■全長2.7m! スズキの「めちゃ小さいクルマ」が凄い!
スズキは「小さなクルマ」を得意とするブランドとして知られ、歴史のある軽自動車「アルト」やスポーティなコンパクトカー「スイフト」などを展開しています。
しかし過去には、そんなイメージすら上回るほどの「極めて小さなクルマ」を販売していました。
【画像】「えっ…!」 これがスズキの「めちゃ小さいクルマ」です!(22枚)
そのクルマの名は「ツイン」。
ボディは全長2735mm、ホイールベースにいたっては1800mmという極端な短さで、大人2名が乗れる設計です。
一般的な軽自動車の全長は3395mmですので、比較するとより小ささが際立つツインは、役割をシティコミューターに特化させることでリアシートや荷室スペースを削減。
そのぶん自由で斬新なデザインを採用し、大胆な丸みを持たせたボディスタイルを完成させました。
またこの短い全長は、最小回転半径3.6mという驚異的な値の達成にもつながり、小回り性能も優れたモデルとなっています。
さらにツインは軽量で、ベースグレード「ガソリンA(FF、5MT)」において570kgという軽さを実現。
これは燃費の良さにも繋がり、先述のグレードは複雑なハイブリッドシステムなどを搭載しないにも関わらず、26km/L(10・15モード)の低燃費性能を誇ります。
そのほか、ツインには上級グレードに先進的なハイブリッドシステムを搭載したモデルも用意されるなど、かなり意欲的なクルマだったことが分かります。
そんなツインの車両価格(消費税抜)は、49万円から139万円。
当時の新車価格としても手頃な設定でしたが、意外にもツインの販売は低迷しました。
実はこの49万円の最安グレードには、エアコンやパワーステアリングすら搭載されておらず、機能面での不満が多かったのです。
一方で、ハイブリッドシステムを搭載した上級グレードは、小さなボディにバッテリーやモーターを搭載したことで重くなり、車内スペースも圧迫されるなど使い勝手が悪くなりました。
結果的に、ツインは登場から3年未満となる2005年で販売終了し、明確な後継モデルも登場しなかったため、スズキの挑戦の歴史の1ページとして消えてしまったのです。
※ ※ ※
多くの自動車ユーザーは、ツインを「2人しか乗れないエアコンのない軽自動車」として考えたため、同車の販売は奮いませんでした。
しかしこれが「雨に濡れずに安全に乗れる4輪スクーター」として評価されていたなら、その後の結果は異なっていたかもしれません。
また現在では、その独特なデザインや小ささが評価され、ツインの中古市場での価格は高騰しています。
カスタムも人気で、エンジン交換やタイヤの大径化、サンルーフ取り付けなど、多様な楽しみ方をされている個体も見られます。
この様子を見ても、ツインを単なる「失敗作」と見なすのはいささか早計かもしれません。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
660ccのダイハツ「小さな高級車」に反響多数! 上質な「オトナの空間」極めた軽自動車に「高級感すごい…」「座り心地サイコー!」の声! 時代が求める上質モデル「EXE」とは
「すごい事故…」 圏央道が「上下線一時通行止め!」 乗用車「単独事故」で2車線ふさぐ… けが人はなし 国道409号・128号に迂回必要に
“10人乗れる”超スゴい「大型SUV」販売中! どう見ても「“某”高級車」なのに280万円!? 「5速MT」も搭載したユニークすぎる「4列シートSUV」シティライン印国仕様とは!
37年ぶり復活! トヨタ「新型カローラFX」公開に反響多数! 「気合入ってる」「懐かしい」 ド迫力“ウイング”×専用サス装備でめちゃ楽しそう! 「新カローラ」北米で登場
約108万円! 日産「新型コンパクトSUV」公開! 全長4m以下ボディにMT設定もアリ! 4年ぶり“大幅刷新”の「マグナイト」印国に登場
軽自動車、買うなら「ターボ」「ノンターボ」どっちがいい? 街乗りでは「NA」で十分? だけどパワーは欲しい! 「初期投資&加速」“以外”に考えるべきこととは
「駐車場のトラック専用スペースに乗用車が。腹が立って、前に停めてやりました。私は大人げないですか?」投稿に回答殺到! トラック運転手の怒りに「ルール無視が悪い」「賢明な対応を」の声
BEVの大幅値下げによる乱売で中国メーカー車に対するユーザー離れの恐れがあるタイ! 遅いと言われる日本のBEV普及スピードこそが健全な姿
ホンダ新型「スポーツハッチ」公開! 巨大「リアスポ」を新設定! 6速“MT”モデル「RS」も追加された新型「シビック」専用アクセサリーを発売
全長5.3m! マツダ新型「ユート」初公開! ド迫力ボディに「3000cc」ターボエンジン搭載! “超豪華インテリア”採用した「新型BT-50」豪州発表に反響殺到!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
ニュースみたいな記事出すなよ。