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ヤリス首位奪還 ハリアー4位浮上! 7月登録車&軽自動車販売台数速報!

掲載 更新 67
ヤリス首位奪還 ハリアー4位浮上! 7月登録車&軽自動車販売台数速報!

 2020年8月6日、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が、通称名別(車名別)販売台数順位を発表した。

 登録車1位は1万4004台でヤリスが6月の2位から1位を奪還。2位はライズで1万2283台、3位は1万994台でカローラだった。

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 一方、軽自動車は1万6222台(対前年比67.5%)とN-BOXが盤石の1位をキープしている。2位は1万3338台(対前年比105.1%)でスペーシア、3位は1万3108台(対前年比90.3%)でタントが続いている。

 さて、2020年7月の登録車&軽自動車の詳細な販売ランキングをお伝えしていこう。


文/ベストカーweb編集部
写真/ベストカーweb編集部

【画像ギャラリー】登録車 軽自動車の新車販売ランキング&上位のクルマを写真でチェック!

登録車は1位ヤリス 2位のライズと熾烈な販売競争が続く

2020年2月に発売したヤリスは2月22位/3491台、3月3位/1万3164台、4月1位/1万119台、5月1位/1万388台、6月2位/1万967台、そして7月は1位に返り咲き、1万4004台を販売

2019年11月に発売したライズ。2019年11月は4位/7484台、12月は2位/9117台。2020年に入り、1月1位/1万220台、2月1位/9979台、3月4位/1万2009台、4月7位/5545台、5月2位/7916台、6月1位/1万2823台、そして7月は2位/1万2283台

 2020年8月5日、登録車、軽自動車の2020年7月の通称車名別販売台数が発表された。

 まず登録車のランキングから。1位は、1万4004台でヤリスが6月の2位から1位を奪還。2位はライズで1万2283台、3位は1万994台でカローラだった。

 2020年に入り、登録車の順位はライズ、ヤリス、カローラ、フィットの4強で熾烈な販売競争を繰り広げている。登録車の販売台数上位3位は、月によってはノートやフィットが食い込むが、ほぼトヨタの指定席となっている。


■2020年1月/ライズ1位、カローラ2位
■2020年2月/ライズ1位、カローラ3位
■2020年3月/カローラ1位、ヤリス3位(2020年2月発売)、ライズ4位
■2020年4月/ヤリス1位、カローラ4位
■2020年5月/ヤリス1位、ライズ2位、カローラ4位
■2020年6月/ライズ1位、ヤリス2位、カローラ3位
■2020年7月/ヤリス1位、ライズ2位、カローラ3位

3強に迫る勢いなのが新型ハリアー

2020年7月の新車販売台数は4位に食い込んだ新型ハリアー。今後生産が進めばさらに上位に食い込む可能性もある

 今回、9388台(対前年比273.3%)でハリアーが4位にランクインしたのが最大のトピックスだろう。3位のカローラには1606台という僅差だ。

 ハリアーは2020年6月17日に発売し、発売1ヵ月後の受注台数は月販目標台数3100台の約15倍にあたる約4万5000台。

 相変わらず、生産工場では休日出勤や残業を含めたフル操業で供給している状態が続いており、売れ筋モデルで納期は5カ月待ちの12月。

 最上級のZレザーパッケージやサンルーフ仕様を選ぶと2021年1月にずれ込むケースも目立ち始めているという(流通ジャーナリスト:遠藤氏)。


■2020年7月 登録車通称名別販売台数ランキング
1位:ヤリス/1万4004台(2020年2月発売)
2位:ライズ/1万2283台(2019年11月発売)
3位:カローラ/1万994台(対前年比124.2%)
4位:ハリアー/9388台(対前年比273.4%)
5位:フィット/9213台(対前年比106.3%)
6位:アルファード/8448台(対前年比135.6%)
7位:セレナ/7686台(対前年比87.4%)
8位:ノート/6730台(対前年比60.9%)
9位:ルーミー/6528台(対前年比68.9%)
10位:シエンタ/5344台(対前年比49.8%)

 他方、プリウスの14位、4654台(対前年比35.4%)、アクアの17位、3642台(対前年比37.9%)と先月に引き続き、2車種の落ち込みが目立っている。

軽自動車はN-BOXが盤石の1位をキープ

1万6222台で1位となったN-BOX。2020年1~7月の販売台数は11万7676台と前年比75.6%となっているが、2位のスペーシアは7万8661台と大差をつけているため、2020年も年間王者の座は揺るぎない

 一方、軽自動車は1万6222台(対前年比67.5%)とN-BOXが盤石の1位をキープ。2位は1万3338台(対前年比105.1%)でスペーシア、3位は1万3108台(対前年比90.3%)でタントが続く。

 2020年6月10日に発売したダイハツの新型軽クロスオーバー、タフトは6300台で8位に入った。

 タフトは発売1ヵ月後で月販目標台数(4000台)の約4.5倍にあたる、約1万8000台を受注し、現在も受注が好調だから今後はもっと上位にランクインしてくるだろう。

 タフトのライバル、2代目ハスラー(2019年12月24日発売)も8831台で5位に入り、6月の4位(7875台)に続き健闘している。最近では納期が延びて4カ月待ちの状況にあるという。

2020年6月10日に発売したタフトは6月9位/5079台、7月8位/6300台を販売

2019年12月24日に発売したハスラー。2020年1月8位/5534台、2月9位/5809台、3月6位/1万372台、4月7位/4294台、5月6位/3529台、6月4位/7875台、そして7月も引き続き好調で5位/8831台を販売


■軽乗用車通称名別販売台数ランキング
1位:N-BOX/1万6222台(対前年比67.5%)
2位:スペーシア/1万3338台(対前年比105.1%)
3位:タント/1万3108台(対前年比90.3%)
4位:ムーヴ/1万73台(対前年比97.4%)
5位:ハスラー/8831台(対前年比217.2%)
6位:ルークス/7958台
7位:ミラ/6403台(対前年比83.7%)
8位:タフト/6300台
9位:N-WGN/6169台
10位:ワゴンR/6135台(対前年比92.0%)

メーカー別の登録車、軽乗用車販売台数は?

ヤリスクロスが加わればトヨタはさらに販売台数の上位独占は盤石か

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が8月3日に発表した7月の登録車および軽自動車の販売台数も合わせて紹介しよう。

 まず、日本自動車販売協会連合会が発表した2020年7月の登録車販売台数(軽を除く)は、新型コロナウイルスの影響などで需要が低迷し、前年同月比20.4%減となる23万9355台。2019年10月の10%の消費増税以降、10カ月連続のマイナスとなった。

 新型コロナウイルスの影響が出始めた3月は、対前年比は10.2%減だったが、4月には同25.5%減、5月には同40.2%減と大幅に急減。

 しかし6月には同26.0%減と回復し、この7月には前月より5.6%改善し、20.4%減にとどまった。

 車種別の販売台数を見ると、乗用車が対前年比19.6%減の20万7473台と10カ月連続マイナス。

 内訳は、普通乗用車が同21.5%減の11万378台と10カ月連続のマイナス、小型乗用車は、同17.4減の9万7095台で、4カ月連続のマイナスとなった。

 ブランド別ではトヨタが1位で16.2%減(6月は22.7%減)の12万1943台。2位のホンダは26.0%減(6月は30.4%減)の2万5871台。3位の日産は29.5%減(6月は35.7%減)の2万3083台。微小だが、徐々に回復傾向をみせている。

 乗用車メーカーでマイナス幅が最も少なかったのはトヨタで16.2%減、次いでホンダの26.0%減だった。

 登録車のブランド別では、ともにSUVの販売が好調なダイハツが40.5%増、スズキが6.9%増とプラスだったものの、他社はいずれもマイナスとなった。


■新車登録台数ブランド別ランキング
1位:トヨタ/12万1943台(対前年比83.8%/10カ月連続減)
2位:ホンダ/2万5871台(対前年比74.0%/10カ月連続減)
3位:日産/2万3083台(対前年比70.5%/20カ月連続減)
4位:スズキ/1万0114台(対前年比106.9%/10カ月ぶり増)
5位:マツダ/1万12台(対前年比71.7%/5カ月連続減)
6位:スバル/7454台(対前年比71.2%/6カ月連続減)
7位:いすゞ/5351台(対前年比64.1%/11カ月連続減)
8位:日野/4726台(対前年比71.6%/11カ月連続減)
9位:ダイハツ/4133台(対前年比140.5%/9カ月連続増)
10位:レクサス/2849台(対前年比55.4%/8カ月連続減)
11位:三菱ふそう/2806台(対前年比77.1%/4カ月連続減)
12位:三菱/1858台/(対前年比49.3%/10カ月連続減)
13位:UDトラックス 619台(対前年比86.3%/7カ月連続減)

軽自動車もやや回復傾向に

ダイハツ好調のけん引役となっているのがタントとタフト

 全国軽自動車協会連合会が2020年8月3日に発表した7月の軽自動車新車販売台数(速報)は、前年比1.1%減の15万6991台。

 10カ月連続のマイナスにはなったものの、4月が前年比33.5%減、5月が同52.7%減と、6月が同17.3%減、そして7月には1.1%減と、徐々に回復してきており、ほぼ前年同月並みに戻った。

 メーカー別では、スズキ(11.4%増)とダイハツ(1.0%増)の大手2社とマツダ(10.8%増)がプラスに転じた。

 販売シェアではダイハツが5万2835台、前年比1.0%増で3ヵ月ぶりに首位を奪還、スズキも11.4%増と好調で、ともに10カ月ぶりのプラスに転じた。

 車種別では、乗用車が同1.7%増の12万3298台で10カ月ぶりにプラスとなり、貨物車は同9.9%減の3万3693台で10カ月連続のマイナスとなった。


■軽自動車ブランド別新車販売台数ブランド別ランキング
1位:ダイハツ/5万2835台(対前年同月比101.0%/10カ月ぶり増)
2位:スズキ/4万8754台(対前年同月比111.4%/10カ月ぶり増)
3位:ホンダ/2万6783台(対前年同月比86.2%/5カ月連続減)
4位:日産/1万7024台(対前年同月比92.8%/2カ月ぶり減)
5位:マツダ/3430台(対前年同月比110.8%/4カ月ぶり増)
6位:三菱/3182台(対前年同月比74.3%/4カ月連続減)
7位:トヨタ/2991台(対前年同月比91.2%/10カ月連続減)
8位:スバル/1987台(対前年同月比80.9%/10カ月連続減)

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みんなのコメント

67件
  • 日産/対前年比70.5%/20カ月連続減! すごいな日産、ぶっちぎってる日産。どこまで記録更新するだろう。記録更新が終了する時は、日産が終わる時かな。
  • 4位ハリアー
    6位アルファード
    利益率が高い車が上位に入るのは
    スゲーなトヨタ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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