F1第5戦マイアミGPは、レッドブルが今季4度目となるワンツーフィニッシュを飾った一方、フェラーリはカルロス・サインツJr.が5位、シャルル・ルクレールが7位という結果に終わった。ルクレールはマシンについて、常に安定性を欠いていることが課題だと語った。
今週末のフェラーリはフリー走行から上位のタイムを記録しており、ルクレールも3回のプラクティスセッションで全てトップ3に入っていた。しかし予選Q3でクラッシュを喫して7番手に沈むと、レースでもポジションを上げることはできず、セーフティカーが一切出ない中でトップから52秒差の7位フィニッシュとなった。
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今回はミディアム→ハードへとつなぐタイヤ戦略で走り切ったルクレールだが、どちらのタイヤを履いている時もペースの悪さと挙動の一貫性に苦しめられていたと振り返った。
「さっきカルロスとも話したんだけど、このマシンは一貫性に欠けている」
「コーナーごとに、というよりも、同じコーナーを走っていても酷いオーバーステアの時があったかと思えば、酷いアンダーステアになったりする。とにかく風の影響を受けるんだ。それ以外の要素でもなぜかペースが悪かったから、調べる必要がある」
「高速域でのボトミングがあったけど、これは土曜にはなかったことだから説明がつかない。データを確認するしかない」
ルクレールはこの一貫性のなさについて、レースによって使用するタイヤコンパウンドが変わったり、セットアップが変わったりすることで、そこにマシンがどう反応するかが未知数なのだと付け加えた。
「これはシーズン当初から同じようなもので、レースごとに色んなコンパウンドのタイヤを履く中で何が起きるか分からないというか、マシンがどう反応するか、タイヤが正しいウインドウに入るかどうかは常に未知数なんだ」
「これはドライバーとして、自信を持ったりドライビングを適応させる上で非常に都合が悪い。違うセットアップにした時にもマシンが全く違うウインドウに入ってしまうんだ」
今回は中団で苦しんだルクレールだが、前戦アゼルバイジャンでは予選やスプリントシュートアウトで最速を記録し、スプリントで2位、決勝レースでも3位に入った。これについて彼はこう語る。
「これもまた、一貫性の問題だと思う。僕たちは一歩前進したと思っていても、前のレースより暖かくなったりコンディションが変わると完全に作動領域から外れてしまう。この点は改善しないといけない」
次はフェラーリにとってホームレースとなるイモラでのエミリア・ロマーニャGP。このレースに向けてルクレールは、次のように意気込みを語った。
「今回のレースとは天候も変わってくるだろう。新しいパーツが持ち込まれるので、それが正しい方向に向かうことを期待している。安定性の向上に取り組んでいるので、その点での進歩が見られればと思う」
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