新金型のピックアップとセダンは特に注目!
模型メーカーのプラッツが取り扱う海外各社の製品のうち、10月発売となる新製品についてお伝えしていこう。
完成状態をとくとご覧あれ!ハセガワ製「ケンメリGT-X」にエンジン搭載、DATSUN化!第7回【CARSMEETモデルカー倶楽部】
まずは、NASCARやインディカーを精力的にキット化しているサルビノスJRモデルズの製品から。下の画像4点は往年のNASCARで、左から
「ボビー・アイザック #71 K&Kインシュアランス ダッジ チャージャー 1971 フラットフード」
「ニール・ボネット #5 JD ステイシー レーシング 1977 ダッジ チャージャー」
「リチャード・ペティ 1976 ダッジ・チャージャー」
「デイビー・アリソン #28 ラニエ・レーシング テキサコ・ハボリン 1987 フォード・サンダーバード」
スケールはペティの1976チャージャーのみ1/25で、他は1/24。
続いては2023、2024年のマシーンの1/24スケール・キットたち。上段左から
「ライアン・ブレイニー #12 ペンゾイル メナーズ フォード マスタング NASCAR 2023 イェラウッド500 ウィナー」
「ハリソン・バートン #21 ウッド・ブラザース・レーシング モータークラフト フォード マスタング NASCAR 2023」
「ロス・チャスティン #1 ブッシュ・ライト シボレー カマロ NASCAR 2024」
中段は左から
「”カイル・ラーソン” #5 バルボリン シボレー カマロ ZL1 NASCAR 2024」
「チェイス・エリオット #9 ユニファースト スローバック シボレー カマロ ZL1 NASCAR 2024 」
「”チェイス・エリオット” #9 HOOTERS シボレー カマロ NASCAR2024 オートトレーダー・エコー・パーク・オートモーティブ400 ウィナー」
下段は左から
「ウィリアム・バイロン #24 アクサルタ シボレー カマロ ZL1 クックアウト400 ウィナー ヘンドリック モータースポーツ 40周年記念カラースキーム」
「ダニエル・スアレス #99 フリーウェイ・インシュアランス シボレー カマロ NASCAR 2024 アンベター・ヘルス 400 ウィナー」
以上はいずれも11,880円(税込、以下同様)。
下段一番右は1/20スケールのインディカーのキットで、
「パト・オワード アロー マクラーレン 2024 インディカー」
2024年シーズン参戦の、注目の若手ドライバー、パト・オワードのマシンを再現したもので、エンジンからシャシーまでパーツ化されたフルディテールモデルだ。価格は16,500円となる。
いよいよ充実するメビウスモデルのフォードFシリーズ、そしてダッジA990!
続いてはメビウスモデルの新製品、まずこのところ同社が精力的に製品化を行ってきた第四、第五世代のフォードFシリーズに新作が加わる。画像の1/25スケール・キット、
「1972 フォード F-350 レッカー 4×4 ハイサイド」
がそれである。メビウスモデルのFシリーズでは、四輪駆動仕様のシャシーはすでに1966年型や1970年型で製品化されているが、レッカー仕様(トウ・トラック)の架装は初となる。その再現ぶりは写真の通りからも分かる通り実に見事なものだ。価格は10,780円。
さらに、Fシリーズの兄弟車である「1968マーキュリーM100」も登場(写真下左)。これは本国アメリカ向けではなくカナダ向けに設定されていた車種である。価格は8,800円。
そして1965年型ダッジ・コロネットのセダンが2種発売となる。写真下中央から
「1965 ダッジ A990 スーパーストック」
「1965 ダッジ コロネット セダン」
A990とはドラッグレース向けに特化した仕様の426-cidヘミ・エンジンのコード名で、キットにはその名の通り、見事に再現された426ヘミのパーツがセットされている。もうひとつのコロネット・セダンはそのベースである素の2ドア・セダンをキット化したものだが、こちらのエンジンは同じく426-cidながら、ヘミではなくウェッジヘッドの”マックスウェッジ”がセットされている(細部の変更でプリマス用ユニットである”コマンドオ426”にもできる)。価格はどちらも8,580円。
AMTとMPCからは嬉しい再登場が続々と!
カスタム仕様のみに制作可能な、AMTの1/25スケール「KUSTOM KRUISERS」シリーズからは新製品がふたつ登場。画像左から、
「1957 シェビー ベルエア ストリートマシン」
「1970 シェビー モンテカルロ ローライダー」
いずれも1990年代に発表された新しい金型によるキット(ベルエアは近年でも古い方の金型によるバリエーション展開が並行して行われているため、混同しないよう注意)で、フレームまで別体のフルディテールモデル。どちらも新規デカールがセットされており、価格は各8,580円。
画像右は
「1969 フォード ファルコン モディファイド ストックカー」
ダートトラックレース用に大胆なモディファイを施した仕様の1969年型ファルコンで、久しぶりの再販である。価格は8,580円。
続いて左から、いずれも1/24スケールのキットで、
「グレムリン モディファイド ストックカー」
「1966 プリムス バラクーダ ヘミ・ハスラー ファニーカー」
「ダッジ ダート スポーツマン ショートトラック キットカー」
グレムリンもファルコン同様ダートレース向けにモディファイした仕様、バラクーダは車体中央に426ヘミを積んだドラッグレーサー。そしてダートだが、実車の”キットカー”とはクライスラーがプライベーター向けに販売していたレース車両のことで、その名の通りキット形態を採っており、基本のシャシーのみからボディパネルも含めたコンプリート状態まで、いくつかの仕様で売られていた。
一番右は、AMTと同じくラウンド2傘下にあるMPCのキットの再販で、
「1988 ダッジ シェルビー デイトナ」
かつてのパッケージをそのままに復刻した”レトロ・デラックス”シリーズからのリリースだが、デカールは新規デザインのものがセットされている。
価格はグレムリンとダートが各8,360円、バラクーダとデイトナが各8,580円。
イタレリからは懐かしきクワトロ!
イタリアのイタレリからは、1/24スケール・キットの
「アウディ クワトロ 日本語対訳補足説明書付属」
が発売となる。4WDスポーツカーの先駆けとして説明するまでもない名車だが、キットはかつてリリースされていたものの再販で、ハッチバック・クーペの精悍なボディからインテリア、シャシーまでが再現されており、また商品名にある通り日本語の対訳説明書が付属する。価格は7,040円。
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