが1992年に2代目ADバンへ追加されたADマックスだ。いわゆるフルゴネットタイプで、ルノー・エクスプレスを思わせる、荷室だけ全高などが拡大されたボディが印象的なバンだった。もちろん使い勝手もさらに増したが、1代限りで姿を消してしまった。

スズキ・マイティボーイ

 軽トラはもはやおなじみだが、軽自動車のピックアップといえば、1983年に登場したマイティボーイだ。ベースはセルボで内装はアルトのものを使用するなど、工夫が凝らされたモデルだった。東京JAPが出てくるCMの「スズキのマー坊とでも呼んでくれ」は話題になったし、CMソングに出てくる「金はないけどマイティボーイ」もちょっとした流行語になった。ちなみに車両価格は45万円で、当時としても激安だった。

こんな記事も読まれています

スバルの「小さなヤツ」登場! “軽ボディ”に“直4スーチャー”の超ド級マシン! 「ヴィヴィオ」が借りられる
スバルの「小さなヤツ」登場! “軽ボディ”に“直4スーチャー”の超ド級マシン! 「ヴィヴィオ」が借りられる
くるまのニュース
〈人テク展2024横浜〉住友電工、自動運転可能な電動小型モビリティを初公開
〈人テク展2024横浜〉住友電工、自動運転可能な電動小型モビリティを初公開
日刊自動車新聞
メルセデス、チグハグな開発方針から脱却? 次のアップデートに自信「”魔法”はないと受け入れた」
メルセデス、チグハグな開発方針から脱却? 次のアップデートに自信「”魔法”はないと受け入れた」
motorsport.com 日本版
オートポリスに“巨人”出現。JRP、鈴鹿市に続き大分県日田市と『地域連携パートナーシップ』を締結
オートポリスに“巨人”出現。JRP、鈴鹿市に続き大分県日田市と『地域連携パートナーシップ』を締結
AUTOSPORT web
【ブレイズ】5/25・26開催の「tvk かながわMIRAIストリート2024」に出展
【ブレイズ】5/25・26開催の「tvk かながわMIRAIストリート2024」に出展
バイクブロス
傑作という名のモデルが登場!アウディ、「A4」「A4アバント」および「A5スポーツバック」の特別仕様車を発売
傑作という名のモデルが登場!アウディ、「A4」「A4アバント」および「A5スポーツバック」の特別仕様車を発売
LE VOLANT CARSMEET WEB
HJCヘルメット、クアルタラロの『ル・マン スペシャル2024』レプリカを7月に発売/MotoGPフランスGP
HJCヘルメット、クアルタラロの『ル・マン スペシャル2024』レプリカを7月に発売/MotoGPフランスGP
AUTOSPORT web
ダイハツの合弁「プロドゥア」、初のEVプロトタイプ発表
ダイハツの合弁「プロドゥア」、初のEVプロトタイプ発表
レスポンス
アバルト、限定車「F595Cセカンドエディション」発売 5速MTの電動ソフトトップ仕様
アバルト、限定車「F595Cセカンドエディション」発売 5速MTの電動ソフトトップ仕様
日刊自動車新聞
車中泊にもバッチリ対応! アウトドアにぴったりハマる三菱 デリカミニがベースの軽キャンパー
車中泊にもバッチリ対応! アウトドアにぴったりハマる三菱 デリカミニがベースの軽キャンパー
月刊自家用車WEB
世界初! 1日の「ソーラー充電」だけで“30キロ”走行可能!? めちゃ凄い新型「3人乗りトライク」初公開!
世界初! 1日の「ソーラー充電」だけで“30キロ”走行可能!? めちゃ凄い新型「3人乗りトライク」初公開!
くるまのニュース
「ディフェンダー」の2025年モデル受注開始! ロングボディの「130」にも“最強”5リッターV8エンジン搭載車を用意
「ディフェンダー」の2025年モデル受注開始! ロングボディの「130」にも“最強”5リッターV8エンジン搭載車を用意
VAGUE
クルマ作りで最も大切なのは[壊すこと]!? [衝撃のGRヤリス]姿に納得! トヨタ車が信頼性抜群のワケ
クルマ作りで最も大切なのは[壊すこと]!? [衝撃のGRヤリス]姿に納得! トヨタ車が信頼性抜群のワケ
ベストカーWeb
車外でシャワーも使える便利な相棒! トヨタ タウンエースがベースのキャンパー
車外でシャワーも使える便利な相棒! トヨタ タウンエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
昭和のサーキットを華やかに駆け抜けた名レーサー 都平健二氏との思い出
昭和のサーキットを華やかに駆け抜けた名レーサー 都平健二氏との思い出
バイクのニュース
トヨタ、プリウスの後席ドアハンドルのリコール対応 6/14めどに開始 生産再開は6/17から
トヨタ、プリウスの後席ドアハンドルのリコール対応 6/14めどに開始 生産再開は6/17から
日刊自動車新聞
ポップアップエキジビション「LBX LOUNGE」を期間限定でオープン!次世代LEXUSの「Premium Casualな世界」が全開だ
ポップアップエキジビション「LBX LOUNGE」を期間限定でオープン!次世代LEXUSの「Premium Casualな世界」が全開だ
Webモーターマガジン
日本ではその性能のすべてを発揮できない! 出力270kWの充電が可能なアウディQ6 e-tron登場
日本ではその性能のすべてを発揮できない! 出力270kWの充電が可能なアウディQ6 e-tron登場
THE EV TIMES

みんなのコメント

4件
  • ミゼットⅡ
    小さいために「手作業」が含まれていた。 ではないですね。

    組立工程は「全部手作業」のミゼット工房(現コペンファクトリー)

    熟練工(エキスパート)の「技」の伝承工房です。
  • そんなにユニークなネーミングかね?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

122.0133.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

78.0199.0万円

中古車を検索
エスカルゴの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

122.0133.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

78.0199.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村