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またまたNボックス超え ヤリス・シリーズが1.8万台を記録 2022年7月の販売台数ランキング

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またまたNボックス超え ヤリス・シリーズが1.8万台を記録 2022年7月の販売台数ランキング

登録車の車名別ランキングは?

執筆:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

【画像】ちょっと違う「新型エクストレイル」【NISMO/オーテック/エクストリーマーX】 全86枚

2022年7月の新車販売の車名別ランキングが発表された。

結果を見ると、部品供給不足などに起因する生産調整の影響の有無が、モデルによって顕著に表れる形となった。

登録車の7月のランキングは、トヨタ・ヤリスが生産調整の影響で前年同月比19.5%減ながら1万8679台を販売して3か月連続でのトップにつく。

続く第2位には、同41.2%増(1万3054台)を売り上げたトヨタ・カローラが、前月と同順位で位置。

そして第3位には、同25.7%増(8371台)を達成した日産ノートが、前月と同順位で入った。

また、第4位には同45.1%減(8133台)と苦戦したトヨタ・ルーミーが前月と同順位で、第5位には同21.9%増(6462台)を記録したホンダ・フィットが前月から4つ順位を上げてランクインした。

2022年7月 登録車ブランド通称名別順位

1位 トヨタ・ヤリス:1万8679台
2位 トヨタ・カローラ:1万3054台
3位 日産ノート:8371台
4位 トヨタ・ルーミー:8133台
5位 ホンダ・フィット:6462台
6位 日産セレナ:6359台
7位 トヨタ・ライズ:6117台
8位 ホンダ・ステップワゴン:5708台
9位 ホンダ・フリード:5462台
10位 トヨタ・アクア:5168台

新型車の動向を見ていこう。

新型ミニバン、新型SUVが伸びる

本年5月に新型に移行したホンダ・ステップワゴンは、前年同月比128.9%増の5708台を販売して第8位に。

本年1月に全面改良したトヨタ・ノアは、生産調整の影響もありながら同14.7%増(5010台)を記録して第11位に位置。

また、昨年12月に新型のPHEVモデルを発売した三菱アウトランダーが同2443.7%増(2620台)を達成して第20位に。昨年8月に大幅改良を実施したスバル・フォレスターが同58.7%増(2605台)を販売して第21位に。

発売が月末の7月25日ながら同106.4%増(2561台)を記録した新型の日産エクストレイが第22位に。

昨年12月に一部改良モデルを発売したマツダCX-5は、同53.1%増(2265台)を成し遂げて第25位に入るなど、SUVモデルが健闘する。

さらに、昨年10月に新型に移行したGR86は1029台を登録して第39位に、本年4月に一部改良を実施したトヨタ・ハイエースワゴンは同30.7%増の941台を販売して第41位に。

本年1月に一部改良を実施したマツダ・ロードスターは同182.4%増(932台)を売り上げて第42位に、7月1日よりe:HEVモデルを発売したホンダ・シビックは同3141.7%増(778台)を記録して第46位に入った。

軽自動車の実績も確認しておこう。

軽のトップ10 ムーヴ・シリーズが2位

7月の軽自動車ランキングは、ホンダNボックスが前年同月比0.7%増(1万7105台)を売り上げて、2か月連続での首位につく。

続く第2位には、7月13日に新型のキャンバスを発売したものの生産ラインの一時稼働停止が響いて同3.4%減(8673台)にとどまったダイハツ・ムーヴが1ランクアップで位置。

第3位には、同22.7%減(8485台)と苦戦したスズキ・スペーシアが、1ランクダウンで入った。

2022年7月 軽四輪車 通称名別 新車販売速報

1位 ホンダNボックス:1万7105台
2位 ダイハツ・ムーヴ:8673台
3位 スズキ・スペーシア:8485台
4位 スズキ・ワゴンR:6767台
5位 ダイハツ・タント:6485台
6位 日産ルークス:6197台
7位 ダイハツ・タフト:5576台
8位 スズキ・ハスラー:5361台
9位 スズキ・アルト:5106台
10位 日産デイズ:3834台

注目モデルの成績に触れていこう。

サクラ、eKクロスEVは何台?

本年6月に発売した軽EVの日産サクラは3319台、三菱eKクロスEVは552台の販売を記録。

また、7月に一部仕様変更を図ったスズキ・ジムニーは前年同月比104.7%増(3323台)を成し遂げて第12位にランクインする。

一方、ホンダS660の生産終了によって軽自動車唯一の2シータースポーツとなったダイハツ・コペンは同10.8%増の380台、兄弟車のトヨタ・コペンは同55.1%増の166台を達成。

また、昨年12月より全ての法人や個人ユーザーも対象にして販売を開始したトヨタC+podは、同267.6%増(136台)を売り上げた。

さらに、商用車のカテゴリーでは昨年12月に全面改良を実施したダイハツ・ハイゼットカーゴが同24.5%増の8238台を販売している。

登録車と軽を合わせると?

なお、登録車と軽自動車を合わせた7月の車名別ランキングのトップ5は、トヨタ・ヤリスが2か月ぶりの首位に立つ。

以降はホンダNボックス、トヨタ・カローラ、ダイハツ・ムーヴ、スズキ・スペーシアの順で並ぶ。

1万台を超えたのはトップ3のみで、以降は9000台未満。生産調整による需給ギャップは、依然として続いている。

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みんなのコメント

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  • ヤリスとヤリスクロスは分けて計算しないと。
    カローラなんて、カロスポ、カロクロ、カローラツーリング、含めて4台分じゃん。
  • カローラって名前だけ同じでもう形から何もかも違うんだから
    別に発表すりゃいいのに
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