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希少なBMW「M3スポエボ」に乗って30年! 本国からワークス製パーツを取り寄せてチューニング…「免許返納まで乗り続けます!」

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希少なBMW「M3スポエボ」に乗って30年! 本国からワークス製パーツを取り寄せてチューニング…「免許返納まで乗り続けます!」

レッドのボディカラーはオリジナルのまま!

BMW専門誌『BMW LIFE』が主催する初のオーナーズミーティング「BMW LIFE owner’s meeting」が、2024年10月27日に富士スピードウェイで開催。ミーティング会場となったP7駐車場には、全国から100台近い新旧さまざまなBMWが集まりました。今回は、その中でもレアな1台、1990年式E30型「M3スポーツエボリューション」のオーナーに話を聞いてみました。

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初めて出会ったときからひとめ惚れ

E30型「M3」の歴史の中でも、最後に登場した限定モデルである「M3スポーツエボリューション」は最終進化系とも言える存在。その生産台数はわずか600台と言われており、とても希少価値の高い1台だ。

BMWファンでも憧れる人が多いスポーツエボリューションだが、今回取材したオーナーの山田さんもそのひとりだ。

「もともと320iのM Techを新車で購入して所有していたんです。でも、M3が欲しくて、ずっと探していました。そしたらたまたまこのスポーツエボリューションと出会いまして、ひと目惚れして購入しましたね」

かつてお兄様がBMWのバイクインストラクターなども務めていたという山田さん。その関係から巡りあったというこの個体の程度は良く、すぐに欲しいと思える状態だったそうだ。

ワークスパーツを取り寄せてサーキット走行を楽しんできた

この1990年式M3スポーツエボリューションを1994年に購入してからはガレージに飾っておくのではなく、ツーリングや時にはサーキット走行など、Mモデルらしいカーライフを楽しんでいるという山田さん。ただ、最近はいたわる方向性で、サーキット走行の頻度は減りツーリングが主体になっているとのこと。

とはいえ以前はサーキット走行を本格的に行っていたこともあり、ハードな走行にも順応できるチューニングが施されている。しかも、パーツチョイスはワークス製の本物を選んでいるから、順当なワークスチューニングに近い仕様と言えるのだ。

「じつは、シフトノブの前方にあるシルバーエンブレムは純正オプションだったのですが、もともとこの個体には装着されていませんでした。このエンブレムが欲しくて、ドイツにFAXで連絡を取ったのですが、その時に『パーツリストは欲しいか?』と聞かれたので『欲しい』と伝えました。そうしたらパーツリストを送ってもらえたのですが、スペシャルなパーツも記載されていました。そこからグループN仕様の車高調やワンオフのAPレーシング製のブレーキキャリパーなどを本国にお願いして、送ってもらい装着しました」

まさにワークスパーツでチューニングされたM3スポーツエボリューション、これ以上にサーキット走行を楽しめるE30も他にそうそうないだろう。山田さんいわく、実際にノーマル状態と比べると、とても安定していて走りやすいそうだ。

クリーンなコンディションをキープし続ける

レッド系のボディカラーは色あせが目立ちやすいカラーだが、山田さんのM3は塗装の状態もとてもよく、クリア剥げなども見られない。オールペンをしたのかと思ったが、聞けば納車からそのままなのだそうだ。また、ブレーキダストが目立ちやすい白いホイールでも、汚れは見受けられない。サーキット走行をしても外装の状態をキレイに保っていて、山田さんがいかにこのM3スポーツエボリューションを大切にしているかがうかがえる。

取材時72歳の山田さんだが、「免許返納まで乗り続けます!」とのこと。これからも素敵な時間をこのM3スポーツエボリューションと歩むはずだ。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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モーサイ

みんなのコメント

1件
  • 天上天下唯我独尊
    私もM technicの2ℓを新車で買って乗ってたけど言葉は悪いが〝ドンガメ〟だった…当たり前だよねEgがノーマルなんだから。
    点検整備でディーラーへ行く度駐車場に停まっていたエボを横目で見て指咥えてた。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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