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トヨタ新型「ハイラックス」はワイルド感アップ! 新エンジン搭載でパワフルに

掲載 更新 21
トヨタ新型「ハイラックス」はワイルド感アップ! 新エンジン搭載でパワフルに

■新型ハイラックスはタフなデザインへ一新

 トヨタのオーストラリア法人は、ピックアップトラック「ハイラックス」をマイナーチェンジし、2020年8月27日より発売すると発表しました。

【画像】ワイルドすぎる! トヨタ新型「ハイラックス」がカッコイイ!(14枚)

 新型ハイラックスの開発にあたり、オーストラリアのデザインチームやエンジニアが参加したといいます。

 ハイラックスの外観は、トヨタがグローバルで販売するトラックシリーズとの統一感を高めたデザインを採用しました。

 フロントの大型台形グリルは水平基調を取り入れることでワイド感を強調。グリル枠の仕様はグレードによって異なり、「ワークメイト」はブラック、「SR」はグレー、「SR5」はクロームを採用しています。

 ヘッドライトは小型化するとともに、ワークメイトおよびSRは新しい4灯のハロゲンヘッドランプ、SR5は新デザインのLEDヘッドランプを採用し、オートオン/オフ機能を全車に搭載しました(ワークメイト・SRはマニュアルレベリング、SR5はオートレベリング)。

 リアは、後方に伸びる力強いフェンダーショルダーやキャビンとデッキをつなぐ統一感のあるライン、スチールバンパー(ワークメイトとSRはダークシルバー/ブラック、SR5はクローム)など、すっきりとしたデザインを実現。

 また、夜間の視認性を向上させ、消費電力を低減したSR5用のテールランプを新採用しています。

 新型ハイラックスの内装は、商用車に求められる耐久性や機能性と、SUVとしての洗練さなどを両立させました。

 従来型では6/7インチだったディスプレイは8インチへ大型化するとともに、マルチメディアシステムが改良され、静電容量式タッチパネルに代わってスイッチが採用され、手袋をはめた状態でも操作できるようになります。

 さらに、Apple CarPlayやAndroid Auto、MyTOYOTAなどに対応するほか、音声認識機能も組み込まれました。

 新デザインのスピードメーターとタコメーターは、グレーメタリックの背景にホワイトの数字とポインターを配し、高級感のある意匠となっています。

 高精度カラー4.2インチのマルチインフォメーションディスプレイは、安全設定やオドメーター、トリップ表示などの運転支援情報に加え、前輪の角度などを表示し、快適性と利便性をさらに向上させました。

 ワークメイトは、ブラックのファブリックシートとビニール床材を採用しており、業務用に必要なタフネス性と耐久性を実現。

 SRとSR5は、高級感のあるエンボス加工が施されたブラックシートを採用し、SRはビニール床材を装備。さらに、SRとSR5のダブルキャブは後席を6:4の分割が可能です。

 また、SR5にはプレミアムシフトノブ&ステアリングホイール、クロームドアハンドルを装備しました。

■新開発の2.8リッターディーゼルエンジンを搭載

 新型ハイラックスには新開発の2.8リッターディーゼルターボエンジンが搭載され、最高出力は204馬力(150kW)、最大トルクは6速ATが500Nm、6速MTが420Nmを発揮します。

 今回のアップデートにより、幅広いレンジで最大トルクが得られるようになり、高速道路の坂道での追い越しやけん引力が強化されました。また、従来から定評のある低回転域のトルクと、街中やオフロードでのドライバビリティも維持しています。

 2.4リッターディーゼルエンジン(150馬力/400Nm)も設定されており、高圧コモンレールシステムや最適化されたピストンとリング、80アンペアから100アンペアにアップグレードされたオルタネーターなど、冷却と燃費を向上させる改良が施されました。

 加えて、4×2 ワークメイトのシングルキャブとダブルキャブには、165馬力/245Nmの2.7リッター4気筒ガソリンエンジンが設定されています(6速AT /5速MT)。

 新型ハイラックスはサスペンションを改良し、路面振動を抑えるためにリーフスプリングを長くし、荷重がかかった状態でのコーナリングの安定性を高めるためにスプリングの間隔を広くするとともに、ステアリングの安定性を促進するためにアタッチメントポイントを変更しました。

 さらに、スプリングレートやショックアブソーバー、サスペンションブッシュのチューニング、キャビンマウントの見直しを実施。これらの改良により、より俊敏なハンドリングレスポンスを実現しています。

 安全装備として「トヨタセーフティセンス」を搭載。歩行者(昼・夜)と自転車(昼間)も検知できるプリコリジョンシステムやアクティブクルーズコントロール、ステアリングアシストをおこなう車線逸脱警報を装備するとともに、道路標識アシストは、速度警告標識を認識できるようになりました。

 SR5のダブルおよびエクストラキャブピックアップには、駐車をサポートするフロントソナー2基、リアソナー4基が新たに採用され、対象物を検知するとブザーとマルチインフォメーションディスプレイにメッセージを表示して、ドライバーに注意を促す機能が装備されました。

 新型ハイラックスの価格は、2万3590豪ドルから5万9920豪ドル、日本円で約180万円から約457万円です。

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みんなのコメント

21件
  • ○ オーストラリアのハイラックスも、日本向けと同じタイ製なのか?
    ○ 日本に導入されてるハイラックスも、これに準じた更新されるのか?

    これら2点が興味の対象と思うが、記事では華麗にスルーやね。。。
  • ハイラックスサーフを出して欲しい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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