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トヨタSUV人気止まらず ハリアー&RAV4をどう選ぶ? ユーザーの比較基準とは

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トヨタSUV人気止まらず ハリアー&RAV4をどう選ぶ? ユーザーの比較基準とは

■「RAV4」にとって新型「ハリアー」はブランド内ライバル?

 トヨタ「RAV4」は、初代モデルが1994年に発売され、その後2000年には2代目、2005年には3代目が登場。
 
 2016年から国内の販売は一時休止していましたが、2019年4月より現行の5代目が登場しています。
 
 一方で、2020年6月には新型「ハリアー」が発売されましたが、両車はサイズの近いSUVとあって、RAV4の販売へ影響しそうですが、実際にはどうなのでしょうか。

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 日本自動車販売協会連合会によると、ハリアー発売前の2020年5月期のRAV4は15位となる2382台を販売。そして、ハリアーが発売された6月には12番目となる4331台を販売しているため、一見ハリアーの登場はRAV4にあまり影響していないように思えます。

 しかし、RAV4の購入を検討しているユーザーの傾向について、トヨタの販売店スタッフは以下のように話しています。

「RAV4とハリアーを比べて検討するお客さまは多いです。RAV4はハリアーに比べ安価で、ラゲッジルームが広く設計されています。

 最低地上高の高さや角ばったザインも相まって、アウトドアレジャーを趣味にしているお客さまはRAV4を購入されます」

 オフロードでの走行を想定してつくられたRAV4は、最低地上高が190mmから200mmと高く設定されているのに対し、ハリアーは街乗りのためのモデルとしてつくられているため160mmから175mmとなっています。

 加えて、両モデルを比較してRAV4を購入するユーザーのなかには、ハリアーの納期をネックに感じた人もいるようです。

 納期はグレードやカラー、装備によって異なるようで、ハリアーの上級グレードのZや本革シートのレザーパッケージを選択すると年内に納車することは難しいとしています。

 対してRAV4は2か月から2か月半ほどとしています。こうした理由から、RAV4に心移りするユーザーもいるようです。

※ ※ ※

 現行RAV4は、近年の都会派SUVブームに逆らうように、オフロード走行も得意とする本格派テイストがヒットの要因となりました。

 その独特なポジションから、新型ハリアーへユーザーが流出してしまうケースは少なく、むしろハリアーと比較したうえでRAV4を購入する人も目立つようでした。

■なにかと話題の「RAV4 PHV」、その現状は?

 2020年6月には、RAV4の派生モデルとして「RAV4 PHV」が発売されました。PHVとは「プラグインハイブリッドカー」の略称で、外部電源からの充電が可能なハイブリッド車のことを指します。

 トヨタにはすでに「プリウス」に「プリウスPHV」が設定されていますが、人気モデルのRAV4にもPHVが登場するとあって発売前から注目を集めていました。

 そんなRAV4 PHVは発売からほどなくして販売停止となりました。その理由について、トヨタ販売店スタッフは以下のように話しています。

「販売期間の短さもあって、当店ではRAV4 PHVをお客さまへ引き渡しをするまもなく注文受付停止となってしまいました。理由はRAV4 PHVに搭載されているバッテリーの生産が追いついていないためです」

 トヨタのホームページによると、バッテリーの生産が追いつかない理由は、注文数がメーカーの想定を上回ったからとしています。

 RAV4 PHVの月間目標台数を300台に設定しているため、この数字を超えた注文があったようです。

 なお、先ほどのトヨタ販売店スタッフによると、販売再開の目処は立っておらず、少なくとも年内はこの状況が続くとしています。

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