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マツダSUV「CX-30」が馬力向上! 「SPCCI」最適化でより俊足な小型SUVに

掲載 更新 22
マツダSUV「CX-30」が馬力向上! 「SPCCI」最適化でより俊足な小型SUVに

■目指したのは「走る歓び」の進化

 マツダは昨年10月に発売したSUV「CX-30」の商品改良を実施。2020年12月17日に、一部モデルを発売しました。

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 CX-30は「いまの私たちにジャストサイズのSUV」をコンセプトに、上質なスタイリングと室内空間、気軽に出かけられる機動性、安心して運転を楽しめる走行性能を備えたSUVモデルです。

 今回の商品改良では、走行性能の向上と安全性の向上による、走る歓びの進化が図られました。

 走行性能の向上については、新世代ガソリンエンジン「e-SKYACTIV X」およびクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」搭載車のエンジンとトランスミッションの制御技術をアップデートすることで、エンジン出力が高められました。

 さらに、アクセル操作に対する応答性とコントロール性が高められ、ドライバーの意思とシンクロする走りを際立たせています。

 安全性の向上についてはクルージング&トラフィック・サポート(CTS)の作動上限速度を高速域まで拡大し、制御を最適化することで、高速道路での疲労や運転ストレスのさらなる低減を図るなど、安心感が高められています。

 これらの改良により、街中から郊外、高速道路まで、さまざまな走行シーンで、より意図したとおりにクルマが応答する、クルマとの一体感を感じることが可能です。

 商品改良の詳細は以下の通りです。

●e-SKYACTIV X:ドライバーの意図に応える瞬発力を高めた自在感を洗練

・SPCCIの燃焼制御を最適化することで、ほぼ全てのエンジン回転域でトルクと出力を向上。

・最高出力は180馬力から190馬力に、最大トルクは224N・mから240N・mにそれぞれ向上。

・高応答エアサプライの過給を緻密に制御し、素早いアクセル操作に対してより速やかに過給することで、応答性を向上。

・フロントフェンダーとリア部にe-SKYACTIV X専用のバッジを装備。

●SKYACTIV-D 1.8:ディーゼルエンジンらしいトルクフルな走りを幅広いシーンで強化

・最高出力を116馬力から130馬力に向上させるとともに、より広いエンジン回転域で力強いトルクを発揮する制御をおこなうことで、アクセルを踏み始めた瞬間の応答を大幅に改良。

・高速道路での合流・追い越しなど、アクセルを踏み増し一気に加速するシーン(3000rpmから)において、より力強いトルクを瞬時に生み出し・ディーゼルエンジンの強みであるパワフルな加速を持続的に発揮。

・ディーゼルエンジンならではの低燃費など高い経済性はそのままに、アクセル操作に対して遅れなくトルクを発揮し、ドライバーが意図したとおりにクルマが応答するように燃焼制御を見直し。

●安全装備:安全・安心の向上

・追従走行機能とステアリングアシスト機能により、高速道路や自動車専用道路の渋滞時等に運転疲労の軽減をサポートするCTSの作動上限車速を約55km/hから高速域まで引き上げ。

・マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)の加減速制御を、より人間特性に合わせて滑らかに変更。

※ ※ ※

 一部改良を受けたCX-30の価格(消費税込、以下同様)は、239万2500円から371万3600円です。

 また、2020年「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」のTOP3への選出を記念したモデルが、100周年特別記念車に設定されました。

 ボディカラーに「ソウルレッドクリスタルメタリック」が採用されているほか、専用のオーナメントが記念品として納車時に贈呈されます。そのほかの装備は通常の100周年記念車と共通です。

 100周年特別記念車および100周年特別記念車2020ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー(WCOTY)TOP3選出記念モデルの価格は、311万7380円からです406万9980円に設定されています。

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みんなのコメント

22件
  • 駄目なもんはいくら手入れても駄目だろ
  • 他のメーカーは次世代へ向かって開発を頑張っているのに、マツダだけは80年代のシステムの足踏みをしてますね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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