現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「マジで欲しい!」スズキ新型「ジムニー5ドア」登場に3ドアオーナーが熱視線! どこが魅力?

ここから本文です

「マジで欲しい!」スズキ新型「ジムニー5ドア」登場に3ドアオーナーが熱視線! どこが魅力?

掲載 25
「マジで欲しい!」スズキ新型「ジムニー5ドア」登場に3ドアオーナーが熱視線! どこが魅力?

■待望の5ドア仕様の「ジムニー」登場!

 インドで2023年1月に開催されたモーターショーで、スズキ新型ジムニー5ドアが世界初公開され、日本でも話題になっています。
 
 もともとは林業など山岳地での作業用として誕生したジムニーは、軽自動車サイズながらも中身は本格四駆という唯一無二の存在。2018年にデビューした現行モデル(4代目)はいまだに納期1年以上となるなど、大ヒットモデルになっています。

【画像】ド派手な赤ボディがカッコいい! 新型「ジムニー5ドア」内外装の写真を見る!(24枚)

 これまでのジムニーは、登録車の「ジムニーシエラ」を含めて3ドア仕様のみでしたが、初の5ドア仕様がお目見えしたということで、現在ジムニーに乗っているオーナーはどのように捉えているのでしょうか。

 栃木県在住のDさん(40代・男性)に話を聞いてみました。

「決していまの3ドアが嫌なわけではないのですが、『とうとう本命モデルが来たか!』という感じです。

 短いホイールベースは取り回しやすいのですが、高速巡行などではホイールベースが短すぎて、どうしても跳ねがちです。

 それがホイールベース延長によって直進安定性は確実にアップするでしょうし、跳ねる症状も落ち着くのではないかと期待しています」

 国内導入は現時点では未定ですが、すでにかなり気になっているとのこと。

「何より5ドア化で格段に利便性はアップするでしょう。

 今までは3ドアしかなかったので、乗り降りなどの不便さを考えて購入を諦めていた人も多いと思いますが、5ドアなら乗りたいと思う人はかなりいるはずです。

 実際、私自身がかなり欲しいと思っているのですから」(ジムニーオーナー Dさん)

 歴代のジムニーはオフロード性能を考慮して3ドアを継承してきただけに、新型ジムニー5ドアはエポックメイキングなモデルとなりそうですが、やはり5ドア化による利便性の向上はかなり魅力的なようです。

「私はスノーボードと釣りが趣味なので、頻繁に車中泊をするのですが、ホイールベースの延長はうらやましくもあります。

 そして何より、家族への説得力が違います。今までは趣味のクルマというイメージが強くて、ジムニーが欲しいと思っても家族に反対されるケースも多かったでしょう。

 5ドアになれば購入の敷居がかなり下がる気がしています」(ジムニーオーナー Dさん)

 3ドアのジムニーの出来には非常に満足しているDさんですが、やはり3ドアならではの後席への乗降性や荷物の積み下ろしなどでは多少不便さもあったといいます。

 Dさんが乗っているのは登録車のジムニーシエラということで、税金の面では軽自動車のような恩恵もなく、それならば余計に新型ジムニー5ドアが気になるそうです。

「一番ネックになりそうなのが納期の問題でしょう。私も納車まで数か月待たされましたし、今でも遅れ気味と聞いています。

 5ドア仕様に人気が集中すると納期がさらに遅れそうですし、しばらくは3ドアで我慢します。

 ただジムニーは下取り額がかなり良いので、もしも5ドアの予約が始まったらすぐに購入してしまいそうです」(ジムニーオーナー Dさん)

■3ドア・5ドアの違いは何?

 新型ジムニー5ドアは、これまでの3ドアとどう違うのでしょうか。

 最初に気になるのはもちろんサイズです。新型ジムニー5ドアは全長3985mm×全幅1645mm×全高1720mm、ホイールベース2590mmと発表されています。搭載されるパワートレインは、ジムニーシエラと同じ1.5リッター直列4気筒エンジン。そう考えると「ジムニーシエラ5ドア」と呼ぶのが正解のようです。

 ベースとなった3ドアのジムニーシエラと比較すると、全長は435mm延長、全幅は変わらず、全高は10mmダウン、ホイールベースが340mm延長されており、つまりはホイールベースをストレッチ(延長)させてリアドアを追加したジムニーシエラといえるでしょう。

 リアドアの装備などで115kgの重量増となりましたが、それでも車重は1195kgと軽量級。このホイールベース延長によってラゲッジスペースは207リットル、リアシートを収納すれば3ドア仕様より85リットルもプラスされた331リットルもの容量を確保しました。

 現時点ではトランスミッションは5速MTと4速ATが用意される予定。駆動方式はもちろん副変速機を備えたパートタイム式4WDです。

「アプローチアングル」と呼ばれるフロントバンパーが接触しない勾配の角度は36°となっていますが、急坂だといわれる一般道でも10°ないことを考えると、オフロード性能で不満が出ることはまずないはずです。

 この新型ジムニー5ドアはタダでさえ激戦区となっているコンパクトSUV市場を、さらに熱くさせること必至といわれています。

 全長4mを切る短さ、幅もオーバーフェンダー装着とはいえ、ベースは軽自動車サイズですから取り回しのしやすさは確定済み。

 乗車定員は4名ですが、リアシートへのアクセスの良さは3ドアの比ではありませんし、340mmも拡大されたホイールベースで後席も十分な広さになっていることが予想できます。

※ ※ ※

 新型ジムニー5ドアは、ジムニー(3ドア)乗りが抱えていた不満を一気に解消してくれそうなモデルとして期待されています。

 日本導入に関してはアナウンスがないにも関わらず、すでに問い合わせも殺到しているとの情報があるほか、前出のDさんのように、3ドア仕様を手放して5ドア仕様に乗り換えたいと考えるオーナーも増えているようです。

 導入決定前から大ヒットが約束されているモデルも珍しいですし、中古車も当面はプレミア価格になるのは間違いないでしょう。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

態度を改めないと「免許返納です」傍若無人な“若者運転”が危険すぎる「5つの理由」って!? 事故を起こすのも当然! 未成熟な「ヤバすぎる運転」とは
態度を改めないと「免許返納です」傍若無人な“若者運転”が危険すぎる「5つの理由」って!? 事故を起こすのも当然! 未成熟な「ヤバすぎる運転」とは
くるまのニュース
27年ぶりにあの懐かしいスターレットが戻ってくる!? ヤリスより小さいリッターカーは2026年登場か!?
27年ぶりにあの懐かしいスターレットが戻ってくる!? ヤリスより小さいリッターカーは2026年登場か!?
ベストカーWeb
BMW「S 1000 XR」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
BMW「S 1000 XR」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
webオートバイ
快適さと使いやすさの最適解! 日産NV200バネットがベースのキャンパー
快適さと使いやすさの最適解! 日産NV200バネットがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
[大型ミニバン]頂上対決!? レクサス[LM]vsトヨタ[ヴェルファイア]約800万円の価格差はどこ?
[大型ミニバン]頂上対決!? レクサス[LM]vsトヨタ[ヴェルファイア]約800万円の価格差はどこ?
ベストカーWeb
破格の約90万円!! ダイハツ・[コペン]は今こそ買い時でしょ!
破格の約90万円!! ダイハツ・[コペン]は今こそ買い時でしょ!
ベストカーWeb
[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
ベストカーWeb
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
AUTOSPORT web
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
AUTOSPORT web
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
ベストカーWeb
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
AUTOSPORT web
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ベストカーWeb
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース

みんなのコメント

25件
  • この5ドアのジムニー買うなら他の車買って
    と家族いるなら言われますよ。
  • 時間がたって、冷静な考えの記事ばかりになったと思ったのに。
    くるまのニュースはいまだに浮かれてるんだね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

165.4200.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0650.0万円

中古車を検索
ジムニーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

165.4200.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0650.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村