中古車購入 [2024.01.12 UP]
低予算でも大満足!? 高級感のあるインテリアの特別仕様車4選
暖冬とはいえ、ここ最近は凍えるような寒さが続いている。そんな日は、やっぱりクルマで移動したくなるものだ。そんな時、自室のようにリラックスできるインテリアであれば、快適さも上がるはず。ということで今回は、ほっこりできる上質なインテリアの中古車を4台ピックアップしてみた。その多くは特別仕様車として販売されたもので、現在も入手可能である。
1.マツダ デミオ テーラード・ブラウン
2016年10月に行われたマツダ デミオの一部改良とともに設定された特別仕様車が「テーラード・ブラウン」。この世代のデミオでは定期的に個性豊かな特別仕様車がリリースされてきたが、「テーラード・ブラウン」はその第4弾として登場した。ベースとなったのは、ディーゼルの「XDツーリング」と「13Sツーリング」のAT車で、ライトブラウン&ブラックの内装が大きな特徴。各所にオレンジのアクセントが加えられ、さらにキルティング加工を施したグランリュクス(スエード調人工皮革)のシートを組み合わせ、やわらかくて上質な空間を演出する。なお、足もとには高輝度ダーク塗装を施したアルミホイールも装着される。
特別仕様車ゆえ中古車物件は限られているものの、現在でも入手可能。価格帯は80万円~130万円となっており、リーズナブルなのもうれしい。走行距離は5万km以下の物件も目立つ。ベース車はガソリンエンジンの「13Sツーリング」の方が多い。
2.スズキ アルトラパン モード
ほっこり過ごせるインテリアのクルマは、軽自動車にも存在する。スズキ アルトラパンはパステルカラーの内外装を採用し、癒しのプライベート空間を演出してくれる。なかでも2018年12月に登場した特別仕様車「モード」は、大人っぽさを高めた上質なインテリアが見どころ。具体的には、シート表皮、ドアトリムクロス、フロアマットをネイビー基調で統一し、さらにブラックパールのガーニッシュやヘリンボーン模様の木目柄を取り入れたインパネにより、落ち着きのある空間を演出している。装備面では、「スズキ セーフティ サポート」の衝突被害軽減ブレーキ「レーダーブレーキサポート」、ナノイー搭載フルオートエアコン、助手席シートヒーターなどの安全・快適装備も充実している。
中古車物件は、特別仕様車のなかでは充実しており、価格帯は90万円~170万円。人気モデルゆえ値崩れしにくいモデルだが、150万円の予算があれば大半の物件がターゲットになる。100万円以下の物件はかぎられているので、コンディションを重視するなら予算にゆとりを持たせておこう。
3.日産 スカイライン 60th リミテッド
より快適なドライブを目指すなら、ミドルクラスのセダンを選びたい。ゆとりの室内、安定した走行性能など、コンパクトカーと比べて快適性はワンランク上にある。なかでもスカイラインの限定車として2016年11月に発売された「60th リミテッド」は、豪華なインテリアを備えた希少なモデル。本革にセミアニリン加工を施した高級本革シートを全席に採用し、前席はホールド性の高いスポーツシート形状となっている。また、木目の風合いをそのまま生かす塗装仕上げのオープンポアウッドを採用し、高級感を一層高めているのも特徴。スカイライン生誕60周年を記念したこのモデルならば、寒い冬でもリラックスしたドライブを約束してくれるはず。
中古車物件はそれほど多くないが、じっくり探せば見つかるはず。中古車価格帯は150万円~250万円となっており、豪華な内容に反して相場はかなり下がっている。200万円前後の予算があれば、状態のよい個体が手に入る。なお、パワートレインは2.0Lターボと3.5Lが存在するが、前者のほうが物件は多い。
4.トヨタ アルファード エグゼクティブラウンジ
多人数で快適に過ごしたいなら、ラージクラスのミニバンがおすすめ。なかでもアルファードは豪華な内装とゆったりした室内空間で人気のモデル。今回紹介する「エグゼクティブラウンジ」は、アルファードのなかでもラグジュアリー性を追求したモデルで、シート幅を約100mm拡大し、くつろぎの時間をもたらしてくれる。2017年のマイナーチェンジでは「エグゼクティブラウンジS」が追加され、こちらにはホワイトのプレミアムナッパ本革シートが採用された。乗員全員がゆったり過ごせるこれらの特別なアルファードは、究極のほっこりカーといえそうだ。
アルファードは中古車相場が高値安定だが、中古車ならば標準グレードと「エグゼクティブラウンジ」のような上級モデルの価格差は小さくなる。中古車価格帯は320万円~850万円と幅が広い。低予算でねらうなら2015年式~2017年式の前期モデルを中心に探すとよいだろう。
まとめ
同じ車種でも、グレードの違いで内装が大きく異なるケースは少なくない。また、インテリアにこだわった特別仕様車も、中古車選びでは積極的にねらいたい。新車時は高価なこれらのグレード/モデルも、中古車になると価格差は小さくなる傾向があるからだ。これから一層深まる冬の寒さも、くつろげる内装のクルマを選んで快適に過ごしたいものだ。
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みんなのコメント
1と2はわかるけど、3と4は低予算ではないと思うのですが。とくに4は中古でも300万超えで400万以上出さないと程度の良い車がない状態。
これらが選ばれるなら、MAZDA6のほうが内装だけ見れば満足行く高級感ですで、新車でも中古でも3や4よりもお買い得だと思います。
実車を見ずにネット情報だけで書いたコタツ記事ですね。