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アストンマーティンF1、苦戦も不満漏らさず戦い抜いたアロンソ&ストロールに感激「チームによく寄り添ってくれた」

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アストンマーティンF1、苦戦も不満漏らさず戦い抜いたアロンソ&ストロールに感激「チームによく寄り添ってくれた」

 アストンマーティンのチーム代表を務めるマイク・クラックは、ドライバーたちがメディアを通じてマシンのパフォーマンス不足をほとんど非難しなかったことに感謝の意を表した。

 フェルナンド・アロンソが表彰台の常連だった2023年シーズンを経て、2024年はアストンマーティンにとって明らかに不本意なシーズンを送った。

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 2024年シーズンのアストンマーティンの最高成績は、アロンソがサウジアラビアGPで獲得した5位。アロンソが獲得した70ポイントとチームメイトのランス・ストロールが稼いだ24ポイントで、チームはコンストラクターズランキング5位となった。

 クラック代表は2024年シーズンのハイライトについて、苦戦を強いられながらもドライバーたちが前向きだったことに感激していると語った。

「私にとってのハイライトはドライバーたち。彼らがどう状況に対処し、チームにどう寄り添ってきたかだ」

 シーズン終了後のインタビューでクラック代表はmotorsport.comにそう語った。

「彼らにとっては最も厳しい状況だったから、メディアに出て我々を非難するのは簡単なことだ」

「毎週、彼らはドライブをするが、マシンは変えられない。そのままドライブする必要があり、目の前には全てのマイクが向けられている。そして彼らは常にチームに寄り添ってきた」

「私にとってはそれが大きなハイライトだ」

 めったに饒舌になることはないが、ストロールは6月、前身レーシング・ポイント時代からチームが「ここまで進歩したのを見るのは驚きだ」と述べ、「未来のためにここにいるのは間違いない」と語っていた。

 特にアロンソは過去10年、マクラーレン・ホンダ時代を含め、チームのパフォーマンスに恵まれなかった時期が長い。

 2024年の9月、アロンソは次のように語っていた。

「チームとしては、トップ4争いに加わることができないのを受け入れることができる。彼らはトップチームだし、僕らのはるか前にいる」

「現時点で、後ろはウイリアムズ、ハース、RB。もう少しハードルを上げる必要がある」

 しかしアロンソは「F1では奇跡があまりない。忍耐強くある必要がある」と語り、現実的な姿勢を取っている。2026年にはF1が大きなレギュレーション変更を迎え、アストンマーティンは新たにホンダとタッグを組み、伝説的なレーシングカーデザイナーであるエイドリアン・ニューウェイも加わる。アロンソは新時代のF1でより良い日々が訪れるかもしれないという期待を抱いている。

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