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CX-60の巨体でリッター20km!? ディーゼル車お得意の高速巡行なら燃費番長だった!

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CX-60の巨体でリッター20km!? ディーゼル車お得意の高速巡行なら燃費番長だった!

 ハイブリッド車は燃費がイイと思われがちだが実は不得意な場面がある。それが高速巡行。速度が速くなるほどどんどん燃費は悪化……これを解決してくれるのが燃料費の安いディーゼル車なのだ!

※本稿は2023年5月のものです
文/清水草一、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2023年6月26日号

CX-60の巨体でリッター20km!? ディーゼル車お得意の高速巡行なら燃費番長だった!

■高速巡行ならディーゼルターボが燃費スーパーカー!

マツダ MAZDA3。マツダの1.8Lディーゼルはトルクが物足りないが、マツダ3のデザインはスーパーだ

 燃費車=ハイブリッドカーというのが世間一般の認識だが、高速巡行に関しては、コモンレール式ディーゼルターボ搭載車が燃費スーパーカーだ!

 排気量1.5~2L級のディーゼルは、高速巡行なら20km/L超えはアタリマエ。軽油はガソリンより安いため、燃料代で比較すると、ディーゼルの20km/Lは、レギュラーガソリンの23km/Lとほぼイーブンになる。非常に有利なのである。

 しかもディーゼルは、巡航速度を上げても燃費の落ち込みが小さい。新東名を120km/hで突っ走れば、燃料代はハイブリッドカーより安上がりになる。

 しかもその領域での加速は、ハイブリッドカーをまったく寄せ付けない。ヨーロッパがハイブリッドカーに否定的で、ディーゼルを低燃費のエースとしていた理由は、まさにここにある。

■加速も痛快&燃費もスーパー!

マツダ CX-60 XDハイブリッド。サイズと排気量を考えると、突出した低燃費。なんたってCX-5より燃費がイイんだから!

 たとえば、筆者の愛車であるプジョー508ディーゼル(2L)は、購入以来の平均燃費が18km/Lだ。ディーゼルの太いトルクにより、日常域の加速は痛快そのもの。高速巡行ではハイブリッドカーより燃費がよかったりするのだから、ハイウェイ限定ならディーゼルが燃費スーパーカーなのである!

 排気量別に見て行くと、1.5Lから2L級までは、燃費にあまり大きな差は出ない。意外なことに、どのメーカーのモデルも、街中で12km/L、高速で20km/L前後に落ち着く。

 排気量3L級になると、重量増もあって燃費はかなり落ちるが、マツダCX-60の3.3Lディーゼルは例外で、高速巡行で20km/L近い数字をマークする。うおお、スーパーだぜ!

 同じ排気量のランクルは10km/Lに届かないが、それでもガソリンモデルに比べると夢のような低燃費だ。ロングドライブの多いドライバーは、ディーゼルが断然オススメだぜ。

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みんなのコメント

52件
  • トヨタ初のEVのbZ4Xの複数試乗記を見た、高速がとくに悪く急速30分充電で走れる距離は90Km、東京~名古屋往復
    で給電がなんと 8回だ。

    CX-60なら給油はゼロ回、なんでEVが存在しているのか不思議。発電では盛大にCo2と原発廃棄物を出している、ゼロ
    ではないのです。
  • なんで車雑誌は、いつもアホっぽい口調なんだろう・・・。かなりハズイ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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