■漫画「サーキットの狼」で一躍有名に
ランボルギーニは、「ミウラSVR」のレストア作業を終えたと発表。岡山県にある中山サーキットにてお披露目されました。
ランボルギーニ新型「ウラカン・スーパートロフェオ EVO」ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジア・シリーズに登場
ランボルギーニ「ミウラ イオタ(ミウラSVR)」は、1975年から「週間少年ジャンプ」で連載された「サーキットの狼(著:池沢さとし)」に登場したことから一躍有名になったクルマです。
元々、ランボルギーニのプロトタイプとして「ミウラ」を元に1台だけ制作されたのが「イオタ」です。その後、ランボルギーニファンの要望により数台のレプリカが生産されたのが「ミウラSVJシリーズ」。今回のレストア車は、多数のオーナーを経て現在のオーナーであるハインツ・ストレーバー氏が手にした「シャシナンバー3781」モデルがベースです。
ランボルギーニのヘリテージ部門「ポロ・ストリコ」を率いるパオロ・ガブリエル氏は、「完全修復には19か月かかり、通常の修復作業とは異なるアプローチが必要。当時の設計図は、1974年仕様以降のものばかりだったため、役に立たずかなり難しい状況でした。さらに、現オーナーの要望でサーキット走行にも耐えうる安全性を確保するという目的もありました」と話します。
今後は、サーキットでの走行などもふまえたお披露目の機会もあるそうです。 【了】
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