独BMWは8月2日、プレミアムセダン「5シリーズ」のプラグインハイブリッド(PHV)モデル「530e」の改良モデルを発表した。新たに搭載バッテリーを一新し、航続可能距離を拡大した。
25の電動化車両を投入する年限を2025年から2023年に短縮することを発表したBMW。先日発表された新型「330e」に続き、矢継ぎ早の登場となったのは、国内にも既に導入されている530eの改良版だ。改良モデルでは、バッテリーを一新し、体積はそのままに総電力量を9.2kWhから12.0kWhへ強化。これによって、モーターのみによるEV走行レンジは66kmへと30パーセント拡大している。最高速もeDRIVEモードを「AUTO」にした状態で110km/h、「MAX」に設定すれば140km/hとなり、日常使いに何ら不満はないだろう。
一方で、CO2排出量は1.6L/100kmへ20パーセント以上も低減され、ドイツ本国ではカンパニーカーの減税要件に適合する。スペース効率に優れたバッテリーをリアシート下に搭載することで、コンベンショナルな5シリーズとほとんど変わらない410Lのラゲッジスペースを持つこともアピールポイントだ。
改良モデルのパワートレーンは113馬力を発生するモーターに184馬力の2.0L直4ガソリンターボを組み合わせたもので、トータル出力は252馬力/420Nmとなる。また、0-100km/h加速は6.1秒、最高速は235km/hと発表され、スポーツセダンを名乗るのにふさわしい動力性能だ。さらに、今回からAWDの「530e xDrive」も追加され、安定したドライビングフィールを求める向きに訴求を図っている。
もちろん、アダプティブサスペンションや最大20インチまで用意されるホイールなど、通常の5シリーズで選択できるオプションはほぼすべてPHEVでも適用が可能。ベースモデル同様のハイテク装備となる12.3インチと10.25インチのツインディスプレイには、航続可能距離や充電可能箇所などを表示するPHEV専用の機能が付加されている。
アップデートされたバッテリーによりさらに商品力を高めた530eの改良新型。このテクノロジーは「Xシリーズ」のPHVなどにも横展開されているから、多くのモデルが早期に国内導入されることを期待したい。
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