2021年9月8日、グループPSAジャパンはDSオートモビルのフラッグシップSUV「DS7クロスバック」に、参戦中のフォーミュラEのディテールがあしらわれた特別仕様車「パフォーマンスライン」を発表。プラグインハイブリッド(PHEV)のE-テンス 4×4とクリーンディーゼル搭載のブルーHDiに設定される。
プラグインハイブリッドとしては初の「パフォーマンスライン」
フランスのラグジュアリーカーブランドDSオートモビルは、次世代モータースポーツとして注目を浴びているフォーミュラEに「DSテチータ フォーミュラE」として参戦し、2019年・2020年に連続ダブルタイトルを獲得している。こうしたフォーミュラE由来のレーシーディテールとフレンチラグジュアリーを融合させたエクスクルーシブなモデルとして、これまでDSはDS3をはじめとするモデルに特別仕様車「パフォーマンスライン」を設定しており、日本はもちろんグローバルでも人気を博してきた。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
そのパフォーマンスラインが、フラッグシップSUV「DS7クロスバック」のPHEVである「E-テンス4×4」にはじめて設定されることとなった。
E-テンス 4×4は、電気モーターによる静粛性と、システムトータルの最高出力300ps/最大トルク520Nmという動力性能で、DSオートモビルのパフォーマンスコンセプト「ダイナミックセレニティ(静謐なるダイナミズム)」を見事に具現化したモデル。そこにレーシーなエクステリア/インテリアの味付けが施されたのが、今回の特別仕様車「パフォーマンスライン E-テンス4×4」である。
同時に、ディーゼルエンジン搭載の特別仕様車「パフォーマンスブルーHDi」も登場した。純内燃機関モデルとしては、2019年4月のガソリン版、2020年11月のディーゼル版以来3度目の発売となる。
まずエクステリアから話を始めよう。本来クロームで彩られたDSウイングとリアガーニッシュがマットブラックに仕上げとなっている。一方、フロントグリルのひし形の格子やルーフレールはツヤを出したブラックでの仕上げとされた。あらゆるディテールをブラックで統一しつつも、さまざまなツヤ感、素材感、質感を使いわけることで豊かな表情を生み出そうという試みだ。
インテリアは、最上級仕様の「オペラインスピレーション」。それをベースに、アートフィニッシュレザー(ムラ染)で覆われたダッシュボードを始め、センターコンソールやドアトリムをアルカンターラ仕上げとしている。カルマン(カーマインレッド)とゴールドのステッチも小粋なアクセントだ。
これらが、オリジナリティあふれるダイヤモンドパターンのアルカンターラシートステッチや、スポーティなパーフォレーテッド加工Dシェイプステアリングホイールとの織りなす佇まいは、エレガンスさとスポーティさとの融合の極致といえそうだ。
足元には、ベース車の20インチと異なるグロスブラックと切削加工を施された専用の19インチホイール(235/50R19タイヤ)を装着。精悍なスタイリングとライドコンフォートの両立を図ってのことだという。センターキャップのカルマンもアクセントにひと役買っている。他には、パフォーマンスライン専用のフロアマットやフロントドアステップガードなどが用意されている。
ボディカラーは、クリスタルパール、ブランアクレ(白系)、グリプラチナム(グレー系)、ノアールぺルラネラ(黒系)の4色から選択できる。
なお、今回の特別仕様車「パフォーマンスライン」の追加を機に、DS7クロスバックのグレード体系の見直しも行われた。
従来のグレード呼称であるソーシック(So Chic)やグランシック(Grand Chic)といった名称が、オペラ(OPERA)、リヴォリ(RIVOLI)、バスティーユ(BASTILLE)などのインスピレーション(インテリア仕様)に改められ、ベースグレードのソーシック(So Chic)が廃止となった。
DS7クロスバック新グレード体系
バスティーユ ブルーHDi:520万3000円(従来:ソーシック ブルーHDiパッケージオプション)
リヴォリ:607万9000円(従来:グランシック)
リヴォリ ブルーHDi:627万9000円(従来:グランシック ブルーHDi)
オペラ:668万5000円(従来:グランシック オペラ ナッパレザーオプション)
オペラ ブルーHDi:688万5000円(従来:グランシック オペラ ナッパレザーオプション)
E-テンス 4×4:732万円(従来:E-テンス 4×4グランシック)
※従来のソーシック ブルーHDiは廃止
DS7クロスバック パフォーマンスライン 主要装備
・パフォーマンスライン アルカンタラ内装
・マットグラックDSウイング&リアガーニッシュ
・シャイニーブラックルーフレール
・アルカンタラ テップレザーシート(電動調整式/シートヒーター)
・アルカンタラ ダッシュボード/センターコンソール/ドアトリム
・専用インテリアステッチ(カルマン&ゴールド)
・パフォーマンス専用デザインフロントドアステップガード
・パフォーマンス専用デザインフロアマット
・パーフォレーテッド加工ステアリングホイール
・パノラミックサンルーフ
・アルミペダル
・グリップコントロール
・DSアクティブスキャンサスペンション
・DSコネクテッドパイロット
・DSアクティブLEDビジョン
・19インチオニキスブラックアロイホイール
・フォーカルHiFiオーディオシステム
DS7クロスバック パフォーマンスライン ラインナップ
パフォーマンスライン ブルーHDi(ディーゼル仕様):609万円
パフォーマンスライン E-テンス 4×4(PHEV):727万円
DS7クロスバック パフォーマンスライン E-テンス 4×4 主要諸元
●全長×全幅×全高:4590×1895×1635mm
●ホイールベース:2730mm
●車両重量:1940kg
●エンジン:直4 DOHCターボ+モーター
●総排気量:1598cc
●最高出力:147kW(200ps)/6000rpm
●最大トルク:300Nm/3000rpm
●モーター最高出力:前81kW(110ps)/2500rpm、後83kW(112ps)/14000rpm
●モーター最大トルク:前320Nm/500-2500rpm、後166Nm/0-4760rpm
●システムトータル最高出力/最大トルク:300ps/520Nm(フランス本社公称値)
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・43L
●WLTCモード燃費:14.0km/L
●タイヤサイズ:235/50R19
●車両価格(税込):727万円
[ アルバム : DS7クロスバック パフォーマンスライン はオリジナルサイトでご覧ください ]
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
ついにトヨタ「新型セリカ」復活!? 次期8代目登場か… 中嶋副社長「セリカ、やっちゃいます。」宣言! 会長も後押し!? ラリージャパンで語られたコトとは
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
レクサス新型「小型スポーツカー」がスゴい! “テンロクターボ”×初の6速MTを搭載! 最小SUV「LBX MORIZO RR」どんなモデル?
日本の「ペダル踏み間違い防止技術」世界のスタンダードに! 事故抑制のため国際論議を主導
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?