Lexus IS
レクサス IS
TOM’Sチャリティーガレージセール第4弾を6月16日20時から開催、レーシングスーツやシューズが登場!
「FR」の「スポーツセダン」としての矜持
レクサスは、マイナーチェンジしたISを世界に向けて初公開した。発売は2020年秋を予定しており、価格はまだ発表されていない。
改良新型のレクサス「IS」は、20年以上にわたり磨き上げてきたコンパクトFRスポーツセダンとしての走りを重点的に作り込んだ。
パワートレインは3種類から
ボディサイズは従来比で全長が+130mmの4710mm、全幅が+30mmの1840mm、全高が+5mmの1435mm。ホイールベースは変わらず2800mm。
パワートレインは2.0リッター直列4気筒直噴ターボ、2.5リッター直列4気筒ベースのハイブリッド、そして3.5リッターV型6気筒の3種類から導入する(すべて北米仕様値)。
“足”を鍛え上げた豊田市下山の新テストコース
改良新型ISの走りを鍛え上げたテストトラックの拠点が、2019年4月に愛知県豊田市下山地区に新設した「Toyota Technical Center Shimoyama」。ニュルブルクリンクを思わせる全長約5.3kmのコースは、約75mの高低差や多彩なコーナーが設けられている、クルマにも人にも過酷なカントリーコースだ。
ここで改良新型ISは、ステアリングやペダルの初期応答などの細部を徹底的に煮詰めた。とりわけ今回は、「戻す」側のコントロール性を高めることにも焦点をあてたという。
ボディ剛性を全般にわたって向上
サイドラジエーターサポートの補強をはじめ、フロントサイドメンバーのスポット打点追加、Cピラーからルーフサイドにかけて構造を見直すなど、全般にわたってボディ剛性を向上。車両の運動性能を高めるとともに、ノイズや振動を徹底的に排除することを目指した。
2.0リッターの直4ターボには、アクセル開度から判断し、シーンに応じて適切なギヤ段を設定するアダプティブ制御を採用。ハイブリッドモデルはアクセル開度に対するエンジン及びモーターの駆動力制御を見直している。
タイヤは19インチの設定も
ショックアブソーバーのオイル流路に非着座式のバルブを設置、微少な動きに対しても流路抵抗により減衰力を発生させる「スウィングバルブショックアブソーバー」を開発。ストローク速度が非常に低くても減衰力を発揮するので、レスポンスがよく洗練された乗り心地を実現するという。
タイヤサイズは18インチと19インチをラインナップするが、19インチは特にコーナリングフォースを大幅に向上。ハブボルトを採用することで質量を減らし、締結力も強化している。
最新プレス技術を導入したエッジーなエクステリア
エクステリアのデザインは、よりクーペらしさを強調しアグレッシブさを増している。写真から見ても目を惹くのは、メリハリのある陰影がくっきりと浮かびあがるラゲッジ部のキャラクターライン。これは最新プレス技術「寄絞り(よせしぼり)型構造」が生み出した造形だ。ボディパネル製造工程において、上下方向のプレスの動きに合わせて金型が横方向からスライドする機構を追加することで、よりシャープな造形を作り出すことが可能になったという。
外板色には「ソニックイリジウム」と「ソニッククロム」という金属的な質感と光沢感のある新色2パターンを追加した。
先進運転支援システムも最新へアップデート
インテリアには、2トーン配色を設定。新たに10.3インチのタッチディスプレイをダッシュボード中央に設置し、インフォテインメントシステムはAppleCarPlayやAndroidAuto対応とした。
先進運転支援機能は、従来の単眼カメラ+ミリ波レーダーの「Lexus Safety System+」をベースに、緊急時の操舵支援や車線認識機能を向上。アシスト時の車両の挙動も見直した。交差点右折時に前方から来る対向直進車や、右左折時に前方から来る歩行者も検知対象に加えるとともに、低速時加速抑制も追加。ACC走行中の加減速や操舵支援の精度も向上しているという。
次世代レクサスに繋がっていくISの走り
レクサスの“走りの味”を作り込む匠、伊藤好章テストドライバーは次のように述べている。
「『クルマは道がつくる』という考えのもと、2019年に新設したToyota Technical Center Shimoyamaをはじめとする厳しい環境で、クルマを操る楽しさを追求し徹底的な走り込みを実施しました。数値では測ることのできない人の感性価値にこだわり、一連の運転操作のつながり、リズムなど、ドライバーの意図に忠実でリニアな操縦性を追求しています」
「乗り味をつくりこむにあたって、不快な振動や音といった“雑味”をあらゆる方向から検証。原因を突き詰めて解消するなど、クルマづくりの基本に立ち返りました」
レクサスの匠、伊藤は「新型ISの性能開発における取り組みは、次世代レクサスラインナップすべての乗り味を作る上での基盤でもある」と語る。マイナーチェンジではあるが、ほとんどフルモデルチェンジといってもいいほどの改良が施されたIS。今後のレクサスの方向性を指し示す羅針盤として、新しいISに込められたものはとても大きい。
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みんなのコメント
セダンはなかなか厳しい状況だよね
ドイツ御三家と戦えるかは市場が評価すると思う。