■日産「スカイライン*R36* GT-R APX」ってナニ?
2022年8月19日にInstagramにて、次期型といえる日産「スカイラインGT-R(R36)」を予想するレンダリングが投稿され大きな話題となっています。
その後、同月30日にはそのカスタマイズ仕様ともいえる日産「スカイライン*R36* GT-R APX」なるレンダリングが公開されました。
【画像】これは…感動レベル! 次期型「GT-R」を予想したカスタム仕様がとにかくスゴかった!(21枚)
日産が誇る「GT-Rブランド」は、「スカイラインGT-R」から「GT-R」へと受け継がれてきました。
そうしたなかで、2007年に登場した6代目(R35)の現行は2022年モデルとなるものの、発売後瞬く間に注文台数が予定販売数量に達したため、2022年8月現在では受注を終了しています。
また、現行GT-Rは発売から15年目となり、年々進化しているものの、その設計の古さは否めなく、SNSでは「2022年モデルが最後のGT-R?」という声が見受けられます。
さらには、年々厳しくなる燃費基準や騒音規制などさまざまな規制によって「次のGT-Rは電動化必須?」といった噂まで出ている状況です。
そうしたなかで、Avante DesignとRoman Miahは共同で「2023年式日産*R36*スカイラインGT-R」をInstagramに投稿し、これが1周間半の間に約30万いいねとなるなど大きな反響を呼んでいます。
このレンダリングに関して、Roman Miahは「このコンセプトの背後にあるアイデアは、GT-Rの将来を見据えた過去の象徴的なスカイラインのデザインキューと間違いなく日本的なスタイリングを再現することでした」とコメント。実際の制作には、6か月以上の時間を掛かったといいます。
投稿された複数枚の画像を見ると、ボディ自体はR35をベースとしつつフロントフェイスはどことなくR34のような雰囲気を感じさせます。
一方のリア周りは、R34のように異なる大きなの丸形テールランプを採用するものの、角が取れたボディ形状はR33を連想されるデザインです。
そんな話題のR36ですが、新たに日産「スカイライン*R36* GT-R APX」なるレンダリングが投稿されました。
ベースは前述のR36ながらさまざまな部分をカスタマイズしており、Avante Designは以下のように投稿しています。
「Roman Miahによる以前のデザインとみんなのフィードバックをいくつか受け取って、愛されるNismoのデザインから手がかりを得たトラックバージョンをお見せすることに興奮しています」とコメント。
このAPX仕様は、「GT-R R-50コンセプト」からインスパイアを受けてモダンな要素をいくつか盛り込んでいるほか、スカイラインGT-R VスペックII Nurの限定ボディカラー「ミレニアムジェイドメタリック」を採用しました。
そのほか、前方向に張り出したリップスポイラーや前後オーバーフェンダー、ダクト付きボンネット、ブロンズホイールを装着。
さらにリア周りでは、ベース仕様と異なるGTウイングや4灯テールランプのクリア化、空力を意識したディフィーザーを採用。さらにマフラーは左右2本出しから左右4本出しへと変更されました。
このAPX仕様に対して海外のユーザーからは「とても素敵!!」「古い外観を新しいモデルに導くのはいいアイデアだ」「なんてこった!!! こんな風に見えたら100%買っちゃう」「R35にこのR36ボディキットを装着したい!」と称賛の声が多くありました。
また日本のSNSでもこのR36は話題となっており「これが現実になれば!このデザインは素晴らしい!」「あのミレニアム・ジェイドにやられた!!」などの声が見られています。
※ ※ ※
今回の投稿は「R36」と「APX仕様」を合わせて多くのユーザーが関心を寄せています。
現実的な次期型「GT-R」に関する公式アナウンスは未だありませんが、7代目となる新型「フェアレディZ」が歴代モデルをオマージュしたデザインを採用したことからも、歴代スカイラインGT-Rのデザインが盛り込まれる可能性は有り得そうです。
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