毎月足しげく新車ディーラーを回り、「生」の新車情報を届けてくれる流通ジャーナリストの遠藤徹氏。
今回は日産 ノート&ノートオーラを始め人気車種の納期情報や、スバル 次期型インプレッサスポーツは2023年2月登場? ホンダ N-BOXにSUVテイストの派生モデルが登場?? など、国内メーカーの旬の情報をまとめてお届け!
日産ノート&オーラは短納期? インプレッサは2月か? 国内各社最新販売状況
※本稿は2022年12月のものです。納期情報は記事執筆時のものとなります
文/遠藤徹、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2023年1月26日号
■朗報! 日産ノート&ノートオーラは2カ月以内の納車が可能!
ノート/ノートオーラは売れゆきが好調。これまでは生産が追いつかずに納期が遅れていたが、現在は2カ月待ちまで納期は短くなっている
日産のノート&ノートオーラの納期は2カ月以内と、以前よりも大幅に短縮しています。しかし日産車では、サクラ、アリア、リーフなどの電気自動車や、e-POWERを搭載する新型エクストレイルなどがオーダーをストップしたまま(2022年12月/記事執筆時)になっています。
■スバル 次期型インプレッサスポーツは2023年2月に発売
スバルは2023年2月にインプレッサスポーツをフルモデルチェンジする方向でスケジュール調整を進めています。
新型インプレッサスポーツは12月に正式発表されたクロスオーバーモデルのクロストレックと基本コンポーネンツを共用する5ドアハッチバックモデルです。クロストレックとはインナーフレーム構造を採用したプラットフォームや2L eボクサーエンジンなどを共用します。
なお、セダンのG4は新型では廃止されます。
■ホンダ N-BOXにSUVテイストの派生モデルを投入か?
ホンダは2023年秋にもN-BOXの派生モデルとして、SUVテイストの新シリーズを投入する見込みです。スズキがスペーシアギアを、ダイハツはタントファンクロスを設定してラインナップ強化を進めており、これらに対抗させる狙いがあります。
内外装にSUV風のデザインや装備を取り入れた新仕様で、これによってN-BOXシリーズ全体の売れゆきを20%程度上乗せし、軽自動車トップシェアの確保をさらに強固にしたい考えです。
■トヨタ RAV4は全モデルで受注停止になる予定
トヨタは近く、RAV4の全シリーズをオーダーストップする方針です。これまでハイブリッド車は納期が2年待ちまで長期化していたため、先行してオーダーストップしていました。
ガソリン車のほうも、2022年12月上旬での納期が2024年7月頃と長期化していて、今後はさらに遅れそうなため、全シリーズでのオーダーストップに踏み切らざるを得ない状況になっているようです。
■トヨタ ハリアーも全車オーダーストップに
トヨタはこれまでハリアーの受注については、ハイブリッドの最上級グレード「Z」を除いて注文を受け付けていましたが、全シリーズでのオーダーストップに踏み切りました。
受注残が2万台以上に達し、次のマイナーチェンジ時期まで納車ができないためです。今後2年間はこれまでのバックオーダー分を生産&納車する見通しです。
これによってトヨタブランドの量販モデルでオーダーストップするモデルは、ランドクルーザー300、ランドクルーザープラド、カローラクロス、RAV4、ハリアーの5車種となりました。
■トヨタ クラウンクロスオーバーの納期は2023年10月
トヨタが2022年7月に発表し、9月から発売している新型クラウンクロスオーバーは好調な受注台数を推移しており、この12月上旬現在の納期は2023年10月と大幅な納車遅れになる予定です。
販売会社は、受注が好調なのはいいが納車が遅れると成約者からの支払いも遅れてしまうので、頭を抱えています。
また、これまでクラウンは基本的にトヨタ店の専売でしたが、新型の販売は全店に拡大し、各店舗とも展示車や試乗車を用意しています。これらに全国約1万台分が配置されていて、受注分の納車に回せる車両が少なくなっているという事情もあるようです。
■日産 新型セレナは受注の約7割がe-POWER車
日産は11月28日に新型セレナを発表し、12月中旬に2Lガソリン車、2023年3月に1.4L e-POWER車を発売します。先行予約の受付は、11月28日から2つのパワーユニット搭載車ともスタートさせています。
販売店によると、メインで売れているのはe-POWER車で、販売構成比はシリーズ全体の70%に達すると予想しています。
ただし、e-POWER車でも最上級グレードのルキシオンは479万8200円と価格が高すぎるため、まだ全体の10%程度にとどまっているようです。
■マツダがエクステンダー式ハイブリッドを2023年春投入
マツダはエンジンを発電に使い、モーターで駆動するハイブリッドシステムを、2023年春から実用化する方向で開発を進めています。最初はマツダ2などのコンパクトクラスから市販に踏み切る方針のようです。
エンジンを発電に使うレンジエクステンダー式ハイブリッドは、日産のe-POWERやダイハツのロッキー(&トヨタライズ)はいずれも1.2Lガソリンエンジンを最初に組み合わせましたが、マツダはガソリンエンジンのほか、ディーゼルエンジンやロータリーエンジンなども発電用ユニットとしてチョイスする可能性があります。
■ダイハツとトヨタなどの姉妹車の納期に格差
ダイハツのルーミーとロッキーはトヨタなどにOEM供給している姉妹車がありますが、このダイハツブランド車とOEM車とで、納期に格差が生じています。
いずれもダイハツが生産しているので、納期はどのブランドでも同じになりそうですが、ほとんどの場合、トヨタブランド車のほうが3~6カ月納車が遅れる傾向にあります。
トヨタは受注してから生産する方式で在庫を持たないようにしていて、これをOEM車にも採用しているため、その分納期がかかるようです。
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みんなのコメント
ノートは国内専売だから早いんだって。