この記事をまとめると
■日産が東京オートサロンに出展するコンセプトカー4モデルを紹介
むさ苦しいWEB CARTOP編集部に4人の美女が降臨!! 2024年1月開催の東京オートサロンのイメージガール「A-CLASS」がやってきた!
■キャラバンとエクストレイルをベースとしたカスタムモデルを出展する
■法規などは無視した独創性溢れるユニークなポイントに注目だ
夢が詰まった真似したくなるコンセプトカー出現!
さて。前編で紹介した2台はどちらも実際にすぐ販売してもいいようなほど作り込まれた、市販車の面影を色濃く残すコンセプトモデルであった。
一方で、こちらの後編でお伝えするのは、企画チームの夢や理想を詰め込めるだけ詰め込んだオートサロンという現場にピッタリな、見ているだけでワクワクするコンセプトモデルたちだ。
Disaster Support Mobile-Hub
毎年、オートサロンにはキャラバンをベースとしたコンセプトカーをリリースしている日産だが、第4弾となる今回は、「ポータブルバッテリーfrom LEAF」を複数台搭載し、緊急・災害時の拠点となる支援車両としての提案をした「ディザスター サポート モバイル ハブ」を出展する。
この車両は、機動性を考慮して4ナンバーサイズのボディを持つキャラバン プレミアムDXのなかでも、高い走破性を兼ね備えたディーゼルエンジンモデルの4WD車をベースにチョイス。現地に到着すると車両が展開し、「防災本部」、「多機能ルーム」、「防音個室」、「サポートエリア」の4つの空間を創出する設計となっている。
通常であれば2列目シートが備わる部分は防災本部となり、モバイルバッテリーによってパソコンやプリンター、Starlinkによるインターネット環境確保などによって逐一情報を収集・発信できるようになっているほか、モバイルバッテリーを用いて被災者の携帯電話の充電なども可能となっている。
そして荷室部分はベッドなどを備えた多機能ルームとし、ケガ人の救援だけでなく、おむつ交換や授乳などもできる安心の空間を提供。
その後ろ側にはルーフ側に収納されている個室を展開することで、着替えや身体を拭くなどのプライバシー空間を確保できる防音個室が備わっている。
そして、リヤウインドウと左クォーターウインドウにはサイネージモニターを備えて情報収集が可能となっているほか、車内に収納されているギャレーで調理も可能な空間も創出することができるのだ。
これらの装備は災害が発生し、本格的な救援活動が始まるまでの2~3日をカバーするためのものとなっており、個人所有というよりは自治体などで保有して有事の際に活用してもらいたいという想いが込められている。
なお、ここまでの装備を搭載していながら、装備重量はキャラバンの最大積載量である1000kg以内に収まっているというから、コンセプトカーといいながら、かなり本気の仕様と言えそうだ。
エクストレイルがとんでもない姿に!
X-TRAIL CRAWLER CONCEPT
代を重ねるごとに高級感が増しているエクストレイルをベースに、初代のようなタフギア感に加えてオフロードテイストを高めたのが、「エクストレイル クローラー コンセプト」となる。
これは、「新車で現行エクストレイルを購入した父親が昔を思い出してカスタマイズを施していき、気づけば“魔改造”された車両になっていた……」というストーリーが存在しているが、ファミリーカーがある日こうなっていたら、家族会議まったなしの仕様となっている。
コンセプトは険しい地形をクルマで走破するロッククローリングの世界を表現しており、足元には265/70R17という大径のオフロードタイヤを備え、ホイールはビードロック風ではなく、ガチのビードロックホイールを装着している。
そのタイヤホイールに合わせて無骨な角型スタイルのオーバーフェンダーを装着し、前後バンパーの下部は潔くカット。ボディサイドにはロックスライダーを備えるなど、本格的なオフロードマシンに変貌しているのだ。
足まわりは専用サスペンションでリフトアップし、タイヤの大径化と併せて7インチほどの車高アップを実現。パワートレインはノーマルのままとなっているが、e-4ORCEが持つ綿密な駆動制御によってロッククローリングでも高い走破性を見せてくれそうだ。
インテリアでは、ラゲッジスペースに2代目モデルでおなじみの「ダブルラゲッジ」と呼ばれる引き出しが付いた二重底タイプのものを採用し、使い勝手を向上させて“タフギア感”を増しているのも注目ポイント。
この車両は魔改造しすぎてしまったがあまり、ナンバーを返納してロッククローリング専用車となってしまったという裏エピソードもあり、法規などをまったく考慮しないショーモデルとなっているが、日産のラインアップに1台くらいこのようなテイストの本格的なオフローダーがあっても面白いかもしれない。
いかがだっただろうか。今回出展される4台はどれも、日産がやりたいことを全部詰め込んだ、まさに「やっちゃえ日産」を体現したようなコンセプトモデルばかりだ。
実車は2024年1月12日(金)~14日(日)の3日間、千葉県の幕張メッセで開催される東京オートサロンの日産ブースで展示される予定だ。
オーナーはぜひ、愛車のカスタムの参考にしてみてはいかがだろうか。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「激安っ!」“3550円”で運転免許が取得できる! “技能試験不要”な「1番安い」運転免許と「1番高い」運転免許とは?
[元警察官に聞いた] 押収された違法改造バイクは、警察側で処分するのか? 持ち主に返却するのか?
約100万円! マツダが“新型”「軽トラック」発表! 5速MT+“LSD付き”4WDもアリ! 燃費も高まった「スクラムトラック」に販売店でも反響あつまる
280万円から! ホンダが新型「“3列”SUV」実車公開! MT設定&4.5m以下のコンパクトボディが嬉しい「BR-V」尼に登場
「日本一長い直線道路」なぜできた? 実際に走ってみたら「あれ…意外と時間かかる」理由とは
[新型セリカ]は最後の純ガソリンエンジンで”400馬力超え”を目指す!! マツダからは[ロータリー搭載]の電動車が登場か
雨でびしょ濡れ! タッチパネルがめんどい! オッサンが最新式のクルマにキレる「ハイテクトラブル」急増中!
「EVシフトの踊り場」議論を一蹴! EVシフトに向けて本気のホンダが投入する「10兆円」で何が起こる?
「中国車のイメージは、最先端のEV? 時代遅れのコピー車?」2択アンケート結果は【クルマら部 車論調査】
国民ブチギレ!? なぜ「13年」で“自動車税&重量税”高くなるのか…「クルマは税金の塊」「いい加減見直して~」の声も? 理不尽な重課措置の仕組みとは
みんなのコメント
亀の子スタックになる可能性を減らす為にも最低地上高は220mmせめて200mmは欲しい。
社外品でリフトアップ出来るけどメーカーオプションであると良いのに