現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新型「WRX STI」が空を飛ぶ!? 人気YouTube立役者「ケン・ブロック」が米ラリーで爆走へ

ここから本文です

新型「WRX STI」が空を飛ぶ!? 人気YouTube立役者「ケン・ブロック」が米ラリーで爆走へ

掲載 更新 2
新型「WRX STI」が空を飛ぶ!? 人気YouTube立役者「ケン・ブロック」が米ラリーで爆走へ

■ケン・ブロックのWRX STI、もう日本では買えない...

 ジムカーナ―シリーズのド派手なドリフトでおなじみ、ラリードライバー「ケン・ブロック」。

【画像】特別仕様のスバル「WRX STi」をもっと見る(8枚)

 彼が2021年のレース(アメリカラリー協会(ARA)チャンピオンシップ)で選んだのは、スバル「WRX STi(2021年型)」であることを、彼のYouTubeチャンネルで明らかにしました。

 そこで彼は「スバルでレーシングラリーに戻れて嬉しい」と発言しています。

 そんな世界的ラリードライバーから信頼の厚いWRX STIですが、日本国内では2019年12月に販売が終了しており、スバル「WRX S4」についても2021年1月に販売が終了しています。

つまり現在国内では購入することができないのですが、北米では継続して販売されていまして、最新の2021年モデルが存在します。

 WRX STIは、最高出力310hp(仏馬力換算で約314馬力)、最大トルク290lb-ftを発生する2.5リッター水平対向ターボエンジンを搭載。

 トランスミッションは6速MTのみ、足回りはSTIチューンのビルシュタイン製ダンパー、フロント6リア2ピストンのブレンボ製ブレーキ、245/35R18のパフォーマンスタイヤという現代には珍しいスパルタモデルです。

 さらに「電子制御マルチモードDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)」と呼ばれるAWDシステムや「アクティブトルクベクタリング」、「マルチモードビークルダイナミクスコントロール」などラリーで培った技術が投入されています。

 聞いているだけで、乗ってみたくなる2021年型 WRX STIですが、このモデル以前からケン・ブロックはスバルを愛用していました。

 彼とスバルの付き合いは長く、そのレースキャリアはスバルでスタートし、2006年初めてアメリカのラリーもスバルで勝利。その後もスバルで複数のX Gamesメダルを獲得しています。

 また、テレビ番組「スタントジャンキーズ』では171フィートのジャンプで世界記録を樹立、受賞歴のあるジムカーナシリーズの最初の2本の動画でもスバルを駆っています。
 
 多くのイベントをスバルと共にしたケン・ブロック…彼のスバルに対する信頼感がうかがえます。

■2021年後半は、空冷のポルシェ911でも出陣!

 ケン・ブロックは2021年11月初旬に、イーストアフリカン・サファリ・クラシック・ラリーにも参戦します。

 このレースは、ケニアの険しい砂利道を10日間で5000 km近く走る、世界最大のクラシックラリー。

 ケン・ブロックがこのステージで操るのは、ラリー用空冷ポルシェの第一人者、老舗プライベーターのタットヒル・ポルシェ社製「空冷ポルシェ911」です。

 このイベントもケン・ブロックにとって非常に興味深いイベントであることは間違いありません。

 2021年のケン・ブロックの活動はレースだけでは終わりません。

 ジムカーナシリーズの次の動画も準備が進んでおり、2021年リリースされる予定だとのことです。

 このことについてケン・ブロックは「現時点ではすべて秘密さ。詳細は、新しいメーカーとのパートナーシップと一緒にまもなく発表されるはずだ。とってもワクワクしているんだ!これまでにない方法で、映像と自動車のテクノロジーのレベルを押し上げるはずさ」と答えています。

 2020年のレース予定はコロナ渦で混乱をきたしましたが、ケン・ブロックは世界中で素晴らしい走りを見せています。

 バルバドス・ラリー、サンマリノのラリーレジェンド、初開催されたスウェーデンのプロジェクト-Eレースでの勝利、ARAのサザンオハイオフォレストラリーの総合2位。

 さらには、エクストリームEでは、その壮大なラリー最終ステージで3番目に速い記録に匹敵する制限時間がありながらも、サウジの砂漠に挑みました。

 ケン・ブロックの2021年の活躍から目が離せません。

関連タグ

こんな記事も読まれています

新型「ミニ・エースマン」世界初公開! 第3の“新世代ミニ”は 全長4.1mの電動5ドア・クロスオーバーで登場
新型「ミニ・エースマン」世界初公開! 第3の“新世代ミニ”は 全長4.1mの電動5ドア・クロスオーバーで登場
VAGUE
マツダが新型“最上級セダン”「EZ-6」世界初公開! 光るグリル&半円4連テール&超豪華内装がカッコイイ! 斬新すぎる「マツダ6後継機!?」中国に誕生
マツダが新型“最上級セダン”「EZ-6」世界初公開! 光るグリル&半円4連テール&超豪華内装がカッコイイ! 斬新すぎる「マツダ6後継機!?」中国に誕生
くるまのニュース
そろそろTシャツの季節! ホンダファンにはたまらん歴代シビックのイラストTシャツはいかが?
そろそろTシャツの季節! ホンダファンにはたまらん歴代シビックのイラストTシャツはいかが?
ベストカーWeb
ガソリン代が高いからって寒いのをガマンしても得なし! クルマのエアコン「暖房オフ」は燃費にほぼ効果がなかった
ガソリン代が高いからって寒いのをガマンしても得なし! クルマのエアコン「暖房オフ」は燃費にほぼ効果がなかった
WEB CARTOP
使い勝手の良さを兼ね備えたアーバンSUV! ホンダ「ヴェゼル」がマイナーチェンジ
使い勝手の良さを兼ね備えたアーバンSUV! ホンダ「ヴェゼル」がマイナーチェンジ
LE VOLANT CARSMEET WEB
国産車初の電動メタルトップは駄作? なんで窓枠が残るのよ! 世にも不思議な[ソアラエアロキャビン]は今が底値!
国産車初の電動メタルトップは駄作? なんで窓枠が残るのよ! 世にも不思議な[ソアラエアロキャビン]は今が底値!
ベストカーWeb
ヒョンデの高性能EV『アイオニック5N』が日本上陸! 特別仕様車の予約開始
ヒョンデの高性能EV『アイオニック5N』が日本上陸! 特別仕様車の予約開始
レスポンス
「えっ?」メルセデス・ベンツの最新「Gクラス」は4モーターで“戦車みたいな旋回”を実現!? 実車との初対面で実感!「G580EQ」はすべてが驚異的
「えっ?」メルセデス・ベンツの最新「Gクラス」は4モーターで“戦車みたいな旋回”を実現!? 実車との初対面で実感!「G580EQ」はすべてが驚異的
VAGUE
ホンダが「新型SUV」正式発売! “SUV×セダン”融合させたデザイン採用!? ヴェゼルと違う「e:N」、中国に
ホンダが「新型SUV」正式発売! “SUV×セダン”融合させたデザイン採用!? ヴェゼルと違う「e:N」、中国に
くるまのニュース
三菱 ASX 改良新型…デザイン刷新&機能強化
三菱 ASX 改良新型…デザイン刷新&機能強化
レスポンス
ジャガー・ランドローバーは使用済みバッテリの二次利用システムBESSを開発し、循環型エネルギーシステムとして設置
ジャガー・ランドローバーは使用済みバッテリの二次利用システムBESSを開発し、循環型エネルギーシステムとして設置
Auto Prove
パナソニックHD、オートモーティブシステムズ譲渡で600億円の損失
パナソニックHD、オートモーティブシステムズ譲渡で600億円の損失
日刊自動車新聞
アルファロメオ、ジュリア/ステルヴィオの限定車 「Veloce Superiore」を発売開始
アルファロメオ、ジュリア/ステルヴィオの限定車 「Veloce Superiore」を発売開始
月刊自家用車WEB
日産が「新型セダン」を世界初公開! 2台の「ゴツSUV」も登場! 26年度までに投入の「新型モデル」4台を北京ショーで披露
日産が「新型セダン」を世界初公開! 2台の「ゴツSUV」も登場! 26年度までに投入の「新型モデル」4台を北京ショーで披露
くるまのニュース
メルセデスF1の作戦は“ガンガン行こうぜ”! マシンバランス改善する新パーツ開発中。次戦マイアミGPでもアップデート投入へ
メルセデスF1の作戦は“ガンガン行こうぜ”! マシンバランス改善する新パーツ開発中。次戦マイアミGPでもアップデート投入へ
motorsport.com 日本版
1台……超頑張っても2台しか曲がれないって短すぎん!? 極端に点灯時間が短い「右折の矢印信号」はどうすれば改善される?
1台……超頑張っても2台しか曲がれないって短すぎん!? 極端に点灯時間が短い「右折の矢印信号」はどうすれば改善される?
WEB CARTOP
【MotoGP】ド級のライバル、ロレンソ&ペドロサが今度はリングで対決!? ボクシング勝負が実現か
【MotoGP】ド級のライバル、ロレンソ&ペドロサが今度はリングで対決!? ボクシング勝負が実現か
motorsport.com 日本版
【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
レスポンス

みんなのコメント

2件
  • カラーリングがカッコイイ
    WRXの新型が楽しみだな
    エンジンどうなるかな
  • ケンの熱い走りに期待しています
    ケンは車のデザインも凄いし走りも凄い本当の天才ラリーに興味ない自分でさえラリーでの活躍が楽しみで仕方ない
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

452.1485.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

84.91180.0万円

中古車を検索
WRX STIの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

452.1485.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

84.91180.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村