■「デカすぎジムニー」にモータースポーツファンも「目がテン!」
2024年5月24日から5月26日、富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で「スーパー耐久シリーズ2024 第2戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」が開催されました。
そんな富士スピードウェイのイベント広場では、特別展示として「東京オートサロン2024」で話題を呼んだ“巨大すぎる”スズキ「ジムニー」が実車展示され、来場したモータースポーツファンたちの注目を集めていました。
【画像】めちゃカッコいい! スズキ「ジムニー“6ドア”」!?を画像で見る(30枚以上)
国内唯一の24時間レースとなるスーパー耐久シリーズ2024 第2戦(S耐)で、NAPAC(日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会)は、会場内イベント「CUSTOM MOTOR SELECTION BY NAPAC」を開催し、様々なカスタムモデルなどの展示を行いました。
テーマに「オールジャンル カスタムの世界」を掲げ、過去のS耐参戦マシンをはじめ、カスタムカーやチューニングカーなどを紹介していましたが、そのなかでも特に来場者を集めていたのが、スズキの軽四輪駆動車「ジムニー」をベースにしたカスタムカー「NATS ジムニー J1(ナッツ ジムニー ジェーワン」です。
制作を手掛けたNATS(日本自動車大学校:千葉県成田市)は自動車整備士を養成する専門学校で、例年開催されるカスタムカーイベント「東京オートサロン」に学生が手がけた様々なカスタムカーを出展し、常に話題を呼んでいます。
2024年1月開催の東京オートサロン2024でも複数のクルマを出展しましたが、そのなかでも特に人気を集めていたのがNATS ジムニー J1でした。
東京オートサロン2024来場者などの投票により選出される「東京国際カスタムカーコンテスト2024」のドレスアップ・SUV部門でNATS ジムニー J1は「優秀賞」を獲得しています。
そんなNATS ジムニー J1は、コンセプトに「シティオフローダー、街を駆ける」を掲げ、“和製ハマー”を製作したものです。
2代目ジムニーを複数使用しボディを拡大し、さらに同じスズキのミドルクラス四輪駆動車「エスクード」(TD61W型)のフレーム、足回り、エンジンと組み合わせ、巨大なジムニー“6ドア”を誕生させました。
全幅は2.2mにも及び、ベースのジムニーと比べると800mmも広げられていることがわかります。
地面にくっついてしまったかのような極端なローダウンと相まって、その存在感は抜群。
S耐のイベント会場でも来場した多くのモータースポーツファンが注目し、口々に「ジムニーには見えない!」「目がバグる!」「スゴイねこれ」などと驚きの声をあげていました。
また、ベース車両が判別できなかった人も多く「(トヨタ)メガクルーザー?」「ハマーじゃないの?」など、大型の四輪駆動車と見間違えている人も多く見られました。
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