■“軽じゃない”ワゴンRが大人気
2023年5月16日、スズキのインド法人であるマルチ・スズキは、同市場で販売する「ワゴンR」が販売台数300万台を達成したと発表しました。
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インドで販売されているワゴンRは、日本の軽自動車の「ワゴンR」とは異なる規格のクルマです。ボディサイズは全長3655mm×全幅1620mm×全高1675mmと、日本国内で販売されているモデルでいうとソリオに近い普通乗用車サイズとなっています。
現行モデルは、2019年1月にフルモデルチェンジした3代目で、2022年2月25日には一部改良を受け現在の形となっています。
エクステリアは、マルチ・スズキが「見た目も個性も強い」という全体的に丸みがあるものの力強く安定感のあるデザイン。インテリアは、シンプルながら上品な印象に仕上がっています。
パワートレインには、最高出力66.62馬力・最大トルク89Nmを発揮する1.0リッター(ガソリンもしくはCNG)エンジンと、最高出力89.73馬力・最大トルク113Nmを発揮する1.2リッター(ガソリンのみ)エンジンから選択が可能。これに組み合わせるトランスミッションとしてMTまたはAGS(オートギアシフト)が選択可能です。
価格は、55万1500インドルピー(約91万円)からです。
そんな“軽じゃない”インドのワゴンRが、今回販売台数300万台を突破したといいます。
ワゴンRの販売台数300万台突破について、マルチ・スズキでマーケティング&セールス担当上級執行役員を務めるシャシャンク・スリバスタヴァ氏は、以下のようにコメントしています。
「今回の300万台突破は、ワゴンRが、インドの最も象徴的なハッチバックとして、君臨し続けていることを証明するものです。
ワゴンRは発売以来、常に進化を続け、クラストップレベルの機能、デザイン、性能で、変化するお客様の好みに応えてきました。ワゴンRは、リピーター率が最も高く、ワゴンRに乗るユーザーのうち24%のお客様が次のクルマにもワゴンRを選択しています。
過去10年間、ワゴンRは、販売台数の面でインドにおいて常にトップ10にランクインしており、過去2年間、インドで最も売れた乗用車としてのポジションも維持しています。
ワゴンRは、その大胆なデザインや、クラス最高の室内空間、実用性、信頼性、高い燃費効率で、300万世帯から信頼を得ました」
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