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「後期のSTI顔」に顔面移植! スバリストなら絶対おすすめの「初代レヴォーグ」カスタム

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「後期のSTI顔」に顔面移植! スバリストなら絶対おすすめの「初代レヴォーグ」カスタム

人気のWRX化ではなくあえてレヴォーグSTI Sport化を実践!

 新型レヴォーグ登場後も、まだまだカスタマイズやチューニングシーンがアツい初代レヴォーグ(VM型)。なかでもオーナーたちの間で人気のカスタムといえばWRX化のフェイスチェンジで、エクステリアドレスアップの定番メニューとなっている。

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 ちなみに筆者の前期型レヴォーグGT-SはWRXフェンダーこそ装着しているが、WRXフェイス化ではなくあえて同じVM型レヴォーグSTI Sport用バンパーを流用。マニアックなスタイルにカスタマイズしている。

GT系&STI Sport系で前後期4タイプのフェイスが存在!

 VM型レヴォーグは、前期型GT系/前期型STI Sport/後期型GT系/後期型STI Sport(バンパー自体は前期と同一形状)の4種類のフェイスが存在する。前期型GT-Sと比較してみると、それぞれの大きな相違点は、STI Sport用はフォグランプ周りの造形がよりアグレッシブで抑揚の効いたデザインになっている。さらに、バンパー中心部にはメッキ華飾のガーニッシュが備わるのがポイントだ。

 2017年7月、後期型に改良されると、フロントウインカーがヘッドライト内へと移動する。フロントバンパーからウインカーレンズが消えたことで、スッキリしたフェイスにイメージチェンジ。とくに後期型GT系用のフロントマスクは、前期型GT系の造形を踏襲しつつも逆台形のプレスラインを強調させながら、フォグランプカバーがサイドまで回り込むデザインに。ロワグリルのメッキ華飾も後期型GT系専用の意匠だ。

WRX化ではなくSTI Sportフェイスを選んだ理由

 筆者の愛車は前期型GT-Sなのだが、飛び石などで傷んだバンパーを交換するタイミングで後期型STI Sport顔へとフェイスチェンジした。このとき、フロントフェンダーはすでにWRX用を装着していたにも関わらず、なぜレヴォーグSTI Sport用バンパーにしたのか? その理由はレガシィツーリングワゴンのDNAを受け継ぐ先代レヴォーグが登場した際、開発責任者の熊谷泰典さんからレヴォーグに対する熱い思いを伺った。なかでもフロントフェイスへのこだわりを拝聴してからは「レヴォーグにはレヴォーグの顔にしておきたい!」という思いが芽生えたからだ。 ほかにもマニアックなこだわりで恐縮だが、現時点で存在していないレヴォーグtS(STI製コンプリートカー)が発売されたら……というコンセプトでカスタムしていることもあって、レヴォーグ顔にこだわっているのだ。

 後期型GT系ではなく、なぜSTI Sportにしたのか? という点については「tS仕様」ならきっとSTIのバンパーで発売するだろうという妄想と、個人的にはGT系のバンパーデザインが好みであることに対して、フロントグリルは純正オプションとして設定されている、STI Sport用メッシュグリルをチョイスしたかったというのが理由のひとつだ。

後期型ヘッドライトやMFD、フロントカメラも後期型仕様を再現

 フェイスチェンジするにあたり、まず入手したのは後期型用ヘッドライト。シャイニングスピード製の後期型ヘッドライト移植ハーネスを使うことで、カプラーオンでヘッドライトの移植が可能になる。もちろん前期型モデルには搭載されてないステアリング連動機能も活用するため、ステアリング連動対応ハーネスのほか、ヘッドライトレベライザーや車両統合ユニットといったものを後期型用に交換。それなりにコストはかかったが交換後の満足度は非常に高い。 さらに、後期型から装備されるフロントカメラも追加装着。MFD(マルチ・ファンクション・ディスプレイ)も後期型用に換装し、サービスマニュアルとにらめっこしながら車室内からフロントカメラへの配線をワンオフで製作した。

 また、フロントバンパーを交換するにあたり、バンパーに組み込まれるロワグリルやフォグランプカバー、メッキガーニッシュ、フロントカメラなども新品をそれぞれ用意。もちろん前述したお気に入りの純正オプショングリルも新品で取り揃えた。もちろん、せっかく後期フェイスにするなら、後期型に装備されるものはしっかり動作させたい。 前期型からのスワップだからという妥協をすることなく、ステアリング連動ヘッドライトやフロントカメラを動作させたのは、自己満足というこだわりによるものだ。

カスタマイズの本質を追求したマニアックな「自己満」フェイスチェンジ

 こうしてWRXフェンダーに後期型STI Sportフェイスという組み合わせとなったわが愛車は、一見すると後期型STI SportにWRXフェンダーを移植しただけのクルマに見える。だが、その正体は前期型GT-Sという、オーナーにしかわからないマニアックなスタイルとなった。

 ホイールもSTI製に交換しているので、もはや外見からはそれを識別するのは難しく『わかる人だけ気が付いてくれればいい』というなんともストイックなカスタム。もちろんオーナーとしては前期型GT-Sが苦労の末に後期型STI Sportフェイスとなったことで、気分的にはクルマを買い替えたくらいテンションが上がる、自己流のマイナーチェンジに成功。 WRXフェイスへ換装したレヴォーグオーナーはもちろん、私のようにレヴォーグGT-S顔→レヴォーグSTI Sport顔に整形手術した変態的なオーナーまで、純正パーツを流用したフェイスチェンジカスタムは「自己満」を最高潮に満たしてくれる。フェンダーやバンパーを交換するだけでも気分がアガるスワップチューンは、手間こそ違えど、古くはRPS13型180SXにS13型シルビアのフェイスを移植した「シルエイティ」のノリに近いのかもしれない!

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みんなのコメント

4件
  • 自分もGTSに乗ってます。
    シリーズ唯一の硬派に嵌ったまま抜けれない。
    フロントグリルは換装せずに黒塗装し、赤のモールテープ貼りました。後ろバンパーもね。
    マフラー、前後上下スポイラー、ホイール、etc・・
    でも一番効果あったのはアルミテープチューンかな。
  • 後期のWRXの顔にするのが一番かっこいい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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