現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ハイブリッド超えの超エコ車も! 新車で買える軽自動車燃費ランキングTOP5

ここから本文です

ハイブリッド超えの超エコ車も! 新車で買える軽自動車燃費ランキングTOP5

掲載 更新
ハイブリッド超えの超エコ車も! 新車で買える軽自動車燃費ランキングTOP5

 スズキが圧倒的な強さを見せつける結果に

 燃費の良し悪しだけでクルマを選ぶなんて愚の骨頂、と昨今の燃費競走にうんざりしている人も多いかと思うが、それでもやっぱり燃費が良いに越したことはないというのは紛れもない事実。

【噂の真相】エコランは安全運転に繋がるってホント?

 そこで今回は経済性に秀でている軽自動車の中でも燃費の良いモデルをランキング形式でご紹介したい。言うまでもなく実燃費は走る環境やドライバーによって大きく異なるため、同一条件で計測されている(ハズの)JC08モード燃費の数値で順位を付けることにしている。

 1位:スズキ・アルト セダン Fを除く全グレード 2WD CVT: 37.0km/L

 ハイブリッド機構を持たない車両としては驚異的な37.0km/Lという数値を叩き出したのは、スズキのベーシックカーであるアルトのセダン(乗用)モデル。この数値はトヨタのハイブリッドカー、アクアの量販グレード「S」の34.4km/Lやノート e-POWER Xの34.0km/Lを大きく超える数値となる。

 これは、エンジンやミッションの効率を上げるという地道な努力が影響していることは間違いないが、それ以上に効いているのが、HEARTECT(ハーテクト)と呼ばれる新プラットフォームを採用し、当該グレードで650kgという驚異的な軽量ボディを実現しているところが大きいだろう。

 2位:スズキ・アルトラパン Gを除く全グレード 2WD CVT:35.6km/L

 2位に輝いたのは、1位のアルトのコンポーネンツを流用して、ファニーな内外装を組み合わせたアルトラパンだ。先代モデルの購買層が若い女性が中心だったことを踏まえ、女性ワーキンググループが携わって誕生した3代目アルトラパンは、遊び心溢れるデザインに仕上がっている。

 その結果、アルトに比べてフロントウインドウが立てられ、車両重量が30kgほど増加してしまっているが、それでもアルトのー1.4km/Lに抑えているのはさすがといったところ。

 3位:ダイハツ・ミライース L“SA III” 2WD CVT 他(OEM車含む) :35.2km/L

 スズキ一族に割って入ったのは、ダイハツ軍のミライース。先代モデルではライバルとなるアルトエコ(先代アルトの低燃費仕様車)と燃費でしのぎを削っていたが、2代目となった現行モデルではむやみな燃費競走からは一歩引いて、先代最終型と同じ35.2km/Lに落ち着いている。

 その代わり、「安心・安全」に使用できる「+αの魅力」を追求し、安全装備の「スマアシIII」の採用や、走りの質感の向上など、数値に見えない部分でのレベルアップを果たしたということで、低燃費車の新たな価値を創造しようとした意欲作と言えそうだ。

 4位:スズキ・ワゴンRシリーズ HYBRID FZ 2WD CVT 他(OEM車含む):33.4km/L

 4位にランクインしたのは、アルトやラパンと同じく新規プラットフォームを採用して生まれ変わった6代目となるワゴンR。中でも33.4km/Lの数値をマークしたのは、先代で採用されたS-エネチャージを発展させたハイブリッドモデルのHYBRID FZとHYBRID FX、そしてスティングレーのHYBRID Xの3グレードだ。

 さすがに120kg増加した車重と、明らかに空気抵抗的に不利なハイト系ワゴンのシルエットでは、ハイブリッド化してもこの数値が限界というところだろうか。ちなみにHYBRID FXよりも20kgも軽いがハイブリッドシステムを持たないFAのCVTでの数値は26.8km/Lと大きく下がってしまう。やはりハイブリッドシステムは偉大なのである。

 5位:スズキ・ハスラー X/G 2WD CVT(OEM車含む):32.0km/L 

 紹介する最後のモデルとなる第5位もスズキの車両がランクイン。5台中4台がスズキ車という、燃費の面ではスズキ無双と言えるところだろう。ハスラーは前述の3台とは異なり、一つ昔の5代目ワゴンRのプラットフォームをベースとしているため、デビュー当初は最も低燃費なグレードでも29.2km/Lという数値だったが、2015年5月の一部改良でエネチャージからS-エネチャージへと改良されたことで32.0km/Lへと大幅に燃費が改善された。

 トップ5の中では圧倒的に空力的に不利なクロスオーバーSUVスタイルにもかかわらず、この数値を叩き出すのはさすがスズキと言ったところ。なお、デカハスラーと言われるクロスビーは1リッターターボ+ハイブリッドでも22.0km/L(2WD CVT)であるから、ハスラーの数値がいかに優れているかが分かるだろう。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ついに昔の[ダイハツ]が蘇る!? [不祥事]以来変わった[社内の雰囲気]とは
ついに昔の[ダイハツ]が蘇る!? [不祥事]以来変わった[社内の雰囲気]とは
ベストカーWeb
ニューズウィーク誌が選ぶ「2025年最も期待される新型車」にベントレー新型「コンチネンタルGTスピード」が選出されたもっともな理由…とは?
ニューズウィーク誌が選ぶ「2025年最も期待される新型車」にベントレー新型「コンチネンタルGTスピード」が選出されたもっともな理由…とは?
Auto Messe Web
フィアット125周年をイタリアが国をあげて祝福、2つの特別展示会をトリノで開催
フィアット125周年をイタリアが国をあげて祝福、2つの特別展示会をトリノで開催
Webモーターマガジン
「ランクル」兄弟で最もモダンな“250”に試乗! オンロードでもオフロードでも隙がない万能モデルだ。【試乗レビュー】
「ランクル」兄弟で最もモダンな“250”に試乗! オンロードでもオフロードでも隙がない万能モデルだ。【試乗レビュー】
くるくら
「クルマの左寄せ」苦手な人が多い!? よく見えない「左側の車両感覚」をつかむ“カンタンな方法”がスゴい! JAFが推奨する“コツ”ってどんなもの?
「クルマの左寄せ」苦手な人が多い!? よく見えない「左側の車両感覚」をつかむ“カンタンな方法”がスゴい! JAFが推奨する“コツ”ってどんなもの?
くるまのニュース
文化を身近に。BMWが贈る特別イベントに名門ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団が登場!
文化を身近に。BMWが贈る特別イベントに名門ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団が登場!
OPENERS
アルピナの未来、26年「BMW傘下」でどう変わる? 高性能EV&Mモデルとの差別化を考える
アルピナの未来、26年「BMW傘下」でどう変わる? 高性能EV&Mモデルとの差別化を考える
Merkmal
全長2.5mで新車100万円級! トヨタの「斬新2シーターモデル」がスゴイ! めちゃお手頃サイズなのに「必要にして十分」の“おふたりさま向けマシン”とは
全長2.5mで新車100万円級! トヨタの「斬新2シーターモデル」がスゴイ! めちゃお手頃サイズなのに「必要にして十分」の“おふたりさま向けマシン”とは
くるまのニュース
高すぎるよぉ…! 価格が暴落したら買いたいスーパーカー3選
高すぎるよぉ…! 価格が暴落したら買いたいスーパーカー3選
ベストカーWeb
男性が乗って女性にモテるクルマTOP5は? ChatGPTに聞いて出た「ホントかよ!」な答えとは!!
男性が乗って女性にモテるクルマTOP5は? ChatGPTに聞いて出た「ホントかよ!」な答えとは!!
WEB CARTOP
悲喜交々のST-4。「複雑な気分」のENDLESS GR86と「逆に清々しい気持ち」で5連覇を逃した冨林勇佑
悲喜交々のST-4。「複雑な気分」のENDLESS GR86と「逆に清々しい気持ち」で5連覇を逃した冨林勇佑
AUTOSPORT web
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
レスポンス
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
乗りものニュース
あれぇぇ!? [ノートオーラNISMO]と[シビックRS]を比較してみると意外な結果
あれぇぇ!? [ノートオーラNISMO]と[シビックRS]を比較してみると意外な結果
ベストカーWeb
レゴ、F1全チームをテーマにした製品を2025年1月1日から販売開始。往年の名車ウイリアムズFW14Bなど“オトナ向け”製品も3月に発売
レゴ、F1全チームをテーマにした製品を2025年1月1日から販売開始。往年の名車ウイリアムズFW14Bなど“オトナ向け”製品も3月に発売
motorsport.com 日本版
ホンダが「凄い施設」を初公開! 夢の「全固体電池」実現に一歩前進!? パイロットラインを栃木で披露
ホンダが「凄い施設」を初公開! 夢の「全固体電池」実現に一歩前進!? パイロットラインを栃木で披露
くるまのニュース
ラリージャパン2024がついに走行開始。シェイクダウン1走目の最速はヌービル/WRC日本
ラリージャパン2024がついに走行開始。シェイクダウン1走目の最速はヌービル/WRC日本
AUTOSPORT web
ダイハツが新型「軽SUV」発表! 打倒「ジムニー!?」な“5ドア”モデル登場! タフすぎる「ゴツ顔×カクカクボディ」採用した“新型タフト”138万円から発売!
ダイハツが新型「軽SUV」発表! 打倒「ジムニー!?」な“5ドア”モデル登場! タフすぎる「ゴツ顔×カクカクボディ」採用した“新型タフト”138万円から発売!
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

106.5125.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

3.0308.0万円

中古車を検索
アルトの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

106.5125.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

3.0308.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村