つい先日、ベストカーWebにて現行型クラウンの受注はまだ続くという記事を公開したのですが、なんと情報が二転三転し「やっぱり新型クラウンはSUVになる」という最新情報が入ってきました!!
トヨタから販売店への通達がかなり複雑になっており、販売現場も「えっ、マジかよ!!」という感じだったそうで……。ということで超最新の新型クラウンの情報を速報でお届けします。
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現行型クラウンは3月で受注ストップが濃厚!! 純ガソリンエンジン、そしてセダンのクラウンが欲しい人は今週末にでもディーラーに行っても損はないかも!! 日本の自動車史に燦然と輝くクラウンの歴史がいよいよ新時代に突入しそうです。
文:佐々木亘/写真:TOYOTA、ベストカー編集部(CG)
■現行クラウンはもう買えない店舗も!?
新型クラウンについては現行クラウンの正常進化版という見方も強かったがやはりSUVへの道を選んだようだ(画像はベストカー編集部制作の予想CG)
2022年2月、トヨタから販売店向けの車種切り替えスケジュールに「クラウン 〇モ」の文字が突如登場した(〇モ:モデルチェンジ)。これはこれまで数々の噂が流れてきたクラウンが、本腰を入れて新型に変わるため動き出すことが明確になったと言える。
現行型のオーダーストップは2022年3月14日で確定。4月2巡~3巡目のオーダー時期となり、現行型の最終生産日は4月29日となる。各販売店に残されている現行型の配車枠は、ほぼ4月生産分しか残っておらず、その数は5台程度。現行型をどうしても注文したいというユーザーは、かなり急いだほうが良い。
現行クラウンは3月で受注ストップ。すでに店舗によってはオーダーを受け付けないところもありそうだ
新型の発売日等はまだ不明だ。メーカーサイドは生産終了からあまり時間は空けずに、新型の発表を行いたいようだが、クラウン自体も新車納期が長くなってきている中、現行型を捌ききる前に新型発表とはいかないだろう。切り替えタイミングは、メーカーも慎重に図っているようだ。
オーダー終了の話は販売店に入っていたものの、一部改良程度だと思っていたところに突然のモデルチェンジ発表。それもスケジュール表の端に一行だけ加えられたクラウンの文字に対し、トヨタ販売店の驚きは大きい。販売店は急激な方向転換を強いられた形だ。
■「セダンからのリフトアップ」「HEVのみ」という通達が示す新型クラウン像
リフトアップという文字がトヨタから通達されており、その姿はきっとこのようなルックスになるかもしれない(画像はベストカー編集部制作の予想CG)
販売開始時期は未定であるが、新型クラウンのおおよその姿は見えてきた。
販売店筋からの情報をまとめると次の通りとなる。クラウンはマイナーチェンジではなくフルモデルチェンジを行う。現行セダンのボディラインは残しつつもリフトアップが行われ、車高も高くSUVに近い見た目となる模様だ。パワートレインはハイブリッドを基軸にし、駆動方式は全てAWDを採用する。
何度かその存在を否定されてきたが、クラウンのSUV化が現実となるようだ。セダンとして、半世紀以上続いてきたクラウンが、新たな形で挑戦を続けていく。
クラウンマジェスタの後継車種の登場も確定的。2022年内登場か
リフトアップがどの程度の規模になるのか、またボディラインは現行のシックスライトキャビンを継承するのかなどの、詳細は今後判明していくだろう。
アウディQ3スポーツバックのような2.5BOX的な見た目になるのか、それともメルセデスGLEクーペのような3BOXに近いスタイルを残したまま、車高だけを若干高めに設定するのか。どういった方向性になるのかは、続報を待ちたい。
■新型クラウンと並行でアル/ヴェルなどの改良も進める
ミニバン界のキング「アルファード/ヴェルファイア」も一部改良を実施する
クラウンの他にも、4月末日までに現行型オーダーを終了する車種はある。
まずは、ハイエース。既にワゴンとTECSは現行型オーダーを終了しており、残りのバンも2月28日が最終オーダー日となる模様だ。今回の改良は、法規対応とフロントフォグランプのLED化、インテリジェントクリアランスソナーの標準仕様などを含めた一部改良となる。新型のオーダー開始は3月23日(4月1日より生産開始)となる。改良の正式発表は4月13日だ。
さらにアルファード・ヴェルファイアにも一部改良が加えられる。内容は特別仕様車のシート表皮改良、メーターリング加飾、ブラインドスポットモニターとリアクロストラフィックアラートの標準化を含めた商品改良と、同時に法規対応を行う。
現行型の最終オーダーは4月4日(既にアルファードのエグゼクティブラウンジ、ヴェルファイアはオーダー終了済)となっており、新型は4月中旬にオーダー開始(5月9日から生産開始)で、4月27日の発表となる模様だ。
オーダーストップを境に、長期化する新車納期の整理を行いたいメーカーサイド。販売店もいたずらに受注残を増やすことは得策ではない。新型の価格配信なども遅れている中、3月・4月は売りの活動が限定的になっていくだろう。
クラウンを含めて、新型モデルの登場時期が未定となっているクルマが多く、今後も情報は突然やってきて、販売店は至急の対応を迫られることが予想される。
トヨタの看板車種であるクラウンの大きな変化が起こった。それだけに、今回のフルモデルチェンジは、慎重かつ丁寧に進んでいく可能性も高い。オーナーへの周知に時間をかけ、長めの事前受注期間を取りながら、夏から秋の発表というケースもあり得ると筆者は考える。
クラウンセダンの終焉に一抹の寂しさがあるが、新たなクラウンの姿に期待をしたい。今後も、新型クラウンに関する続報があれば、随時お伝えしていく。
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みんなのコメント
楽しみにしています。
だって誰がこんなの欲しいって言ったの?
こんなの出すなら
レクサスRXやESを買えば済む話だろ。
もうさ、こう言うくだらない記事書く雑誌は要らないよ。
信頼性もない、妄想記事ばかりの雑誌は買わないし、ネットニュースも興味ない。
そして、記事を書くライターの車の知識の無さ、低レベル化も何とかならんもんかな?