存続が決定すれば、エンジンは世界最先端の「スカイアクティブX」を搭載!
マツダのコンパクト・クロスオーバーSUV、「CX-3」の次期型に関する情報を入手。今回は、それをもとにエクステリアの予想CGを制作した。
「マツダ・フレア」が新エンジン搭載で経済性が向上してマイナーチェンジ
CX-3は、「魂動」デザインを採用した第5弾として2015年2月に発売。その後、早くも同年12月に「ナチュラル・サウンド・スムーザー」を標準化するなど一部改良し、2016年10月には「G-ベクタリング コントロール」が全車標準装備され、翌年6月には「スカイアクティブ-G2.0」を新設定、2018年5月には初の大幅改良も行われている。
しかし発売から4年が経過した現在、その存続には危機が迫っている。本来はCX-3と「CX-5」の間を埋める存在となるはずだった「CX-30」の投入によって、CX-3の立場が中途半端になってしまったからだ。実際、2019年前半は1000台を超えていた販売台数も4月以降は大幅に減少。また、米国市場においても2020年モデルでは「Touring」、「Grand Touring」グレードが廃止。ラインアップが「Sport」のみに縮小されるなど、ネガティブな状況が相次いでいる。
だが、そんな中で明るい情報も入ってきた。次期型はマツダの最新プラットフォームである「SKYAXTIV-VEHICLE ARCHITECUTRE」を採用、CX-30をさらにクーペ化した3ドアスポーツSUVとして生まれ変わるというものだ。
今回は、それを元に期待を込めて予想CGを制作してみた。AピラーとCピラーはクーペらしく傾斜を強く、さらにCピラーはキックアップデザインとしてシャープな印象を強めた。リヤタイヤハウス部は若干膨らみを持たせ、さらにリヤ両サイドには縦型スリットを入れてワイド感を強調。そして、テールは若干細めのデザインとして4連ランプ搭載でスポーティに仕上げている。
搭載が予想されるパワーユニットは、2L直列4気筒+マイルドハイブリッドの「スカイアクティブX」や2.5L直列4気筒「スカイアクティブG 2.5」、そしてディーゼルターボの「スカイアクティブD 1.8」などだ。CX-3がこのまま廃止へと追い込まれるのか、それとも新型で反撃を開始するのか? その答えは2020年内には明らかになりそうだ。
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