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テスラの充電について知ろう。「日本の充電インフラはいま、どんな感じ?」【テスラファンブック】

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テスラの充電について知ろう。「日本の充電インフラはいま、どんな感じ?」【テスラファンブック】

EV初心者が最初にテスラを考えたとき、やはり気になるのは充電のこと。どこで充電すればいいの? どれぐらい費用はかかるの? 本当に旅先とかのロングドライブでも大丈夫なの? そんな疑問にお答えする。

Q:日本の充電インフラはいま、どんな感じ?
A:急速充電器はまだ少ないがこれから増加予定。

テスラの充電について知ろう。「スーパーチャージャーって何?」【テスラファンブック】

日本の急速充電器のほとんどを管理する「イーモビリティパワー」のホームページによると、国内のEV・PHVの普及台数は約33万台(2021年時点)、それに対して充電インフラは、急速充電スポットが約8,000口、普通充電が2万1,700口あり、現状としては十分な規模だと伝えている。

すると、テスラで初めてEVを購入したオーナーも、この全国の充電ネットワークと国内63拠点にあるスーパーチャージャー(SC)があれば、不自由なくEVライフを満喫できるといえるのだろうか? 人気ユーチューバーで「EVネイテイブ」としても知られる、EVジャーナリストの高橋優さんに日本の充電環境ついて質問をしてみた。

「ひと言で急速充電と言っても、使用する充電器のスペック、EVの受け入れ能力、バッテリーの特性などのさまざまな要因が絡み合うことで、充電に必要な時間は変わってきます。チャデモに関しては、一回の充電に30分の時間制限があるし、設置されている急速充電も40 kW級以下のものが大半。90 kW級以上の急速充電の台数に関しても、まだ少ないのが現状ですね」

たしかにEV検索アプリ「GOGO EV」によれば、全国の急速充電器は8,326カ所(23年3月時点)だが、90kW以上に絞ると375件、63件あるテスラのSCを除くと312件と、圧倒的に数は少ないようだ。

高橋さんは自身のユーチューブチャンネルで、時間帯、ルート、スピードを同一に設定したEVが1,000kmを何時間で走破できるかを検証する「1,000kmチャレンジ」を20車種以上のEVで行ってきた。この検証では、各車の正確な航続距離、冷却性能を含めたバッテリーの性能やそれに伴う充電許容能力、そして使用できる充電インフラの効率性を定量的に知ることができる。

「チャデモを使わなければならない車種の場合は、40kWの急速充電器で30分充電したとしても、諸々の条件を考慮すると100km相当しか充電することができず、自然と充電回数が増えてしまいます。また、充電渋滞に巻き込まれることもあるので、充電環境を考えながらルートを計画しないとダメですね」そんな1,000kmチャレンジで、10時間1分という最も良い数字を弾き出したのクルマが……続きは『TESLA FAN BOOK』で!

【写真5枚】どんなEV、どんな充電器が最適解? 

Q:遠出や旅先で、EVの充電はまだ不安?
A:目的地充電が充実すれば、それも解消されそう。


EVの充電方法は、3つに大別される。一つが自宅やオフィスなどに設置した普通充電器で日々充電する「基礎充電」。もう一つが、バッテリー残量が少なくなった際にスーパーチャージャー(SC)やチャデモの急速充電器を使って充電する「経路充電」。さらに、滞在時間が2~3時間以上となる目的地で、用事を済ませている間に普通充電器を使って継ぎ足し充電を行う「目的地充電」だ。

長距離ドライブ時、多くのEV、テスラオーナーが活用している経路充電は、高スペックなSCでも充電に20~30分程度かかり、これが手間と時間のかかる付帯作業として、多くの人がガソリン車をEVに買い換える際のハードルにもなっている。そんな中、これらの充電方法で最も期待を集めているのが目的地充電だ。(中略)

日本全国に2万1,000基(急速充電器+普通充電器)ある充電器の中で、同社の目的地充電用の普通充電器は1,500基。テスラオーナーもよく利用している宿泊施設やゴルフ場、レジャー施設などを中心に、今後、飲食店や温浴施設、大学などの教育機関、時間貸し駐車場など、さまざまな場所に急激に増加させていく見込みだ。

続きは『TESLA FAN BOOK』で!

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みんなのコメント

24件
  • スーパーチャージャーの便利さを味わってしまうとチャデモはめちゃくちゃ面倒くさいんだよ
    重いし、でかいの何とかならんのか
    支払いも面倒くさい
    頼む全部スーパーチャージャーになってくれ
  • 日本はゾウさんマークの充電利権団体を潰す新興勢力が出てこないと未来はない。
    30分制限だと会費制だの全く市場を見ていない連中が仕切っているうちはダメよ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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