年内残り約2か月も、まだまだ注目ニューモデルが続々登場!
コロナ禍に揺れた2020年も、早いもので11月と12月の2か月あまりを残すのみとなった。
ついに実車登場! 日産 新型マグナイト世界初公開&来年発売決定!!
今年は、2月にトヨタ ヤリスとホンダの新型フィットが登場。また、トヨタ 新型ハリアー、日産 新型キックス、ダイハツ タフト、トヨタ ヤリスクロスなど、SUVも新型車・フルモデルチェンジ車が相次いでデビューした。
しかし、残り2か月も大物新車が続々登場。すでに年内のフルモデルチェンジが公表されているモデルに加えて、マイナーチェンジも含めて遠藤徹氏が独自取材で掴んだ最新情報をお届け!
文/遠藤徹
写真/HONDA、TOYOTA、NISSAN、SUZUKI
CG/ベストカー編集部
【画像ギャラリー】今年も残すところあと2ヶ月! しかし新型ラッシュは終わらない! 新型車もマイチェンもまとめて見る!
まだまだ2020年内にフルモデルチェンジ車スタンバイ
■ホンダ 新型N-ONE/11月発売予定
ホンダ N-ONEは10月下旬から先行予約を受付、11月にも発売される見込み
フルモデルチェンジを実施するのはホンダ N-ONEとトヨタ MIRAIは確実で、この他濃厚なのは日産 ノート、スズキ ソリオが有力となっている。
N-ONEは11月にも発売される見込み。扱うホンダカーズ店では10月下旬から先行予約の受付をスタートさせる。
店頭には簡易パンフレットを提示し、来店客に配布している。掲載している写真を見ると、どこが変わったか見分けがつかないくらい同じようなエクステリアデザインで仕立てているが、中身はフルモデルチェンジだから、全くの別物と説明。
パンフレットでは、
1.ホンダセンシングを全タイプに標準装備
2.軽自動車初のLEDデイタイムランニングランプ搭載
3.ホールド性の高いセパレートシートを採用
4.RSに軽自動車初のFFターボエンジン&6MTを搭載
の4点を掲げている。
グレードは「オリジナル」、「プレミアム」、「プレミアムツアラー」、「RS」の4タイプ。
「RS」は、オリジナルに加えてRS専用ステアリングホイール、LEDフォグライト、RS専用エクステリア、本革巻セレクトレバー、本革巻MTシフトノブ、15インチアルミホイールなど。当面は1.9%残価設定クレジットを設定し、拡販攻勢をかける。
■トヨタ 新型MIRAI/12月9日発売予定
燃料電池車であるトヨタ MIRAIは現行型のFFからFRに変更され、4人乗りから5人乗りに切り替える
燃料電池車である新型MIRAIは、12月9日の発表、発売となる。
次期型はサイズアップして上級シフト、FFからFRに変更し操作性を向上、4人乗りから5人乗りに切り替える。
ボディサイズは全長4975×全幅1885×全高1470mmで、従来モデルに比べてそれぞれプラス85mm、プラス70mm、マイナス65mmのワイド&ローなプロポーションで仕立てる。ホイールベースは2920mmで140mm延長。
JC08モードによる航続距離は、約30%向上するので従来の650kmから845kmとなる。実測値に近いWLTCモード換算では700km程度になる見込み。1回あたりの水素充電期間は3分程度。
水素ステーションは2016年3月時点で全国38基だったものが2020年7月時点では157基となっている。2025年には320基まで拡大する予定である。
車両本体価格は700万円程度だが、国の補助金は200万円程度が支給される見込みのため実質負担は約500万円になりそうだ。
噂の新型ノート&ダークフォースも年内ギリギリで発表か
■日産 新型ノート/12月下旬登場予定
日産 ノートの次期型はまだ明確になっていないが、5ドアハッチバックを継承したキープコンセプトのモデルチェンジになるとみられている(画像はベストカー製作のCGイラスト)
日産の次期型ノートは、12月下旬のフルモデルチェンジが販売店に伝えられている。
次期型の商品内容はまだ明確になっていないが、5ドアハッチバックを継承したキープコンセプトの世代交代であることは間違いない。ボディサイズも現行の全長4100×全幅1695×全高1520mmはほぼ継承される。ホイールベース2600mmもライバル車との関係もあり変更ない見込み。
パワートレインは、改良型の1.2L・e-POWERが主軸で静粛性、ワンペダルの操作性を格段に向上させる。1.2LガソリンNAエンジン、同スーパーチャージャー車は存在しないとの情報もあるが、業務用・レンタカーのニーズも考慮すれば、引き続き設定される可能性が強い。
自動運転支援のプロパイロット仕様もラインナップに加わり、安全デバイスも最新ユニットが採用される。
■スズキ 新型ソリオ/12月下旬登場予定
スズキ ソリオも新型ノートと同じく12月下旬頃にモデルチェンジするとみられている(写真は現行型)
スズキ 新型ソリオも、新型ノートと同じ12月下旬頃にフルモデルチェンジするのが有力になっている。
キープコンセプトでの世代交代だが、中身は大きく変わる。新開発のプラットフォーム&基本コンポーネントを採用する。ボディサイズはほぼ現行モデルと同じ。
パワーユニットは、モーターアシストの1.2Lを大幅に改良し、モーター走行の範囲を拡大し、燃費を向上させる。モーター走行可能なフルハイブリッドは、トランスミッションを従来のマニュアルベースの5速AMTからCVTに切り替え、乗り心地の改善と燃費向上を図る。
年内に登場するマイチェン&追加モデルは?
10月15日より先行予約をスタートしている三菱 エクリプスクロスPHEV
このほかマイナーチェンジや追加モデル設定では12月中旬にホンダがN-BOX、三菱自動車がエクリプスPHEVをそれぞれ発売する見込み。
エクリプスPHEVはすでに10月15日に先行予約の受付をスタートさせている。N-BOXは内外装のデザイン変更、新グレード&ボディカラーを設定、装備の充実、安全対策の強化を図り、商品ラインアップを強化する。
12月中旬にマイナーチェンジするとみられるホンダ N-BOX。12月はモデルチェンジラッシュで良いクリスマスになりそうだ
装備は、従来の足踏み式のパーキングブレーキをダッシュボードしたに設置したプッシュ式の電子制御式に変更する。
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とにかく、日本国内で魅力を感じるクルマを発売して欲しいものだ。