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フォルクスワーゲン、EVクロスオーバー「ID.4」のインテリアを公開

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フォルクスワーゲン、EVクロスオーバー「ID.4」のインテリアを公開

独フォルクスワーゲンは、開発中の新型EVクロスオーバー「ID.4」のインテリアを公開した。

EV専門サブブランド「ID.」の市販車第二弾となるID.4は、電動車専用のモジュラープラットフォームMEBを採用したフォルクスワーゲン初のピュアEVクロスオーバーだ。欧州だけでなく、米国や中国でも生産および販売が計画されるこの次世代SUV、これまで空力特性を最大限磨き上げた流麗なエクステリアが公開されていたが、今回初めて内装がお披露目となった。

エンジンを搭載しない電動車ならではの広大なスペースを造形面でも活かしたというインテリアは、“軽さ”と“浮遊感”をテーマに構築され、ダッシュパネルとセンターコンソールは完全に切り離されたデザインとされた。さらに、オプションで用意されるパノラミックサンルーフを装着すれば室内の解放感をさらに高めることができる。加えて、室内の照明は30色から選択できるというから、よりリラックスしたナイトドライビングが実現可能だ。
 
「ID.ライト」と名付けられた新たな装備にも注目。ウインドスクリーン下のライトストリップを使ったこのシステムは、ドライビングアシストやナビゲーションの情報をライトの点滅などによりドライバーへ伝え、より直感的な情報把握に貢献する。もちろん、ID.4の先進性は車内にとどまらない。車両に乗り込む際に用いるドアハンドルも完全にボディとフラッシュサーフェス化され、ドアロックの解除と同時に引き出される仕組みとなっているのだ。

快適性とユーティリティへの配慮も万全で、フロントシートはドイツのメディカル規格を満たし、オプションでマッサージ機能を追加することもできる。また、後席を立てた状態でも543Lのラゲッジスペースを確保しているとのことだから、500km以上と言われる航続距離も相まって、荷物を満載してのロングドライブにも対応する。

このほか、ローンチを記念して特別なボディーカラーなど限定装備を奢った「ID.4 1st」及び「ID.4 1st MAX」も設定が予告された。注目の実車公開は9月末とのことだから、あと少しの辛抱だ。


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みんなのコメント

13件
  • アリアと比べると見劣りするな。
    VWの事だから質感にはこだわってそうだからそこは期待。
  • 一つ疑問なんだけど、電気自動車って、何であんなに高価なんですか?どう考えても内燃機関の車より部品点数は少ないだろうし・・・
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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