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アルファ・ロメオ スーパーカー「6C」発売か 最短3月にデビューの可能性

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アルファ・ロメオ スーパーカー「6C」発売か 最短3月にデビューの可能性

限定生産車 早ければ3月中にリリースか

アルファ・ロメオは、今年発表予定の新型スーパーカーのロゴを公開した。車名は未確認だが、「6C」と呼ばれる可能性がある。

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このロゴは、最近アルファ・ロメオのInstagramで投稿された動画の最後に一瞬だけ登場した。新型車発表の情報は以前からあったが、公式の予告は今回が初めて。

アルファ・ロメオのジャン・フィリップ・インパラートCEOは先日、AUTOCARに対し、新型車は早ければ2023年3月に発表される可能性があると語っている。

「(かつてアルファ・ロメオの生産拠点が置かれていた)アレーゼの博物館を訪れると、過去のさまざまなアイデアを見ることができます。わたし達は、『フュー・オフ(限定生産の意)』のものを作っているところです」

ガソリン車かEVか、どのような形態になるかはまだわからないが、インパラートCEOは、ステランティス傘下の他のブランドと共有するのではなく、アルファ・ロメオ独自のモデルになることをほのめかしている。彼は「アルファ・ロメオの名が最後にシャシーに刻印されたのは1969年(スパイダー)です」とし、それを再現するのは「素晴らしいこと」であると語った。

また、単なるサーキット専用車ではなく、日常的に運転できるようなものになるという。「一目でアルファ・ロメオとわかるような、象徴的で、とてもセクシーなものにしたい」としている。

「まだ完成していませんが、プロジェクトは進行中です。現在進行形ですよ。多くのファンが特別なものを求めています」

彼の説明によると、価格は数千万円クラスになる可能性もあるという。

電動化へ一直線のアルファ

アルファ・ロメオはモデルラインナップの更新を進めており、その先鋒を務めるのがトナーレだ。ハイブリッドも導入したトナーレによって、ブランド全体のCO2排出量は40%削減される見込みだという。

そして2024年に新たな小型SUV(トナーレより小型)を、2025年にジュリアの後継モデルを、2026年にはステルヴィオの後継モデルを発売する予定だ。いずれもEVとなる見通しで、小型SUVはジープ・アベンジャーと構造を共有すると考えられている。

ジュリアの後継モデルは、ステランティスの次世代EVアーキテクチャを採用した同グループ初のモデルになるという。このアーキテクチャについてインパラートCEOは、「5Gと新時代のテクノロジーを搭載し、特別なものを市場に送り出すことになります」と語っている。

2025年以降、主力の量産モデルはすべて電動化され、2027年までに販売するモデルも電動化される予定だ。そのため、トナーレが従来の内燃機関で発売される最後のモデルになるだろう。

「アルファは、(電動モデル)ゼロからゼロ(・エミッション)へと素早く切り替わるでしょう。法律や地球温暖化、地球規模の生態系に関する問題には、代替案はありません」

また、アルファ・ロメオは来年6月末までに今後のモータースポーツ・プロジェクトを明らかにする予定だという。ザウバーとの提携によるF1参戦は2023年末に終了し、ザウバーは2026年からアウディとの提携を計画している。

「ザウバーとはとても良好な関係を築いており、F1における最高の盟友です。わたし達は2022年と2023年に焦点を当てています。次のステップは、世界的な経済状況を鑑みて決定することになります。わたし達は、モータースポーツを継続するつもりです」

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