10月9日、トヨタは、電気自動車「e-Palette」を発表、10月24日に開幕する第46回東京モーターショーに展示する。
e-Paletteは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)の選手村(東京都中央区晴海)で、移動用として使われる。
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e-Paletteのボディは全長×全幅×全高:5255mm×2065mm×2760mm。注目は自動運転の実現だ。高精度3Dマップや、周囲360°をつねに検知できるよう設置された5つのカメラなどによって自動運転を可能にした。
ただし、システム異常時の対応を考え、つねにオペレーターが同乗する。たとえば、自動運転システムがダウンした場合、オペレーターがジョイスティック(普段はフロント・サイドに隠されている)を操作し、車両を動かす可能性もあるという。
運転時に使うジョイスティック。普段は格納されている。緊急で車両を停める必要が生じた場合、緊急停止スウィッチを押せば、補助制動装置以外の電源供給をすべてカットし、即座に停車するという。
さらに消化器やガラスを割るためのハンマーも用意。後者は、車両が万が一横転したとき、フロント上部にあるガラスを割って脱出するためのものだ。ちなみに、自動ドアは非常用ドアコック付き。
最高速は19km/hに設定しているという。「法規の問題上、最高速が20km/hを越えると、自動運転にかんする規制が厳しくなるため、19km/hに抑えています。もっとも、動力性能的には19km/h以上も可能ですが」と、トヨタの開発担当者は述べる。
Mobility for Alle-Paletteのボディは意外なほど大きい。全長×全幅×全高:5255mm×2065mm×2760mmに達する。そして、フロント・リア対称の箱型デザインが目を引く。タイヤを4隅に置き、かつ2760mmの全高を活かし、広大な室内空間を実現したとのこと。オペレーター1名を含む最大20人が乗れる。
トヨタの開発担当者は「身長2mの人も、立ったまま乗れます」と話す。トヨタに所属するさまざまな競技の選手に乗ってもらい、テストしたという。
e-Paletteは、フロント・リア対称の箱型デザイン。給電口はリアにある。ブリヂストン社製のタイヤは、ホイール・デザインにあわせた専用デザイン。また、車椅子の乗降性も高めている。大開口スライド・ドア、低床フロア、電動スロープによって車椅子ユーザーのスムーズな乗降を実現したという。車内には最大4人の車椅子ユーザーが乗車可能。
インテリアは「Mobility for All」をコンセプトにデザインされている。身長に関係なく使いやすい手すりやシート、色弱者の人にも配慮したインテリア・カラーなどが特徴だ。
e-Paletteは東京2020大会用に10数台がつくられ、選手村内の巡回バスとして使われる。乗客は選手や大会関係者に限られるため、「一般の方々が乗れる機会は当面ありません」とのこと。
文・稲垣邦康(GQ)
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