現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > スバル新型「4人乗りスポーツカー」登場! 走行性能アップ&高揚感ある“音”がスゴい! 「BRZ」MT比率がまさかの「7割超え」なワケ

ここから本文です

スバル新型「4人乗りスポーツカー」登場! 走行性能アップ&高揚感ある“音”がスゴい! 「BRZ」MT比率がまさかの「7割超え」なワケ

掲載 12
スバル新型「4人乗りスポーツカー」登場! 走行性能アップ&高揚感ある“音”がスゴい! 「BRZ」MT比率がまさかの「7割超え」なワケ

■最新モデルのD型は走行性能が進化した!

 2ドアスポーツクーペ「BRZ」は、スバル唯一のFR(後輪駆動)レイアウトを採用したモデルです。
 
 初代モデルは2012年に登場。トヨタ「86(ハチロク)」とは兄弟車となり、トヨタとスバルが共同開発した後輪駆動モデルということでも話題になりました。
 
 2021年7月には現行の2代目モデルがデビューしており、初代モデルと同じく、トヨタとスバルでクルマのベースを共有。それぞれの個性を際立たせた走行性能を追求しています。

【画像】カッコいい! これがスバルの「4人乗りスポーツカー」です! 画像を見る

 年次改良でさまざまなアップデートがおこなわれているBRZですが、2024年7月に発表されたD型ではMT車専用の「SPORTモード」が新たに採用されました。

 SPORTモードに切り替えると、全回転域でアクセル操作に対してエンジンが忠実に反応し、アクセルコントロール性が向上。アクティブサウンドコントロールもSPORTモード用となり、運転する高揚感をさらに盛り上げます。

 またAT車の改良は、マニュアルダウンシフト制御をドライバーの操作や路面状況などから総合的に回転数制限範囲を判定する設定とし、オーバーレブの危険性がない状況においてドライバーの意思でダウンシフトができるように回転数の領域を拡大しました。

 D型ではほかにも、「R」「S」「カップカーベーシック」グレードにおいて、ダンパー減衰力特性を最適化。「STIスポーツ」を含む全グレードで電動パワーステアリングのアシスト特性を見直すことで、操縦安定性や乗り心地を進化させています。

 また、2023年の年次改良(C型)では、MT車にも運転支援システム「アイサイト」が搭載されました。

 AT車には現行モデル登場時からアイサイトが搭載されていたのですが、MT車用のシステムを新たに開発。

 プリクラッシュブレーキや追従機能付きクルーズコントロール、車線逸脱・ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、後方ソナー警報機能のクリアランスソナーが備わり、安全性能や快適性能が向上しました。

 加えて、C型では最上級グレードの「STIスポーツ」が追加されるなど、バリエーションの拡充も図っています。

 そんなBRZではどのようなモデルが売れ筋なのでしょうか。

 C型の受注状況を見ると(2023年9月22日~2024年5月31日)、最も人気なのは全体の60%を占める「STIスポーツ」です。次いで中級グレードの「S」(25%)、エントリーグレードの「R」(15%)となっています。

 トランスミッションの比率はMTが71%と圧倒的。現行BRZが登場した当初はMT比率が62%だったのですが、C型からアイサイトが搭載されたことにより、高速道路でも快適に走行できるとあって、購入者の多くがMTを選択していることが伺えます。

 購入者層を見ると、50代が29.6%と多くを占めているのですが、その次に20代も19.5%とかなりの割合を占めています。

 クルマの電動化により、将来的にMT車が消滅する可能性があり、BRZに限らず、若い世代でMT車への人気が高まっているとされています。

 また、BRZは「2+2」の4人乗りとはいえ、後席は非常に狭いことからファミリー向けではなく、今のうちにピュアスポーツに乗っておきたいという若者が増えているといえるでしょう。

※ ※ ※

 一番人気のSTIスポーツでは、ブラックのドアミラーとシャークフィンアンテナを装着したほか、ホイールはツヤありのダークメタリックとするなど各所に黒を採用した特別な装いとなっています。

 また、ヘッドライトの「BRZ」ロゴをチェリーレッドとし、「STI」エンブレムを前後に装着するなど、STI(スバルテクニカインターナショナル)がチューニングした証が加えられました。

 インテリアは、STIスポーツならではの「ボルドー×黒」の内装色を採用。シートのサイドサポートには「STI」のエンボス加工が施されたほか、スタートスイッチやメーターにもSTIのロゴが入れられ、エンジン始動時にメーターに表示されるアニメーションもSTIスポーツ専用としました。

 足回りでは、日立アステモ製SFRDフロントダンパーに加え、ブレンボ製のブレーキとゴールドキャリパーが設定されます。

 なおC型では、メーカーオプションのブレンボブレーキとキャリパーが早々に完売してしまい、装着できなかった人が続出しました。

 D型のSTIスポーツにも同様の装備がオプション設定されているのですが、スバルによると「前回よりも多めに準備している」とのこと。気になる人は、早めに販売店に相談してみると良いでしょう。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ブランドイメージ構築に課題? レクサスLBX 長期テスト(5) モデルの強みはNXと共通
ブランドイメージ構築に課題? レクサスLBX 長期テスト(5) モデルの強みはNXと共通
AUTOCAR JAPAN
[15秒でわかる]ブガッティの特別なガレージと展示台
[15秒でわかる]ブガッティの特別なガレージと展示台
レスポンス
実質約445万円で買える ホンダの燃料電池車[新型CR-V e:FCEV]は本気で買いたくなるほどのデキだったのか? 
実質約445万円で買える ホンダの燃料電池車[新型CR-V e:FCEV]は本気で買いたくなるほどのデキだったのか? 
ベストカーWeb
6速MTあり! ミツオカ最新「ビュートストーリー」がスゴい! 全長4m「ちょうどいいボディ」に超レトロデザイン×「豪華インテリア」採用! 「小さな高級車」どんなクルマ?
6速MTあり! ミツオカ最新「ビュートストーリー」がスゴい! 全長4m「ちょうどいいボディ」に超レトロデザイン×「豪華インテリア」採用! 「小さな高級車」どんなクルマ?
くるまのニュース
レッドブルのジュニアチームで5年目を迎える角田裕毅。ホーナー代表、2025年末で手放す可能性を示唆も、昇格も否定せず
レッドブルのジュニアチームで5年目を迎える角田裕毅。ホーナー代表、2025年末で手放す可能性を示唆も、昇格も否定せず
AUTOSPORT web
軽自動車サイズの布製タイヤチェーン「モビルシュシュ」が一般販売開始
軽自動車サイズの布製タイヤチェーン「モビルシュシュ」が一般販売開始
レスポンス
0-100キロ加速2.9秒! SL史上初PHEVのメルセデスAMG「SL 63 S Eパフォーマンス」は3350万円…日本仕様車は左ハンドルのみです
0-100キロ加速2.9秒! SL史上初PHEVのメルセデスAMG「SL 63 S Eパフォーマンス」は3350万円…日本仕様車は左ハンドルのみです
Auto Messe Web
新人コラピントは素晴らしいドライバーだ! 僚友アルボンが称賛。シーズン終盤にクラッシュ連続も「F1に相応しい存在」
新人コラピントは素晴らしいドライバーだ! 僚友アルボンが称賛。シーズン終盤にクラッシュ連続も「F1に相応しい存在」
motorsport.com 日本版
技術も力もいらない簡単装着! 持ってて安心な新タイヤチェーン「バイアスロン・イージーフィット」が雪道ドライブの最強の味方だった
技術も力もいらない簡単装着! 持ってて安心な新タイヤチェーン「バイアスロン・イージーフィット」が雪道ドライブの最強の味方だった
WEB CARTOP
制限速度を守ってる自分を抜かしていったクルマにオービスが光らないって納得いかん! なんで自動速度取締機は大幅にマージンをとってるの?
制限速度を守ってる自分を抜かしていったクルマにオービスが光らないって納得いかん! なんで自動速度取締機は大幅にマージンをとってるの?
WEB CARTOP
ミズノの「歩ける」ドライビングシューズ、新登場の高級モデル『ベアクラッチL』を試してみた
ミズノの「歩ける」ドライビングシューズ、新登場の高級モデル『ベアクラッチL』を試してみた
レスポンス
ホンダの新型ハイブリッドがすごい! しかも新開発!! 今のハイブリッドより圧倒的に楽しかった!!!
ホンダの新型ハイブリッドがすごい! しかも新開発!! 今のハイブリッドより圧倒的に楽しかった!!!
ベストカーWeb
ダカール挑戦のダチア、前哨戦モロッコでワンツーフィニッシュも「参戦してすぐに勝てるという前提はない」
ダカール挑戦のダチア、前哨戦モロッコでワンツーフィニッシュも「参戦してすぐに勝てるという前提はない」
motorsport.com 日本版
名神IC直結の「彦根お城トンネル」今日開通! 市中心部へ一気にワープ 名前に込めた意図とは?
名神IC直結の「彦根お城トンネル」今日開通! 市中心部へ一気にワープ 名前に込めた意図とは?
乗りものニュース
首都高「地獄の“大渋滞シーズン”」到来! なぜ「今だけ」混む? “年に1度”の交通情報「ほぼ全線が混んでいます」状態に 「余裕をもった利用を」呼びかけ
首都高「地獄の“大渋滞シーズン”」到来! なぜ「今だけ」混む? “年に1度”の交通情報「ほぼ全線が混んでいます」状態に 「余裕をもった利用を」呼びかけ
くるまのニュース
24年ぶりに復活! ホンダ新型「プレリュード」はクルマとの一体感が格上! ハイブリッドでも走りを楽しめるスゴい「強心臓&足回り」を搭載
24年ぶりに復活! ホンダ新型「プレリュード」はクルマとの一体感が格上! ハイブリッドでも走りを楽しめるスゴい「強心臓&足回り」を搭載
VAGUE
サイクリングロードは続くよどこまでも! 走って観光して2度美味しい
サイクリングロードは続くよどこまでも! 走って観光して2度美味しい
バイクのニュース
レッドブルのホーナー代表、モータースポーツへの貢献が認められCBE勲章を授与される。2013年のOBEに続く栄誉
レッドブルのホーナー代表、モータースポーツへの貢献が認められCBE勲章を授与される。2013年のOBEに続く栄誉
AUTOSPORT web

みんなのコメント

12件
  • pro********
    7月改良のネタをいつまで引っぱるのでしょう。さすが「くるまのニュース」。

    「SPORTモードに切り替えると、全回転域でアクセル操作に対してエンジンが忠実に反応」ということは、ノーマルモードではアクセル操作にまるで鈍感な反応しか示さないということですね。
  • j_n********
    レンタカーでもいいから一度乗ってみたい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

332.2381.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

59.8550.0万円

中古車を検索
BRZの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

332.2381.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

59.8550.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村