メルセデスのファクトリーチームのドライバーとしてフォーミュラEに参戦しているストフェル・バンドーンとニック・デ・フリーズ。彼らはF1最終戦アブダビGP終了後に行なわれるテストにおいて、メルセデスの最新F1マシンをドライブさせることになった。
12月15日(火)にヤス・マリーナ・サーキットで1日のみ行なわれる予定のこのテストは当初、F1参戦経験がほとんどない若手ドライバーのみを対象として行なう計画であった。しかし、2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソの参加が許可されたことにより、その風向きは変わってきている。
■アロンソ、”若手ドライバー”テストで最新F1マシンをドライブへ。FIAが参加を承認か
バンドーンは2017年から2シーズン、マクラーレンのドライバーとしてF1にフル参戦していたが、そんなバンドーンにもテストに参加する機会が与えられた。
メルセデスF1チームのリザーブドライバーを務めるバンドーンは、ルイス・ハミルトンが新型コロナウイルス陽性と診断されサクヒールGP欠場が決まった後に代役候補として検討されていたが、結果的にメルセデスはジョージ・ラッセルを起用することを選択。バンドーンのF1復帰はおあずけとなっていた。
そんなバンドーンと共にテストに参加するのが、フォーミュラEチームの同僚であるデ・フリーズだ。2019年にFIA F2チャンピオンに輝きながらも2020年のF1シートを手に入れられなかったデ・フリーズにとって、これがF1テストデビューとなる。デ・フリーズはかつてマクラーレンのジュニアプログラムに長く在籍していたが、F1マシンをテストする機会には恵まれなかった。
またデ・フリーズは自身のソーシャルメディアに「これが僕のF1デビューになるだろう。このチャンスを与えてくれたメルセデスには感謝してもしきれない。夢が叶ったよ」と喜びの声を寄せた。
前述の通り若手ドライバーのための場として計画されていたこのテストだが、現時点ではアロンソを筆頭に、2020年シーズンを通してF1に参戦していないドライバーであれば参加を認められている状況だ。アロンソ、バンドーンの他にはレッドブルのセバスチャン・ブエミ、アルファロメオのロバート・クビサがそれに当てはまる。
その一方で、今季F1に出場したドライバーの参加は認められていない。つまり、カルロス・サインツJr.やセバスチャン・ベッテルなど、来季チームを移籍するドライバーがアブダビで新チームでの“初仕事”を行なう、といったことはできないのだ。
サインツJr.はこの決定を「論理的でない」と語り、ベッテルも「不公平だ」と不満をあらわにしている。彼らはアロンソが参加を認められるのであれば、FIAは全てのドライバーの参加を認めるべきだと主張している。
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