スズキのジャパンモビリティショーの出展車のなかから、今回は二輪車&船外機&空飛ぶクルマを紹介していこう。折り畳める電動モペット「e-PO(イーポ)」やEVスクーター「e-choinori(イーチョイノリ)をはじめ、電動スクーターや電動船外機、2024年春頃から生産が開始される「空飛ぶクルマ」を展示するなど盛り沢山の内容だ。
文/ベストカーWeb編集部、写真/スズキ
「チョイノリ」まさかの電動で蘇った!! 船外機に空飛ぶクルマも……今年のスズキどうしちゃったのよ!!
■【世界初公開】折り畳み電動モペット「e-PO(イーポ)」
スズキとパナソニックサイクルテックが共同開発した折り畳み電動モペット「e-PO(イーポ)」
電動アシスト自転車(パナソニック製)のバッテリー、駆動ユニットを使用した折り畳み可能な電動モペットが「e-PO」。
このe-POはスズキとパナソニックサイクルテック社が共同開発したもので、通常のアシスト自転車よりも強いアシスト力を持ち、自転車道でも安心して走行が可能。
折り畳むとこんなにコンパクト
さらにスロットル操作でスクーターのようにこがずに走行できる新しいモビリティだ。フル電動走行やアシスト走行、ペダル走行という3モードが用意されている。
区分としては、原付一種で、原付免許が必要で、排気量は50cc以下、法定速度は30km/hとなっている。
切り替えはフル電動走行、アシスト走行、ペダル走行と3モードで切り替えできる
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■【世界初公開】EVスクーター「e-choinori(イーチョイノリ)」
チョイノリをベースにエンジンの代わりにモーターと自転車用のバッテリーを搭載したeチョイノリ
スズキの「チョイノリ」といえば、2003年に登場し、排ガス規制の影響で2007年に生産終了した50ccスクーター。そのチョイノリをベースにしてEVスクーターとして蘇ったのが「e-choinori(イーチョイノリ)」だ。
具体的にはチョイノリの車体と電動アシスト自転車の電動ユニットを組み合わせた電動近距離モビリティで原付一種免許が必要。
シンプルで軽量な車体と、電動アシスト自転車のバッテリーを使うことができるのでこれからの時代、人気が出そうなEVスクーターといえるだろう。
電動アシスト自転車のバッテリー、駆動ユニットを搭載
■【世界初公開】水素エンジンを搭載した二輪技術展示車「水素エンジンバーグマン」
水素エンジンを搭載した水素エンジンバーグマン
市販車の400ccスクーター、バーグマン400ABSをベースに足元部分に70MPaのスイスタンクと後輪手前に水素エンジンを搭載した「水素エンジンバーグマン」の試験車両を展示。
スズキブースでは説明パネルや走行動画を公開し、水素エンジンに対するスズキの取り組みも紹介するという。
■電動スクーターの実証実験車「e-BURGMAN(イーバーグマン)」
原付二種となる電動スクーターの実証実験車
Gacaco(ガチャコ)が提供する交換式バッテリーシェアリングサービスを使用して、2023年4月から実証実験を開始した原付二種(51cc以上125cc以下)の電動スクーターの実証実験車が「e-BURGMAN」(イーバーグマン)」。
現在は大阪で実証実験中とのことだが、実証実験を通して通期や通学、買い物など生活や仕事の足として利用される電動二輪車に必要なデータを収集し、今後の電動二輪車開発につなげていくそうだ。
ガチャコ交換式のバッテリーを使用する
■【世界初公開】電動船外機「スモールeアウトボードコンセプト」
ポータブル電源としても使える電池パックを電源とする電動船外機「Small e-outboard concept」
「軽自動車×EV船外機でボートライフをもっと身近に」を開発テーマに。電動化だけでなく、運びやすさやメンテナンスの容易さなど、より気軽に使える電動船外機が「Small e-outboard concept(スモールeアウトボードコンセプト)」。
軽量コンパクトでボートとともに軽自動車に積めるという
軽量コンパクトで軽自動車にボートとともに積載でき、電池パックはポータブル電源として、アウトドアやキャンプでスマホなどの電源にも活用できる。
またマイクロプラスチック回収装置が装着され、外装を塗装レスとすることで環境にも優しいモデルとなっている。
■2024年春頃からスズキグループが製造開始する「空飛ぶクルマ」を参考展示
スズキとSkyDriveが共同開発した空飛ぶクルマ。2024年春頃から製造開始する
スズキは2023年6月に株式会社SkyDriveと「空飛ぶクルマ」の製造に向けた協力について、基本合意書を締結したが、この合意に基づき、今後はスズキグループが静岡県内に保有する工場を活用して、2024年春頃から「空飛ぶクルマ」の製造を開始するという。
機体サイズは全長約13m×全幅約13m×全高3m(プロペラ含む)で、12基のモーター&ローターを備えている。
最大乗車定員は操縦士1名、乗客2名。重量は約1400kg、最大速度は100km/h、航続距離は約15kmとなっている。
ブース内には「空飛ぶクルマ」1/5サイズのスケールモデルを展示し、協業の取り組みについても紹介している。
そのほかインドでの圧縮バイオメタンガス(CBG)事業によるワゴンR CBG車の展示のほか、湖西工場での水素燃料電池荷役運搬車の展示、軽トラ一を模した物販ブースと移動販売事業者向けサービス(アプリ)をモニターで紹介する。
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みんなのコメント
少なくとも、WEB自動車メディアの編集の頭よりは。
それって自転車道走っていいのか? ホントか?