2024年F1第10戦スペインGPにおいて、ピエール・ガスリーが9位、エステバン・オコンも10位に入り、アルピーヌが前戦カナダGPに続くダブル入賞を果たした。
ガスリーが7番グリッド、オコンが8番グリッドからのスタートだったため、ともに二つ順位を落としたことになる。とはいえ、抜かれた相手はマクラーレンのオスカー・ピアストリとレッドブルのセルジオ・ペレスで、そこは仕方がないだろう。何よりも上位チームであるはずのアストンマーティン、前戦まで絶好調だったRBを大きく引き離してのダブル入賞は、アルピーヌにとって、望みうる最高の結果だっただろう。
【ポイントランキング】2024年F1第10戦スペインGP終了時点
予選後に掲載された『第10戦予選の要点』にて僕は、「ガスリーは(決勝レースは)フェルナンド・アロンソとポイントを争う展開になるはず」と、締めくくった。しかしその予想は完全に外れ、地元グランプリを10番グリッドからスタートしたアロンソは序盤に14番手まで順位を落とすと、その後もまったくアルピーヌの2台に追いつくことなく、12位完走に終わった。さらにランス・ストロールも14位が精一杯で、アストンマーティンはモナコGPに続いて今季二度目のノーポイントレースになってしまった。
彼らはコース上でアルピーヌにかなわなかっただけでなく、作戦上でも完敗だった。アルピーヌはオコンが14周目、ガスリーが15周目と比較的早い段階で1回目のタイヤ交換をさせたのに対して、アストンマーティンはストロールが18周目、アロンソに至っては20周目まで引っ張らせた。
カタロニアサーキットはタイヤのデグラデーション(性能劣化)が大きいため、ピットインを遅らせることで、よりフレッシュなタイヤで第2スティントを戦う目論見だったのだろう。しかし結果的には、早めのピットインによるアンダーカットが正解だった。ガスリーが交換作業の遅れで3秒以上のタイムロスを喫し、いったんは13番手まで後退したにもかかわらず、6周後には8番手まで順位を回復したことからも、それは明らかだった。
もちろんアルピーヌの好調が次戦以降も続く保証はなく、逆にアストンマーティンがいつまでもこの位置に甘んじることもないだろう。しかしこの週末に限れば、アルピーヌは超僅差の戦いを見事に勝ち抜いた。
なかでもガスリーは予選に続いて、レースでも100点満点の走りだった。序盤は速さで勝るピアストリに何度もDRS圏内に入られながらも、15周目のピットインまで7番手を死守した。そして終盤にはソフトタイヤを履くペレスに猛追され、ジリジリと差を詰められながらも、ファイナルラップにオーバーテイクされるまで持ち堪えた。
新たな飛躍を求めてアルピーヌにやってきたガスリーだが、今年は特にマシンの戦闘力不足に苦しんできた。しかし、苦境のなかだからこそ最高の走りを披露する。そんなガスリーの気迫が見えたスペインの週末だった。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
「ノーマルタイヤで立ち往生」に国交省ブチギレ!?「行政処分の対象です」2年連続で大量発生…「スタックの7割が夏用タイヤ」今年も緊急警告
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント