新型トヨタ・クラウンの北米向けラインナップが発表！2023年初頭に約589万円から販売の予定。

新型トヨタ・クラウンの北米発売日が、2023年初頭に決定した。新型クラウンは、そのユニークで大胆なスタイルから国内外問わず注目を集めており、クラス内でも群衆から際立った存在を確立しつつある。SUVとセダンのいいトコ取りをしたクロスオーバーボディに、オリジナリティ溢れるボディペイント、さらに標準装備のAWD駆動と、初の「ハイブリッドMAX」システムを含む2種類の電動パワートレインが搭載されており、魅力的なエレメントがこれでもかと詰め込まれている。

新型クラウンの北米向けモデルレンジは、3種類。2.5Lハイブリッドに電子制御AWDを搭載したベースグレード「XLE」、XLEに室内外装備を追加した「Limited（リミテッド）」、さらにハイブリッドMAXパワートレインと専用ビジュアルオプションを追加した最上級グレード「Plutinum（プラチナム）」が展開されている。

トヨタがハイブリッド戦略を低燃費の代名詞として久しいが、トヨタは新型クラウンで同メーカー製セダンでは初となる「ハイブリッドMAX」システムを搭載し、更なるハイブリッド機関の革新を狙っている。「ハイブリッドMAX」システムは、2000～3000rpmでピークトルクを迎えるようチューンされた2.4リッター直列4気筒ターボエンジンと、トルク最大化を支援するeAxle電気モーターで構成されており、最高出力340PS、最大トルク542Nmを発揮する。これによって、複合燃料消費率30MPG（≒12.8km/L）という燃費性能ながら、0-100加速5.7秒というトルクフルな加速を実現している。

「XLE」、「リミテッド」モデルに搭載される電子制御無段変速機（eCVT）は、電子制御によってスマートな変則操作を備え、前後ハイブリッドトランスアクスル「THS」との組み合わせ、また、ギアの噛み合わせロスを低減する減速機構などによって、低燃費・低騒音を実現している。THS搭載車には、「ノーマル」、「エコ」、「スポーツ」の3つの走行モードが展開、さらに短距離の低速走行であれば「EVモード」を使用することもできる。

ファーストクラス・ライクなキャビン空間

運転席・助手席には、シートヒーター付き8ウェイ電動シートを標準装備し、快適性を追求。上位モデルでは本革シートと固定式サンルーフを採用し、高級感あふれるスタイリッシュさで乗員を包んでくれる。室内装備には、12.3インチディスプレイにデュアルクライメートコントロール、カップホルダー、ワイヤレス充電ポート、USB-Cポートが充実し、使い勝手に困ることはない。搭載システムは、Apple CarPlay/Android Autoのワイヤレス接続に対応し、Wi-Fiコネクトを使用すれば最大5台までのデバイスを4G接続することもできる。

トヨタ・クラウンの室内快適性の指標として防音性能に力が入れられているが、単にデシベル数値を低減させるだけでなく、会話や音楽がクリアに聞こえるような落ち着いた空間の創出に重きを置かれている。強度の高いTNGA-Kプラットフォームを採用することで、走行中の振動・騒音が高いレベルで抑制されている。サスペンションチューンを最適化し車体揺れを抑え、構造の至るところに断熱材やボディーシール材を配置することでタイヤノイズなどの騒音も低減されている。

トヨタの自動駐車システムは、最上位「プラチナム」にのみ標準で搭載。センサーが駐車スペースを認識することで、自動でステアリング、アクセル、ブレーキが制御され、縦列駐車、前後斜め駐車をさせることができる。もちろん、安全システム「トヨタ・セーフティセンス3.0（TSS3.0）」も標準で搭載されており、先進のシステムセンサーによって万が一の場合の機能強化が行われている。

新型トヨタ・クラウンの北米向けメーカー希望小売価格は、「XLE」が39,950ドル（≒589万円）ドルから、「リミテッド」が45,550ドル（≒671万円）から、「プラチナム」が52,350ドル（≒771万円）からとなっており、2023年初頭からの販売となる。

Comments

YouTubeでクラウンクロスオーバーの海外レビューが出たしたので見ていたらパノラミックサンルーフが装備されていた。
日本はRSグレードにだけ普通のミニマムなサンルーフがOP設定。
流石呆れた…日本蔑ろにするのも大概にせーよ、ふざけんなトヨタ。

bz4の価格より安い。